「割り切りは魂の弱さである」亀井勝一郎の至言。

平成30年9月4日 台風直撃暴風雨

嵐の前の静けさ。

「今年は台風の当たり年」なんて気軽に言えないくらい、深刻な被害が続いている神戸では台風21号の直撃でハーバーランドモザイクが高潮で水没したとのニュースが飛び込んできました。これ以上、大事にならないように祈るばかりです。実は神戸では朝のうちはまだ雨風がなく、穏やかないい天気でした、いわゆる、嵐の前の静けさというのでしょうか、本来、火曜日の朝は倫理法人会の朝活なのですが、今回の台風の直撃を受けて早々に中止が決定、いつも通り目を覚まして朝の時間を持て余した私は週末に積み残していたランニングの習慣のツケを払うべく朝からいつもの太山寺までの10キロラン、気持ちの良い汗を流してから台風を迎えました。(笑)

台風21号直撃!

今回の台風の直撃で、1番感じたのは世間全般的に備えるのが早いというか、早々に判断を下す意思決定の迅速さです。代表的なのはJRの運休決定で、天気予報が大型の台風直撃が避けられないと報じた時点で、早々に運休の決定を下しリリースしました。近年、自然災害が起こるたびに帰宅難民が駅のホームに溢れると言う現象が繰り返されていただけに賢明な判断と言えるのでしょうし、人間の力では抗うことのできない大自然の猛威の前にひれ伏すしかないのはわかります。トラブルを回避したいのは重々承知、人命第一の観点からすると安全過ぎるくらい安全な判断を下すのは決して悪いことでは無いと思います。しかし、、それにしてもあまりにもさっぱりとした割り切りで運休、中止、休業の判断をするのはなんとなくしっくりこないと言うのが正直なところで、もう少し悩み考え迷っても良いのではないかと思ってしまいます。

「しょうがない」の連鎖。

電車が動いていなければ出勤もできないのも当たり前、工事の工期も延びて当たり前、こんな天気だから会社は休みにするのが当たり前、一切の業務を止めても当たり前。しょうがない事は確かにありますが、あまりにも安全側に立って早々に諦める風潮が世の中に蔓延してしまうのはなんだか少し怖い気がします。すみれは車通勤のスタッフが多いこともあり今日も平常営業で、お客様からの台風被害の連絡に対応しておりました。雨漏りがしていると連絡があっても暴風雨の最中、処置をしに行くわけではありませんが、それでも電話を受け付けるだけで少しはお客様も気持ちが落ち着かれるようです。ちなみに、屋内工事の現場も動いており、その中で明日必要な部材が届いてないと言う連絡が入りました。商社との連携がうまくいっていなかったようで、その対応に担当者に連絡をとってみると、今日は関係各所連絡も取れないので何もできませんとあっさりさっぱりとした返答が返ってきたとの事で、「どうしようもないですね、」とスタッフから報告が上がってきました。結局、納期遅れによるしわ寄せをお客様に負担してもらいますという意味です。

やれるならさっさとやれよ、という心の声。

現場の実務については担当者に任せているし、あまり細かな事に首を突っ込んだりしないようにしていますが、あまりの諦めの早さに違和感を感じて商社に連絡をとってみたところ、担当者は台風で自宅待機、何にもできません、との事。事の重大さを説明すると、別の部署の上長が事業所に詰めているとの事で、そちらに担当窓口を変えてもらい、やり取りしてみるとやっぱり今日は台風の影響で関係各所連絡が取れない、なんの答えも出せないとの事でした。それでも根気よく、これまでの発注書に納期を書いて送っていた等の経緯とお客様に迷惑をかけるわけにはいかない旨を説明すると、「わかりました、裏技を使ってなんとかしてみます」とほんの10分ほどで十分納得できる回答を持って連絡を下さいました。台風で大変な中、無理を言って申し訳ないという気持ちもありますが、在庫の確認と納期の返答くらい台風と関係ないやろ。という気持ちは正直否めず、台風直撃やからしょうがない。という風潮が蔓延している影響ではないかと訝しんでしまいました。
ま、終わりよければ全て良しなので、いつまでも根に持って悪い印象を持ち続けるようなことはありませんが、割り切りが早い人や会社って一緒に仕事をする上でよく注意をしておかなければならないと思った次第です。

ギリギリの美学

「割り切りは魂の弱さである」という至言は大正~昭和に活躍された辛口文芸評論家の亀井勝一郎さんの言葉です。私は5年ほど前にその至言に触れる機会があり、ずっと胸の奥にこびりついたまま今も離れません。人が最後の最後まで悩み、悩み、苦しんだ結果の判断は無条件で受け入れますが、考える猶予があるにも関わらず、めんどくさいから、という理由だけではないかも知れませんが早々にスパッと割り切って下された判断については、残りの選択肢についての可能性を質さずにはいられませんし、自分自身でも困難に向き合った時ほど、できるだけあらゆる可能性を検証して最終の選択を下したいと思っています。そのお陰で、「絶対に無理」と諦めかけた事がひっくり返った小さな成功体験も数多く持っており、それが染み付いていつもギリギリセーフを繰り返す、ギリギリの美学を持っているといって揶揄されることもありますが、出来る事がまだあるのを捨てて割り切ることだけはしたくないと思っていますし、お客様との信頼関係を構築してきたのは常にあらゆる可能性にチャレンジする姿勢を評価してくださってのことも少なくないと思います。とにかく、早々に割り切っちゃう今の世の中の風潮とは全く逆の発想かもしれませんが、人生はあくまでも魂を磨く修行の場、最後の最後まで粘る根性は持ち続けたいと思います!

