信用と信頼についての考察。@創業117年のリフォーム会社

10月15日曇りのち晴れ

朝、愛犬チャックといつものように伊川の河川敷を散歩していた時は全く見えていなかった青空も、昼前には機嫌よく顔を覗かしてくれました。

今日は(祭りで湧く)ブライダル都市高砂へ。

電磁波測定依頼現場
電磁波測定依頼現場

 

財布を忘れたサザエさん的失敗。(涙、)

新築のご相談をいただいている物件の現場確認と、何かと仲良くしていただいている同業の方に相談いただいた電磁波の測定に向かいました。

せっかく高砂まで行くのだからと、(初めて!)会社訪問もさせていただき、社長にお時間を頂いて色々と情報交換などもできて良い時間を過ごすことができました。

魚橋社長、クリーミーカレーうどん美味しかったです、ありがとうございました。(笑)

残念だったのは、電磁波測定に行ったのに測定器を持っていくのを忘れたこと。
買い物に行くサザエさんじゃないんやから、と1人ツッコミを入れながら帰ってきましたが、また近いうちにお邪魔することになりそうです(笑)

柿の木
柿の木

創業117年のリフォーム会社の圧倒的強みと新たなチャレンジ

今日お邪魔した高砂の魚橋車はなんと創業117年の老舗の会社です。
地域密着どころか、地域と共に生きてきたことを強みとされて長年事業をされておられます。

私からすると、「すごいなぁ」の一言。

長年培ってきたその地にあり続けたと言う実績は何事にも変え難く、後発のどんな会社もその1点においてはどう足掻いても追いつくことはできません。
まだ創業して15年を迎えた程度の私からすると、うらやましい限りです。

しかし、長い歴史を誇っているからといってそれに甘んじていては成り立っていかないのが今の建築業界を取り巻く厳しい経営環境です。

長くやっとりゃ、えーってもんでもないのもまた真理。

老舗として圧倒的な強みを持つはずのウオハシ社の社長と専務も積極的に学びに出向き、今まで行なっていなかった不動産事業をはじめられる等、新しいチャレンジを次々と続けておられます。

長年にわたり地域と共に歩み続けた信頼と実績を誇る企業でさえ危機感を持って新しい取り組みに励まなければならない今の時代、翻って考えると我々のような社歴の浅い会社はよっぽど気合を入れねばなりません。アグレッシブに攻めの意識を持たないばならないと改めて思いました。

 

『攻め』の2つの道

そして、攻めの姿勢には2つの方向性があると思っています。

1つは外へ外へと広げていく方向。
広告宣伝に力を入れ、認知を広げ、顧客を増やし、事業所を増やし、継続的な増収増益にコミットすることを攻めの経営と言われる方も少なくありません。私もそれはそれで間違っているとは思いません。

もう一つの道は、内へ内へと深く入り込み、品質を高め、顧客に対するバリューに焦点を合わせて自分たちの存在価値を高めていく方向。本質的な価値にコミットすることによって、認知の拡大や顧客の数は自然と増えていくという考え方です。

私は、建築屋だけに何事においても、基礎を固め、土台を敷いて、その後に柱を立てて屋根をかけるといういたって建設的な思考をしてしまいます。土台を固めずにして大きな建物を立てるとちょっとしたトラブルや、外部環境の変化で全てがもろくも崩れさるとつい思ってしまいます。

 

はじめにインサイドアウトありき、の原則

そのように考えると、まず攻めるべきは社内の整備であり、法例に対する遵守であり、顧客接点の強化になります。そして、それを胸を張ってスタッフに指示できるように自分自身を攻めるべきだと思っています。

所謂、インサイドアウトという考え方になるのでしょうか。。。

スタッフと共に、一つずつの現場をしっかりと『顧客満足』という結果を残せるようにアフターフォローまでやり切る事によって、大手や、老舗の企業に負けない信用を得て、職業人として、また人間としてのあり方を見つめ直すことで人として、企業としての信頼を得続けることを目指して果敢に攻め続けたいと思っています。

 

信用と信頼こそが宝

今日は夕方から 工務部スタッフによる月次の現場精算報告会。それぞれの現場で利益を残すことは非常に重要、これが担保出来なければ企業としての存続はあり得ません。
しかしそれよりも大事な事は社の信用とそこにいるスタッフへの信頼だと意識を共有する場にしたいと思います。そして、それはただ安穏と目の前の仕事を片付けているだけで得られるモノではなく魂を込めて取り組まなければならない。信用と信頼こそが我々の宝であり、それは日々の積み重ねによって形作られるものだと。

ま、その為にはまず、自分自身信頼される人間になるべく精進しなければね、、

気張って攻めて行こ。(笑)

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