1月12日晴れ
3連休明けの火曜日
朝からドタバタと忙しい一日になりました。朝一番は、年末に鉄骨造で事務所の建て替え工事のお声掛けをいただき、コスト面や、断熱性能、環境への負荷等を鑑みて木造建築でご提案をしてご採用いただいた案件の打ち合わせ。
すっきりとプランが固まり、良い打ち合わせとなりました。
F社長、理解ある対応を有り難うございました。
今年一発目のコーチングセッションにて、
急いで帰社した後は、今年初めてのビジネスコーチによるセッションでした。
毎年恒例、年の初めのセッションは今年1年の計画と長期的な目標について、後はそのためにクリアすべき問題点についての話をします。
年末年始に事業計画書を更新したこともあり、すらすらとスムーズなやりとりで、足元の問題についても10年来毎月コーチとのセッションを重ねているだけに、今更目新しいものもなく、後は計画を粛々と実行に移すのみ。と気持ちの良いセッションとなりました。(笑)
今日コーチにコミットした具体的な数値目標は、実は6、7年前にいつかそんな風になったらいいなぁと漠然と願望として語っていたものです。
その当時は、今のような売り上げの基盤もまだ確立しておらず、毎日必死に走りまわりながらも、どのようにしたらいいかもさっぱりとわからないまま、ただ、経営者として、安定した経営への指標は絶対に達成しなければならないと感じていたように思います。
ただひたすら、星に導かれるように目的を明確にして問題解決を重ね続けてきたことが、今になって当時は夢の又夢だったような目標に対して具体的なイメージができあがるようになりました。
1.思考しただけでは現実化しないという不都合な真実。
「思考は現実化する」とはナポレオンヒルの言葉。成功哲学として有名ですが、私は思考したことが全て現実になるなんてとてもじゃないけどありえないと思っています。
むしろ、10年続く企業が3%しかないと言われる今の時代、誰しも夢や希望を持って起業するのでしょうが、願望だけでは成功しないのが当たり前、と言うのが厳しく悲しい事実です。
社員を始め、私塾に集って下さる塾生さんや研修事業の受講生には、まず目的をしっかりと持って目標を明確にして行動すれば必ず達成できる。とよく話すのですが、思えば叶うほど世の中は甘くないし、そんなことなら10年企業の生存率は3%みたいな事にはならない、ふつーにやってたらふつーに潰れるぜ。とよく話します。
2.もう1つの冷厳で不都合な真実。
こうなりたい!と思ったことを叶えるには不断の努力を重ねたものだけが辿り着ける。ということもセットで話すようにしていますが、それには『不断』の努力を何年にも渡って継続して続けられる固い意志が必要です。そして、行動を起こさなければ何も始まらない、いくら学んだところで時間の無駄、という事も伝えるのですが、しかし、残念な事に、今日行動に移したからと言って、明日何かが大きく変わる事はありません。今日と明日は対して変わらないという不都合な真実の前に、遠い遥かな目標に対する、今の努力を中断してしまう人の如何に多い事か。
思いつき、行き渡りばったりで行動した位で何一つ叶わないという厄介な事実を乗り越えて、遠く遥かな人生の目的を目指して日々の精進を積み重ねる事が出来るものだけが思考を現実に出来るのですが・・・、
3.固い意志なんか、持ってねーよ。(涙)
最期にもう1つ。残念ながら、(私をはじめ、)鉄の様な固い意志を持っている人なんか、100人に一人もいないという事実があります。
自分自身の力で決めた事を守り通す、しかもあまり成果が見えなくても継続し続ける事が出来る人って、本当に少ないし、身の回りを見渡しても、いや、今まで生きて来た人生で出会った人全てを思い起こしても、完璧や!と思える様な人はゴクゴク僅かな本当に特別な人です。
そんな強い意志を持った人なんかそうそういないのが(認めるのは悲しいですが、)頑然たる真実です。
私はとうの昔に、自分がそんな特別な存在で自分自身の力で決めた事をやり通し、人生を切り開いて成功出来る、なんて人間ではないと自覚しましたし諦めました。
でも!助けてもらえればなんとかなる。
今日のコーチングセッションで、数年前に夢見ていたような目標を実際に手が届くところまで来たと実感出来たのは、私の中である意味、『思考が現実化した』出来事です。
それが出来たのは、言うまでもなく自分自身の力でも意志の強さでも無く、人の助けを得たからに他なりません。
共に頑張って来てくれたスタッフ、長年変わらぬお付き合いをしてくれる協力業者さん、そしてお客様のお陰なのは自明の理ですが、その中でも大きかったのはビジネスコーチに毎月欠かさず、コーチングを受け続けて来たからだと思っています。
目指すべき星を確認しながら、足元の問題に真摯に向き合い、1つずつ潰す事を繰り返して来れたのはコーチのサポート無くしてはあり得なかったと思います。
そんな自分自身の体験を鑑みて、出来るだけ多くの人と定期的、継続した交流の場を持つ事で、その人達の『思考の現実化』のお手伝いをしたいと思っています。
そして、本当に強い人は負けない人ではなく、何度負けても、何度くじけても立ち上がって再びチャレンジが出来る人。(と、ゼロワンの大谷選手が言ってました。)
ふじもっさん、復活楽しみにしています。
今年一年、気張っていきましょう!