11月1日 曇り 台北にて。
昨日で10月もおしまい、今年も残すはあと2月のみとなりましたね、ほんに月日の流れは早いものです。。
当初の計画よりもずいぶんゆっくりとしたペースになっている台湾での事業が漸く新たな展開を見れそうになり、お声掛けを頂いたクライアントにご挨拶と今後の進め方についての打ち合せ。
本来はもっと早く訪台するべきでしたが、10月は何かと忙しく、月末ギリギリまで持ち越してしまいました。
台湾でもお朔日参り。
今日はお朔日ということで、台湾に初めて来た時にお参りした商売繁盛の神様?行天宮に行って、縁もゆかりも無かった異国の地で、様々なご縁を頂く事が出来た事への感謝とこれから私たちがこの地で今まで培って来た強みを発揮して、価値の提供をする事によって多くの人に喜んで頂ける様にと、お願いをして行きました。
前の事務所のすぐ向いだった事もあり、今まで何度も足を運んでいる行天宮、お朔日だから?は分かりませんがいつもにも増して多くの人々がお祈りをしておりましたよ。
大勢の人々が一心不乱に祈りを捧げているのを見て、いいタイミングで来れたのかな、(いつもながら、笑)なんて前向きに感じたり。
とにかく、誠意を持って、頂いたご縁に報える様に尽くしたいと思います。
ランニングは黙考の時間。
今日は日曜日ということで、午前中は行天宮から松山機場をぐるっと廻るいつものランニングコースを走りながら色んな事に想いを巡らせました。
私の様な神戸の片田舎の工務店経営者が海外にやって来て、まるで地元の様な安心感を感じながら、過ごせる事、縁が縁を呼び、それが仕事に結びつく、一種不思議とも思えるこの流れって一体なんやろ、と。
起業してから、長年悩み続け、片付けなければならない山の様に積み上がった大きな問題に打ちのめされそうになりながら向き合って来たのは、根本的な問題解決の繰り返しだった様に思います。
その答はシクミづくりだと今までずっと思ってきましたし、社内外に向けて提唱して来たのも、対処ではない原理原則に則った問題解決であり、その延長線上のシステム化だったのですが、台湾で新たに事業を興すにあたり重要な事はそんなことでは無かったと言うのが実感です。
何処の馬の骨か分からない私の様な人間に対して惜しみなく協力をしてくれる人達はそんなことは全く関係なく、私の一挙手一投足を見て判断するしか無かったのではないか、と。
結局は人。
『人生は魂を磨く為にある。』という言葉は日々の煩雑な日常の中では実感として持ちにくく、出家している訳でもない私ごときが声を大にして口にするのも違和感がある、というかおこがましいのが正直なところ。
しかし、人は皆、働いて価値を生み出し、金を稼いで生活の糧を得て行きて行かなければならない事を考えた時、その根源はやっぱり人の価値=魂だと思えるのです。
結局、人の生み出す価値に対して金銭が支払われるいう事を考えた時、価値を生み出す『人』の強さや深さ、そして在り方が全てではないのか、それは魂を磨く事によって担保されるのではないか、と思いました。
これを機に、自分ならではの魂を磨く方法をしっかりとまとめてみよう!と壮大な計画を打ち立てたお朔日のランニングとなりました。(笑)
ご縁に心から感謝致します。
心謝。
おまけ、
昨日はハロウィーン、日本でも近年、バレンタインデーを凌駕する経済効果と盛り上がりを見せているとのニュースが流れておりましたが、台湾でもまーまー盛り上がっておりました。
ディスプレイの蜘蛛の巣がスーツケースのコマに絡まるトラブル発生。おいおい、、
子供達もかわいく仮装。
マイさん、貴子さん、いつもありがとうございます!
おかげさまでとても楽しい時間を過ごさせて頂きました!
感謝致します。