「また、必ず会おうと」誰もが言った。

4月23日 快晴

昨日に引き続き初夏を思わせるような陽射しの気持の良い一日でした。

考えても見れば、二十四節気によると穀雨の次は立夏、夏ももうすぐそこですね。

朝の伊川
朝の伊川

今日も朝から現場へ、

残土処分を進めている新築現場で、なんと地中から昔の建物の残骸の大きな基礎が出て来るというハプニングが発生、予定より工期がかかってしまうことの対応や、その現場の近くで着工を控えた店舗のレイアウトの打ち合せ、ひょんなコトから工務部のイッペーくんに仕事のご依頼を頂いたインテリアショップさんの事務所へのご挨拶等々、一日中ドタバタと過ごしました。

今日は(あまり好きではない)車での移動でしたが、窓を開けて走るのが気持いいこの季節だけはあまり苦に思いません。終始上機嫌で神戸の街中を走り回りました。

 

帰りの道すがら、ふと見ると、川に多くたくさんの鯉のぼりが泳いでおりました。

石井橋の鯉のぼり
石井橋の鯉のぼり

端午の節句、というかGWがすぐそこまで来ていることを実感、理由も無くなんだか楽しい気分になるものです。(笑)

 

帰社してからはご近所のお会社からご依頼を頂いた改修工事の調査に伺って、滅多に見ることの無い自社ビルを上から眺めるという機会に恵まれました。

なんと!

ずいぶん前に私が持って上がった(であろう)脚立が屋根の上に忘れさられたまま放置してあるのを発見!

すみれ事務所鳥瞰
すみれ事務所鳥瞰

早急に回収したい、というか、台風で破損したまま放ったらかしになっている屋上看板の仕様とプランを再度考えたいと思います。。(苦笑)

 

さて、お題目。

またまた、このところすっかりハマっている『喜多川泰』さんの書籍のご紹介、第3弾です。(笑)

次々とAmazonから勝手に(ではないか、笑)書籍が送られて来るので、あまり溜まり過ぎない様にと思い手に取ってみるのですが、この喜多川泰さんの本は本当にすらすらと読めてしまいます。

『読みやすい』

という価値がこんなにも重要なんだなあ、と改めて感じると共に、単に読みやすい、という事だけではなく、読みやすい、取っ付きやすい優しい物語のなかに、人生を生きて行く上での真理といっても過言でないくらいの深い示唆を与えてくれる内容になっていることに驚いています。

「また、必ず会おうと」誰もが言った。
「また、必ず会おうと」誰もが言った。

どこにでもある日常の中で、つい見過ごしてしまいそうな『あたりまえだけど大事なこと』を主人公の少年がトラブルから余儀なく始めてしまった旅を通してあぶり出し、『生きる力』とはなにか、『自分の人生』の見つけ方とは、そして人生への向き合い方を教えてくれ、考えさせてくれます。

私の勝手な評価ですと、最近非常に話題となり、すみれ事務所では課題図書としてスタッフに回し読みしてもらった『アドラー』の『嫌われる勇気』に匹敵するくらいの良書でした。

全く知らななったのですが、この物語は翻訳されて海外(台湾!)でも人気となっていたり、映画化されていたりと、非常に大きな話題になっている作品のようです。モチロン、台湾の劇場でも上映されたようですよ。

「また、必ず会おうと」誰もが言った。
「また、必ず会おうと」誰もが言った。

ストーリーについてはネタバレになっちゃうのであまり書かない方がいいとは思いますが、映画の公式サイトに載っていた程度くらいは転載しておきます。

『クラスの「浮いたヤツ」にならないよう、
僕は今日も嘘をつく。
「死ね、死ね、死ね、」と心の中で叫びながら…』

「東京は臭い。」と同級生にウソをついたことがきっかけで、一人で東京に行くはめになった高校生の和也(佐野岳)。帰りの飛行機に乗り遅れて途方に暮れている所を、空港の売店員の昌美(杉田かおる)に声をかけられ、彼女の部屋に泊めてもらう。しかし「泊めてやってるのに気が利かない」と文句を言われ、部屋の片付けをさせられるなど散々な目に。終いには酔いつぶれた昌美を介抱するうち、静岡に住む別れた夫・秋山(塚本晋也)へのお使いを頼まれる。秋山を訪ねた和也は、そこで昌美と秋山の心の傷を知る。別れ際、秋山は和也に言うのだった。
「また、必ず会おう」
熊本へと帰る道中、和也はデコトラ運転手・柳下(イッセー尾形)に出会う。下手な嘘ばかりつく和也を柳下が一喝する。「お前のウソには迫力がねえ。ウソの中に生きる覚悟がねえんならウソなんかつくな」。時に説教臭い柳下に、和也は少しずつ自分の事を語り始める…。柳下のデコトラが闇夜に輝き、いつのまにか笑顔になっている和也。しかし、その柳下にも人には語らない一人旅の理由があった…。
自分を守るための些細なウソから始まった17歳の一人旅で、和也は自分と向き合い、成長を遂げていく。 #「また、必ず会おうと」誰もが言った。公式サイトより転載

日常に追われ、人生の目的を見失いがちな私たち大人もですが、是非ともこれからの日本を背負って立つ高校生、中学生の若者に読んでもらいたいと心から思います。

まず、娘にススメてみます。

 

読んでくれるかな。。(笑)

兎にも角にも、喜多川泰さん、超お奨めです!

紹介してくださった杉田さん、ご紹介下さったマリコウベさんにも心から感謝致します!

ありがとうございました。

心謝。

「「また、必ず会おうと」誰もが言った。」への2件のフィードバック

  1. 高橋さま

    夜分遅くに失礼します。

    最近『すみれパパ日記』を読ませてもらうのが楽しい日課の一つになりました。

    恥ずかしながら今まで誰のブログも読んだことがなく、その意義を理解していませんでした。
    毎日発信するという行動が、日常の出来事に見識を深めたり、情報を広く収集したり、ぼんやりした自分の考えを明確にしたり等々、自分自身を鍛えるのにとても効果的であることが分かりました。
    改めて感謝を申し上げます。

    そして『また、かな』も読まれたと知り、更に嬉しくなりました。私も大好きな一冊です。
    お会いしてお話しできる日が待ち遠しいです。

    杉田

  2. 杉田さん

    またまたコメントありがとうございます。

    こちらこそ、杉田さんには非常に感謝をしております。私も、娘をはじめ、できるだけ多くの人に喜多川泰さんの書籍を読んでもらえるようにススメたいと思います。

    お会いできるのを楽しみにしております。
    本当に、ありがとうございました。

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