7月9日 雨時々晴れ
台風来週前の台北にて。
ご縁こそが人生の宝
何とか直撃は避けれたと言いつつも、台風の影響を受けて強風、強い雨、そして思い出したかの様に晴れ間が覗くおかしな天気の一日でした。
今回の訪台のミッション、法人登記の変更手続きに伴って、銀行口座の書き換え等の為に朝から会計事務所にて打ち合せ、そして国税局へのサインアップ等、忙しい一日でした。
会計士さんが周到に準備をしていてくれたお陰で国税局で手続きはとてもスムースに終えることが出来ましたが、問題は銀行。
なんと、カウンターの前に居座って3時間もあーでもないこーでもない、と。
正直、疲れてしまいました。。
しかし、多くの方のご協力のお陰で、何とか全てのミッションを終えることが出来て、安心して日本に帰国することが出来そうです。
夜は、台湾に来る度に付き合ってくれるMaiさんと合流して、台湾の伝統料理を堪能。
堀江さん、許さんそしてMaiさん、ありがとうございました!
これからも宜しくお願い致します。
難しいからこそチャレンジ
食事をしながら様々な話をしましたが、その中で出たのが、お題目、本の話。
またまたですが、このところすっかりハマって読みあさっている喜多川泰さんの本です。(笑)
私が、右も左も分からないまま、台湾に来始めてから、もう1年半になります。
初めてとなる海外での法人登記も済ませて、この度、コレから行なっていく業務内容に合わせた登記を変更したことで、将来のビジネスモデル構築に対しての準備が整って来たと思っています。
台湾の法律、税務もやっと少し理解出来る様になって来たような、、
海外での事業展開は不慣れな上に、いわばアウェーであり、アタリマエですが全てが思い通りに順調に進むなんてあり得ない訳ですが、様々な難問、課題を一つずつクリアしていきながら少しずつその国にあった、そして必要とされる事業内容に整えていくのだと思います。
悪戦苦闘しながらも、すこしずつ人とのご縁が広がっていき、協力してくれる人が一人、二人と現れて自分では無理だ、と思えることが出来てしまったりします。諦めてしまわない限り。
振り返って考えてみれば、十数年前の私、起業した頃もそんなことばかりでした。
『福』を呼びこむ3つの在り方
考え方一つ。
人は何かを為そうと思う時、それに対する障壁が大きければ大きい程、厳しい状況に陥れば陥る程、なんとかしようと考え、行動する生き物で有り、火事場のバカ力と言われる自分でも意識出来ていなかった高いパフォーマンスを出せるもの。
そして、その必死に、真摯に苦境を打開しようとする姿は周りの協力者を得ることが出来たりします。
何事も無く、平穏に暮らす人生よりも多くの行動を生み出し、多くのご縁を頂けるのは、法則と言って良いと思います。
少し前にこのブログにも書いた『振り子の法則』がそれ。
その法則を切り口を変えて、読みやすく、面白いストーリーに落とし込んでくれているのが、喜多川泰さんのこの本です。
主人公に憑いた『福の神』は彼に次々に大きな難題を降りかけます。
売上げの低迷、大型競合店の誘致と次々に仕掛けられて本屋の経営者となった主人公は店を畳むことを決意する程。
それだけを見ると、一見まるで貧乏神のようですが、貧乏神は逆に目先に簡単に小銭を稼がせてくれる様で、「もうダメだ、」と思うくらいの難関を打破する決意をすることで、人生の成功に向けての本質的な行動を喚起してくれます。
厳しく、辛い状況が大きい程、成功へのきっかけを掴むステップになる。まさに「振り子の法則」です。
そして、福の神に憑いてもらえる人には条件があり、それは、
人知れず良いことをすること。
他人の成功を心から祝福する。
どんな人に対しても愛を持って接する。
の3つとの事。
この3つを人生を通して貫くことが出来る人には、福の神が憑いて、無理難題を山の様に持って来てくれるのです。
少し見方を変えると、『在り方』を正し、誠実に、真摯な生き方を選択から始めて、少しずつ、しかし確実に人からの信頼を得ていく、という私が塾でいつも提唱している原理原則に沿ったマーケティング理論と全く同じことを書いています。
『人生』が自分の魂を磨くことを目的とするならば、いかなる難問も喜んで受け入れる姿勢を持っても良いのかも知れません。
福の神、きっといると思います。
バッチ来ーい(笑)
高橋さん、こんにちは。
台湾のブログを楽しく
読ませていただいております。
また、喜多川泰さんシリーズのブログも
楽しく読ませていただいております。
「福」に憑かれた男、いいですよね〜。
無理難題に挑戦し、乗り越えていく
ことでしか、出来ない成長があると思います。
無理難題、バッチ来ーい!
杉田さん、いつもありがとうございます。
「福に憑かれた男」はマーケティングの書として主催する研修会で受講生に配布したいと思います。
私も経営者の端くれであり親でもあります。
教育者の自覚を持って、喜多川先生の世界を広めていきたいと思います。
有り難うございました。