マーケティング奥義体得の方法。

3月1日 快晴

お朔日参りは感謝の時間

今朝は毎月恒例、愛犬チャックと連れ立って近所の総社にお朔日参り。
少しばかりの賽銭を奉じて、2月中の無事に対する感謝と、今月も宜しくおたの申します。とお願いをしておきました。

先週末開催した自主上映会で上映したドキュメンタリー映画『大地の花咲き』の中で、佐々木ファームの代表がもう農家をやめようかと思う程、どん底の状態から立ち直るきっかけが一冊の本だったと言っており、(たぶん)小林正觀さんの著書だと思うのですが、その著書の中で250万回ありがとうをいうと奇跡が起こると書かれています。
その著書について以前に書いたブログ→掃除、笑い、感謝 そ・わ・かの法則。

オマケで、2012年のお正月のブログだけに、衝撃的な(佐々木健介さんそっくりな)私の写真も載っています。。笑

 

感謝の言葉が起こした奇跡を目撃

実はわたくしもその当時から、感謝を口にする数を気にしておりましたが、カウンターで数えるのに飽きてしまい、今は一日3回、食事の時にしっかりと感謝をするように心がけています。
しかし、その調子では一年で1095回、10年で10950回と死ぬまでにとてもじゃないけど250万回口にするのは無理な訳で、そんなに簡単に奇跡は転がってないと残念に思った覚えがあります。

映画の中では、作物や大地や空に向ってありがとうを言いまくる事でその数を達成されたとの事で、奇跡が起こった瞬間を体験されておられました。
ドキュメンタリー映画のそんなシーンを見て、やっぱり奇跡は起こるんや、ともう一度ありがとうを言いまくる生活にチャレンジしてみるか検討中です。

 

 

驚愕の歯科医師。

昨日のブログにも書きましたが、今年に入って自分の弱点の克服に注力しておりまして、何年かぶりに奥歯が入り、ずいぶんと調子がいいです。食べ物が食べやすいだけではなく、寝起きが爽やかというか、とにかく口の中がスッキリとストレスが無くなった感じが顕著に現れています。

その理由は通院している歯科医師が奥歯の治療と同時に他の歯の噛み合わせを少しずつ直してくれているからのようでして、これには少しビックリしてしまいました。

それは、この歯科には噛み合わせ治療というオプションメニューが有り、マーケティング的に言うと保険の利かないバックエンドの商品な訳です。それを、特にアピールする事も無く、患者に頼まれる訳でも無く、保険治療の合間に淡々とやってしまうこの先生は凄すぎる!という訳です。

 

 

マーケティングの奥義

ずいぶん以前、ジェイ復習会なるマーケティングの勉強会でご一緒させて頂いてから懇意にして頂いている、業態で言うと関西No1のシェアを誇る卓越した業績を残されているA貝社長が私の主宰する職人起業塾の懇親会に参加された時に、酔っぱらってマーケティングの奥義を口を滑らせてしまいました。(笑)

『他社のバックエンドをフロントエンドに持ってくるんが奥義やねん。』

と。すみれでもずっと以前から使っている手法ではありますが、改めてきくとなるほど、他社が稼ぐ商品、サービスを無料、もしくはサービス価格で提供するなんて、たしかに『奥義』です。

それをこの歯医者さんはこともなげにやってしまわれていた訳で、治療を受けた私としては大きな衝撃を受けました、「歯の事は一生この人にお願いしよう、」と。(笑)
まさに卓越の戦略です。

 

 

グーグル「無料送迎タクシー特許」に透ける野望

今日は事務所に籠れたので、久しぶりにメールマガジンの配信をしてみまして、その中で『奥義』について書いたのですが、配信してすぐにこんなニュースを目にしました。

 米Google(グーグル)のほか、スマートフォン(スマホ)を使ったハイヤー配車サービスを世界に広げる米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)も開発に力を入れる自動運転技術。IT(情報技術)大手の彼らはどんな未来を見通し、何を目指してこの分野に力を注いでいるのか。新規参入企業の野望を読み解く。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97209160S6A210C1000000/

(中略)これは、Googleのオンライン広告を見て実店舗へ向かう顧客に対して、無料もしくはディスカウント料金の自動運転タクシーの送迎サービスを提供するものだ。

広告を見たユーザーに対してタクシー料金を割り引くこのサービスに関して、Googleは2014年1月に米国の特許庁から特許を既に取得しており、自動運転車プロジェクトメンバーがその申請者であったとされる。

出典:日本経済新聞電子版

なんと、Googleの広告からサービスを受けようとすると、無料で送迎のタクシーを手配するサービスの特許を既に取得していて、実用化に向けて進んでいるとのこと、タクシー業界どころか自動車業界全体がひっくり返る様なこれこそ、バックエンドのフロントエンド化、マーケティングの奥義の発動です。

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Googleはマーケティング奥義の会社

そもそも、Googleと言う会社が世界的なIT会社になりえたのも、全てこの奥義を使い続けて来たからと言っても過言ではないと思います。無料検索エンジンはもとより、デスクに座ったままで世界中のどこにでも行けるストリートビューが無料なんて地図屋さんを叩き潰すどころの騒ぎではありませんでした。そう言えば、私の車にはカーナビを搭載せずにiPhoneと接続出来るオーディオだけとなっていますし。。この様に冷静に考えてみると奥義の恐ろしさが身に沁みてわかります。

 

今も昔も奥義体得は自己鍛錬しかない。

世界的な規模を誇る大企業でもこの様にマーケティング理論を駆使して新たな顧客を開拓し、市場を切り開いているのですから、私達中小企業はうかうかしていたらすぐに大きな波に飲み込まれて溺れてしまいます。私の経験則から言うと、独自の強みを見つけ、それを磨き上げることで、マーケティングの奥義は思いの外簡単に使える様になります。

あとは規模と精度の問題がありますが、コツコツと習慣化して取り組むコトと、それを常にブラッシュアップし続けることで顧客の信頼を得る事が出来る様になるのではないかと思っています。
とにかく顧客に対するバリューをしっかり見つつ、地道な取り組みを継続する事!

古人の言葉を引用すると、

千日の稽古(けいこ)を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす。

                           宮本武蔵

やはり、長い時間をかけて鍛え続けるしか無いのだと思います。
それにしても、A貝社長が(酔っぱらって)うっかりと口を滑らせたマーケティングの奥義、せっかくですから使って行きましょ!(笑)

 

 

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