乙。@へうげもの。

9月22日 秋分の日 曇りのち雨

 

新生!職人起業塾。

昨夜は職人起業塾の一般社団法人への法人化に伴う新体制の打ち合せ。
少人数体制でのスタートで、全員がまたまた忙しさに拍車がかかりそうな感じも否めませんが、来年の事業計画の骨子も固まり、いよいよ広域での活動を本格化します。

とにかく、私一人では全く出来なかったコトが、志を共にする仲間や協力者が集ってくれて、1つずつ実現して行くのは嬉しいを通り越して不思議な感じ。ご縁に心から感謝すると共に、創業時の想いを胸に私のミッションを堅実に遂行して行く所存です。

たくさんの方のご支援を頂きながらではありますが、今後、職人起業塾の活動を通して建築業界の不条理を1つでも解決したいと思っています。全国の仲間やお知り合いの方にはムリなお願いをするかと思いますが、その際は宜しくお願い致します。

 

 

天恵有り。(^ ^;)

今日は久しぶりの農作業に勤しむべく、技術指導(というより何から何まで、笑)を頂いているキャルファームに行きました。いつもの様にロードバイクを踏んで颯爽と向ったのは良いのですが、途中で雨が降り始め、到着した時はビショビショ&本降り。

土と戯れるのは諦めておとなしくハウスのトマトの収穫だけをしていそいそと帰ってくるという消化不良な感じでしたが、畑にとっては雨は天の恵み。これでいいのだ。と思い直しつつ畑を後にしました。

 

 

読書の秋。

一雨ごとに秋が深まって来る風情のこの頃。秋と言えば読書の秋ですが、そんな事とは関係なく、ワタクシ、毎晩寝る前に読書をする習慣がありまして、「もうだめ、」と勝手に目が閉じるまで活字を追う様にしています。一昔前まではビジネス書を良く読んでいたのですぐに眠たくなっておりましたが、この2〜3年は小説か伝記物ばかりを読むようになり、物語が佳境に差しかかり、面白くなると空が白々とするまで眠れなくなる夜もしばしば、、

最近はなってひょんなきっかけから、マンガの素晴らしさを再認識して、このところ枕の横にはマンガの大作が山積みとなっています。小説よりもずいぶん読みやすく、ハマった時は益々眠れなくなってしまっておりますが、面白い事は素晴らしい事、胸を躍らす間接体験を毎晩楽しみにしています。

 

へうげもの
へうげもの

へうげもの

そんな素晴らしいマンガ達ですが、現在読み進めているのも大ヒット!の名作です。(笑)
『へうげもの 山田芳裕著』で、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作と漫画界でも高い評価を得ている作品です。主人公はなんと、沓(くつかけ)茶碗で有名な織部焼の創始者、古田織部が主人公で、千利休の死後、豊臣家の筆頭茶頭にされる程、数寄者として名を馳せるにも拘らず、歴史小説では表舞台にあまり登場してきませんが、確かに信長、秀吉、家康の安土桃山時代の主人公達の側で活躍していた人物で、今までに無い視点の歴史読み物としても非常に秀逸です。

 

 

乙。

その中の一節で、古田織部が自分が『乙』である、と大いに反省する場面があり、とても印象に残っています。数寄者の頂点を目指す中、自分自身が1番良い=甲に対して2番目=乙であるという自覚と反省の弁なのですが、乙という言葉をあまり良く無い意味で使っていたのだと、恥ずかしながらこの歳になって初めて知る事になりました。

江戸では「乙だねー」という褒め言葉が日常に使われていた(落語の世界か、笑)と思っていたのでとても意外な感じがして、少しググってみると、

乙(おつ)の意味・語源・由来を解説。

乙. 【意味】 乙とは、しゃれて気が利いているさま 。趣のあるさま。粋なさま。 … この低い音が通常とは異なる調子であることから、邦楽 以外のことについていう際、普通とは違って「変なさまだ」「妙だ」という意味で江戸時代 から使われ始めた。

