8月11日 朝曇り後快晴
何でも来年から、8.11は海の日に対抗して?山の日になるとの事です。
お盆前に祝日を作ってどうすんねん、と思ったりもしますが、建築業界に祝日無しと一昔前まで言われていた慣習が身に付いてしまっているからか、そもそも、ローテーションで休みを取りながら年中無休で営業しているからか、私にはあまり関係ないような、、
あまりピンと来ないニュースでした。
8.11は原発再稼働強行の日
そんなことよりも、国民の圧倒的な反対を押し切って、川内原発再稼働を強行した日としてこれから『山の日』の度に思い出すような気がします。
原発再稼働を人の命を危険に晒すリスクとと経済効果を天秤にかけるのか、と単純な論理では済まない事ぐらい、良い歳になったオッサンにはある程度、理解が出来ない訳ではありませんが、今も尚、解決の道筋も立たない福島の惨状を目の当たりにすると、人智で対処し切れない怪物を飼いならそうとする事自体に無理を感じずにはいられません。
もう一つ、私がどうしても再稼働に納得出来ない理由は、原発の稼働を維持するには、放射能の危険に晒されながら設備のメンテナンスをし続けなければならない事。
以前から、何らかの事情で金銭的に困った人が荒稼ぎする為に『原発ジプシー』と呼ばれる、放射能の被爆に晒される作業員として全国の原子力発電所を渡り歩き、やっぱりガンを発病して亡くなるというのを身近に見て、どうしようもないやるせない気分を何度も味わっています。
設備はどのようなモノも劣化します。原子炉周辺の配管、ボルトの弛み、清掃作業、被爆量を決められながら、とはいえ、被爆の危険に晒され、人が命を削りながら作業をしなければならない環境ってあってはならないと、現場で働く立場の一人として思います。
再稼働を決めた国も九州電力の方々も防護服を着て定期的に核燃料の格納庫に入ってみたらそのヤバさを身を以て感じれると思いますが、それが出来ないなら再稼働はするべきではないのではないかと思います。
とにかく、8月11日は歴史に刻まれる日となりました。
目標達成への要は進捗確認と検証
話は変わって、、
今日は午前中は月に一度のコーチング、昼からは会計事務所さんにお越し頂いて、月次決算報告のミーティングでした。
どちらも、実務?ではありませんが、経営の根幹にかかる非常に重要な事であり、習慣です。
コーチングについてはこのブログでも何度も繰り返し紹介しておりますが、マーケティングという緊急性の低い重要な取り組みの進捗を確認し、計画を修正しながら確実に推し進めて行くにはコーチの存在は欠かせないと思っています。
しかも、気になっている、しかし忙しさにかまけて対処していない懸念事項をあぶり出し、優先順位をつけて解決へのアプローチと期限を設けるきっかけをもらえる場を持つ事で、大きな問題が起きるのを手をこまねいて待つのではなく、事前にリスクを潰す事が出来るのは、この10年間でずいぶん大きな恩恵に預かったと思っています。
今のすみれがあるのは、プロのビジネスコーチにコーチングをお願いしていたからと言っても過言ではないと思っています。
計画達成への要も進捗確認と検証
もう一つの会計士さんとの月次会計報告も、コーチングに負けず劣らず、非常に重要です。
起業して間もない頃、大先輩の経営者に毎月決算をして、会社の財務を把握しろ、と教えて頂いた事があります。
しかし、建築業の経理はなかなか複雑で、会計に対する知識が浅い私にはなかなか月次でキッチリと決算をして、財務指標からの経営環境の把握、そして経営計画を修正してアクションプランを練り直すという、経営者として当たり前の事が長年出来ずにおりました。
もちろん、顧問税理士もおりましたが、月次で過去のデーターを整理、リアルタイムで今期との比較、期の初めに立てた計画との整合を確認する煩雑な作業はなかなかやってもらうのも叶いませんでした。
しかし、昨年から新たな会計事務所をメインバンクに紹介してもらい、長年の念願である月次決算報告をキッチリと行なえる様になった事で、やっと山勘の経営から脱出する事が出来たと思っています。
しかも、安い!(笑)
若く、優秀な公認会計士ってこんなに(経営にとって)戦力になるのか、と非常に喜んでいます。
省みる事のみが人を成長、発展させる
お題目は、その会計事務所さんが持って来てくれる『月次決算報告書』の裏表紙に書かれてある『五省』の文言。
一、至誠に悖る 勿りしか
一、言行に恥づる 勿りしか
一、気力に欠くる 勿りしか
一、努力に憾み 勿りしか
一、無精に亘る 勿りしか
東郷平八郎
こんな想いを持って事業の根幹とも言うべき会計を見て頂けるのは本当にありがたい事。
ご縁に感謝します。
おまけ、
近所の理容店『フカセ』のマスターにちゃりんこ指南頂いてます。
今日の朝練は夜明け前から起き出して40km。マスター、ありがとうございます。
周りの人にお世話になってばかりです、、
感謝感謝。(笑)