理念と経営。

4月24日 快晴

ゴールデンウィークを前にいい天気の日が続きます。

おかげさまで、大きな基礎、引き続き大量のケンチ石が出てくるという地中障害があった新築の工事現場でも撤去工事や残土処分が順調に進んでいるおかげで、工期に大きな遅れはなさそうです。

お天道様に助けられています。

地中障がい
地中障がい

 

 

今日は月に1度、大阪の阪急沿線庄内まで通う勉強会の日でした。

『理念と経営』を考える経営者の会。

雑誌『理念と経営』を読んであらかじめ配布される設問に対する答えを考え、メンバーさんと一緒に発表やディスカッションを繰り返すこの勉強会、通い始めてかれこれ6年くらいになるようです。

その当時通い詰めていた『ジェイ・エイブラハム』のマーケティング理論を学ぶ勉強会と重なるメンバーさんも多いことから、「卓越の戦略」に対する共通認識、もしくは共通言語が通じる場と言うこともあり非常にレベルの高い学びを毎回いただいております。

その雑誌の今月号の特集記事に、長崎の中村工務店の中村鉄男社長が取り上げられておられました。

株式会社中村工務店 中村社長
株式会社中村工務店 中村社長

最近、少しご無沙汰しておりますがJackと言うリフォーム経営者が集まる一般社団法人の理事を共にさせてていただいていた関係もあり、ずいぶん懇意にさせていただいています。

長崎訪問の際は是非とも行ってみたかった軍艦島にアテンドして頂いたりもしました。

中村さんその節はお世話になりました。(笑)

今回、メンバーさんから、

「友達なんやったら、お話を聴いてみたいので、是非勉強会にご招待してください。」

と頼まれていたのを、すっかり失念しておりました、、スミマセン、、

中村社長、タイミングよく大阪におられることがあれば、そのうち一度参加してみてくださいね。(笑)

 

そんなこんなで、旧知の方のご活躍をまぶしく見ながら今回も胸をえぐるような厳しく鋭い設問に対し自分の振り返りを行ってきました。

雑誌の題名『理念と経営』という言葉は人によっては反対の言葉のように捉えられます。

理想を念ずることと、利益を上げ会社を運営して行く事は相対するもの。

というパラダイム。

 

この勉強会の発足から1年と少し過ぎた頃、ある経営者が

「理念の事は散々学んだ、これからは経営のことについてもっと学びたい」

と言われてこの勉強会に来なくなりました。

その時は、若干の違和感を感じながらも私も「そうですか、」とうなずいた覚えがあります。確かに、この勉強会に参加する前は私もそのように漠然と考えていたのでした。

まずは経営をしっかりして、事業所の財務的な体力をつけてからでないと理念の実現なんかできないと。

それが、毎月いちど勉強会に参加して様々な企業の事例を読み、自分の事業を振り返り続けた結果、理念と経営の関係を全く違う観点で見れるようになりました。

いわゆるパラダイムシフトです。

理念とは、事業の目的であり、事業の運営そのもののことを経営といいます。

決して相反するものではなく、同じ方向性、根本的に同じモノだというのが現在の私のパラダイムです。

そのことに気付き、実際の事業の組み立てに取り組んで来たことで、今は全く違和感無く、理念と経営は同一だと思える様になりました。

 

そして、それはすみれのスタッフにも理解してもらえていると思っています。

たった、月に一度の勉強会。しかし、継続することで物事の見方、(パラダイム)が180度変ることがあるという事実。

多くの方にいいご縁を頂き、学ばして頂ける場があるお陰で今があり、未来が有るのだと今更ながら感謝することしきりです。

 

皆様に、心から感謝致します。

心謝。

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