この頃にはマイナスの言葉で使われていたのが明治時代になって変わっていて、「しゃれている」「趣きがある」といったプラスの意味で使われる事が多くなった。

出典:語源由来辞典

とまあ、古田織部の時代からずっと後になって意味がひっくり返ったとの事で、たかがマンガといえども、こんな細かなところまで資料を調べて作品を書かれている事に驚くと共に、されどマンガ、いい勉強になったなーと喜びました。

 

 

世の中はすべからずひっくり返る。

このブログにもよく書きますし、普段から「世の中はすべからず表裏一体。」だと言うのが私の口癖で、人生はまるで振り子が触れるかのごとく陰と陽、右と左、表と裏に振り続けるものだと思っています。

『乙』と言う言葉が「いまいち」という意味から「しゃれてる」という称賛の言葉に変わった理由はよくわかりませんが、表裏一体論に照らし合わすとそれも一例なのかもしれません。

それにしても、、オレの人生の振り子、いつまでも大きく振れるよなぁ。

 

おまけ、

乙。の一文字は現代では「お疲れ様」の省略語としてインターネット上で使われるのが一般的だそうです。もうようわからん。(笑)

最後まで御読み頂きましてありがとうございました。それでは、皆様、乙。(笑)

乙。
乙。

____________________________________________

 

以下はセミナー情報等の告知です。(笑)

 

■先日出演したラジオの音声が公開されています!

職人起業塾の活動の成り立ちから塾生さんの参加しての感想など、カミカミながら一生懸命話してますので、良かったら来てみて下さい。ちと恥ずかしいですが。。
ナカジュンのアップデート→http://goo.gl/hp4EKp

 

■理念再考、構築のグループコーチングのワークショップ受け付けています。

使える経営理念を作り上げる!をテーマに少人数でも出張開催も行いますし、すみれ本社開催でよければリーズナブルな金額で承ります。お問い合せはメール、コメント、fbメッセンジャー等、何でも結構ですのでお気軽にご相談下さい。
お問い合せメールはこちら→http://sumireco.co.jp/question.php

 

■京阪神版職人起業塾6ヶ月コース第4期、第5期募集スタート!

職人起業塾の従業員さん向け半年15回の研修コースは来年開催の第4期、第5期の開講準備に入ります。すこしでもご興味がお有りの方はお気軽にまずは一度お問い合せ下さい!

【2017年1月開講予定四期生募集にご興味がある方はこちらまで、】
http://keihanshin-mokuzou.jp/shokunin/index.ht

 

■fbでも健康的な?ラーメン情報など(笑)、リアルタイムな情報を発信しています。

良ければ繋がって下さい。
ただ、承認するとヤバそうな怪しげな友達申請も多いので、必ずコメント付きで申請をお願いします!リクエストを頂ければ、非公開ページの『fb版職人起業塾』へのご招待も致します!
https://www.facebook.com/takeshi.takahashi2

■絶賛発売中!『書籍 職人起業塾』のご案内

不肖、ワタクシ高橋が初めて上梓した志を実現する為のインバウンドマーケティングの実務書、『書籍 職人起業塾』は品薄につきAmazonではプレミアがついて定価1650円がなんと!3960円で取引されています。Amazonも有名書店も売り切れ続出ですが、現在は少し在庫がある様です。今なら定価でご購入頂けますよ!

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4862504183/ref=sr_1_1_twi_tan_1_olp?ie=UTF8&qid=1457847587&sr=8-1&keywords=職人起業塾

 

■『職人起業塾通信』をメルマガで配信しています!

日常の中で気付いたマーケティングについての解説や実践するためのヒントを(不定期&低頻度ですが、、)メールマガジンでも配信しています。
決して建築業界だけに当てはまる理論ではありませんので、良ければ登録してみて下さい。モチロン、登録は無料です。
【職人起業塾通信】→https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

 

■モノからコトへ!より良い暮らしのご提案『すみれ住まいの学校』イベント情報

すみれスタッフが手塩にかけた野菜の収穫祭、リリースしました。詳しくはこちらhttps://www.facebook.com/events/535574649985137/

http://sumireco.co.jp/life-school.php

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください