PDCAからSAPDへ。

8月28日 晴れ

いい天気が続く神戸です。

今日は近所の農家さん、キャルファームさんの畑で農業実習の日でした。

キャルファームにて農業研修
キャルファームにて農業研修

残念ながら、私は普段出歩き過ぎているツケが溜まりきっており、畑に行くのは断念しておとなしく事務所でお留守番をしておりましたが、朝から畑に向かったメンバーは気持の良い絶好の青空の下、楽しく土に親しんで来たようです。

キャルファームにて農業研修
キャルファームにて農業研修

お土産に花オクラの花びらをもらって食べてみたら、思いの外美味しくて、ビックリしました。出来れば畑で土の匂いをかぎながら食べてみたかったものです。

キャルファームにて農業研修
キャルファームにて農業研修

 

 

ひと月に一度、自社の理念を振り返る日。

珍しく一日PCに向かって作業をした後、夕方からは月に一度の勉強会、理念と経営を考える経営者の会に参加しに大阪、庄内まで行ってきました。

『理念と経営』という月刊誌に取り上げられている企業事例を題材に、自社の理念、経営について深く振り返って省みる習慣です。

今回も非常に深い学びと気付きを頂くことが出来ましたが、その中で、おっ、これは!と思ったのは、福井の清川メッキという業界を代表する、と言うより日本の中小企業を代表する有名な企業の社長の言葉です。

良く企業の成長の過程にはPDCA(計画、実行、検証、行動)のサイクルを回すことが重要だと言われます。

私も、習慣化の力を使っておなじ事を繰り返しながらも少しずつブラッシュアップを繰り返すことで業務の精度が上がり、成長のスパイラルに入って行けると思っていますので、大まかにはその考え方に異存はありません。

しかし、社内での勉強会や、主宰するマーケティング塾でスタッフや参加者の皆さんに話していることは少し違います。

 

 

駆け出し経営者はもっと学べ!

私たちのようなB to Cビジネス、一般消費者と接点を持つ会社は特にですが、『企業は人なり』という大原則から見ると、まず必要なのは顧客接点となるスタッフのコミニケーションスキル、真摯で誠実な姿勢、そして人間力の向上です。

そこには必ず、『学ぶ』姿勢が必要であり、そして学び続けたことをまずは実践して行動に移さなければ学ぶ時間は単なる趣味程度の楽しみの時間になってしまいます。

学ぶこと、行動に移すこと、継続した行動に定着させるシクミを考えること、そして愚直に実践を続ける事で、企業に限らず、個人でも確実に成長のスパイラルに踏み込んで行けると常日頃から言い続けておりますし、自分自身もその考え方を基軸に今までの10数年間、事業に取り組んできました。

これって、PDCAとは少し違うよな、なんて以前からぼんやりと思っていて、上記のサイクルが回り始めた後に、検証、それに基づいた行動が必要になって来るのではないのかしら、と思っていました。

 

 

 

PDCAからSAPDへ

私たちの様な創業して20年にも満たない、社歴の若い、そして外部環境の変化が激しい業態にある企業はもっと学ぶべきで、その学びからシクミを構築してまずは一旦、ビジネスモデルと言われるカタチまで完成度を高める取り組みを行なうべきではないか、と。

清川社長メッキ社では、会社から個人まで一環してビジョンを実行する為に、「働くこと自体が学びの場であり、成長する為に働く」というスローガンを掲げて、SAPD(学び、行動、計画、実行)のサイクルを取り入れることで、小さな失敗から大きな成果を得れる様にしているとの事でした。

 

なるほど!と、これはストンと腹に落ちたし、なにも無理して、違和感を感じながら世間一般で言われる言葉に合わすことはない、自分達が思うことを胸を張ってやり続ければいいんだと、勇気を頂くことになりました。

貴重な学びの場を提供戴けている事に深く感謝しつつ、この学びを行動に移すべく、精進していかねば、と決意を新たにしながら帰途に着きました。

 

 

故嶋田社長の遺産、しっかりと受け取らせて頂いてます。

深謝。

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