5月26日晴れ
いい天気が続きます。
午前中は久しぶりに事務所でゆっくりとPCに向かって事務作業。
たまってる仕事を少しずつ片付けてました。
隣のテラスではすみれ期待の建築女子りかちゃんがテラスのウッドデッキのメンテナンスに汗をかいてありました。
慣れないペンキ塗り、どう?と聞いてみると、元気よく「楽しいです」とのこと。
やること、行くとこ、何もかも新鮮で楽しいみたいで、なんだかうらやましい気分になりました。(笑)
昼からは、NPOひょうご新民家21の総会と研修会に出席。
NPOの立ち上げから10年にわたりご尽力された大海理事長のご勇退、同年代で地域密着工務店の理想に燃える林新理事長の就任とちょっとしたドラマがあり、時代の流れというか、我々の年代がこれからの時代を担っていくようになる認識を新たにすることとなりました。
近江理事長、長年お疲れ様でございました、ありがとうございました。
林新理事長、一気の若返りと言うことで、今後いっそうの盛り上がりを期待しておりますのでよろしくお願いいたします。
私も出来るだけの協力をお約束致します!
総会の後の研修会はご近所のH建設のH社長の講演、長期優良住宅化リフォームの活用方法と事例の共有を頂きました。
長期優良化リフォームとは、既存住宅を現在新築の中心的なスペックになり普及の段階に入ったと言われる長期優良住宅と同じ性能に引き上げることを目的とした国交省の肝いりの事業で、耐震性能、劣化対策、長期保全計画をリフォームと共に行なうことで、最大200万円もの補助金が支給されるというものです。
が、しかし、既存の建物を建築基準法の1.25倍の耐震強度を持たすのは至難の業という事もあり、利用者が極めて少ない現状に合わせてもう少し軽目(耐震等級1=現行の建築基準法に合致)の基準を作って上限100万円の助成金の制度を設けられており、どちらかと言うとそちらがメインになっているのが現状です。
詳細は色々と条件がありますので、全面改装、リノベーションをお考えの方はすみれのリフォームチームにお気軽にお問い合せ頂ければと思います。
さて、お題目はH社長の話を伺っていて、なるほどな、と思ったこと。
建物の長期優良化は日本の不動産流通の枠組みを根底から見直す取り組みです。
現在の日本の住宅は、築30年も経つと建物の価値は殆ど評価されません。中古住宅の価格は土地の評価額のみで取引されています。
それにひきかえ、西欧諸国では古い建物程価値がある、という全く逆の評価で市場が成り立っており、中古住宅の流通も非常に活発です。
日本も将来的にそのようになる様に、と言うのが現在の流れであり、今がまさに過渡期です。
これから長期優良化住宅が増えて来ると、築年数が経過しても建物の評価が今の様に下がらなくなる様になってきます。
そんな風に考えると、物件によりますが、十分使える建物を土地の値段だけで購入出来るのは今だけ、と考えることが出来ます。
躯体だけしっかりしておれば、リフォームで新築と同じような性能を持たすことも可能ですし、新築で建てるよりもずっと低コストで快適な住宅を手に入れることが出来る可能性は大きいとも言えるのです。
その為の長期優良化リフォーム制度でもあるんですが。。。
とにかく、そんな場合、中古住宅の現状の性能をしっかりと見極めることが肝になります。
そんなこんなで、、すみれでは有資格者によるインスペクションのサービスを行なっておりますので、中古住宅の購入をお考えの際は、是非一度お声掛け頂ければと思います。
購入者の立場に立った診断をモットーにしておりますので、お気軽にどうぞ!
以上、久しぶりの告知でした。(笑)
おまけ、
スヤスヤ眠るにゃろ、最近とみに態度がデカくなってます。(^ ^;