_____以下は告知です!_____

【締め切り間近!大阪開催 残席4名になりました!】

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆書籍「職人起業塾」(第2刷)絶賛発売中

品薄でご迷惑をおかけしていた(6ヶ月研修のテキスト本でもある)書籍「職人起業塾」も重版から日が経って漸く流通が復活する様になって来ました。最近はAmazonでも定価で買える様です。私の希望では出来ましたら、Amazonのカートに入れて、近所の書店で取り寄せて頂くのがいいかと思います。地域ビジネスの本だけに。(笑)
もちろん、私にお声がけ頂いても送料無料でお送り致します!

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

Xデザイン学校2018 #04 質的調査合宿 day1

平成30年9月1日 雨のち曇り

 天恵のお朔日。

昨夜未明から激しく降り出した雨は明け方前になって更に激しい雷雨となりました。なんでも秋雨前線が日本列島に停滞しているらしく、叩きつける様な雨音と雷鳴にいつになく目を覚ましてしまい、おかげで今朝も朝起きができました。まだ暗いうちから、台風がこなくてもいつ災害が起こるかわからない最近の気候変動に少し恐怖を覚えつつも窓から吹き込んでくる涼しい風を喜びながら朝の筋トレに精を出し、アイドル犬チャックとのお散歩にお朔日参りとサクサクとルーティンをこなして良い一日の、一月のスタートを切ることが出来ました。

豊かな暮らし」のフィールドワーク。

今日は京都にてXデザイン学校の研究生として観察、調査のフィールドワーク。テーマは「豊かな暮らし」で、私達のチームが研究している「建築×UX」を具現化するサービスデザインのヒントを探しに京都の街を歩き回り、なかなか見つけられないでいる今後ボリュームゾーンとして踊り出してくる新しい価値観を持った若い人達が持っている「住まい方」に対する潜在的なニーズ、もしくは問題をあぶり出す糸口を見つける作業を行いました。今回は四条からスタートして大宮のクマグスクというアートホテル、昼には三条商店街の本格派小籠包ランチと中川社長が展開されているオーガニックジェラートを楽しんで、全国の作家さんの器を集めて販売している食器屋さんへと、感度の高い女性が好む場所を巡って、そこでの行動観察を元に「家を持ちたいとは微塵も思わない」という女性の志向、潜在的なニーズを探ることになりました。

バイアスよさらば。

昨日のブログにも書きましたが、私が長年どっぷりと浸かってきたマーケティング思考から次のステップに進むには、USPなどと言う今持っているリソースからの発想を転換する事が必要で「モノからコト」への移行は元より、一旦、バイアスがかかりまくった思い込みを捨てて、次世代の住宅ユーザーを真っ直ぐにみて観察、調査を行う必要があると思っていて、その意味では今日のフィールドワークは実践のまたと無い絶好の機会でした。UXを学び初めて3年目にしてやっとバイアスを捨てる重要性と方法論が少しずつ理解出来てきた様に思います。とは言え、長年染み付いた思考の順番や枠組みがそんな簡単に変えられるわけも無く、今日も私が口を挟む度に間違った方向とまでは言いませんが、既存の考え方に戻るような意見になってしまったようで、優秀で若いデザイナーさん達にたしなめられる事もしばしば、、なかなか分かったからと言ってその通り出来るとは限りませんね。。

事例の概念化の訓練。

フィールドワークでの行動観察の結果を踏まえて、各シーンでの記録をグルーピングして共通の概念を抽出、またそれぞれの関係性を明らかにしていく事によって潜在的なニーズや解決されていない課題があぶり出され、提供すべきソリューションやサービスを考案する糸口を見つける。それを手繰り寄せて、新たなサービスデザイン、そしてビジネスモデルを生み出すというこのワークは非常に実践的で、UX(ユーザーエクスペリエンス)視点、その考え方を理解するにはとても有効だとは思います。が、実際に行ってみると本当に難しく、講師の浅野先生はバイアスを排除して「無」になって観察調査を行え、と言われますが、修行僧でもない私がいきなり頭を空っぽにして目の前で起こっている事象や状況に向き合い、不思議に思った事、理由がわからないと感じた事に対する問いを立てるなんておいそれとできるものではありません。今日も随分と頭を悩ます事となり、まるで迷路に迷い込んだが如く行き詰まり、思考の行ったり来たりを繰り返してしまいました。多分頭のてっぺんから煙が出ていたと思います。

消化不良のまま、day1終了。

フィールドワークを終えて研修会場に戻り、調査結果の分析を行ってみたところ、あれこれと迷走を繰り返し、結局、グルーピングを行うのが関の山で、実業において使えるようなアイデアを生み出すきっかけを掴むどころかカリキュラムの進行通りにさえ辿り着かない情けない結果となってしまいました。明日は今日グルーピングを行った行動観察から得たデータを下にして導き出した概念をパターンとして認識し、そのパタンを利用したサービスデザイン、ビジネスモデルを考案することになっています。このままではまずいと焦りもありますが、私たち研究生チームはワークショップの練習をしているのではなく、リアルにビジネスに使えるサービスデザインを模索しており、その意味ではいまいち納得できていないものをそのままスルーして次のステップに進むわけにはいきません。その辺はチームメンバーの皆さんも十二分にご理解してくれているようで優秀なメンバーに恵まれたことを感謝するばかりです。とにもかくにも今日のフィールドワークの結果は明日のまとめのワークショップ次第、私なりの感想や気づきは月曜日のブログでまとめてアップしたいと思います。チームメンバーのみなさん、引き続きよろしくお願いいたします。

_____以下は告知です!_____

【大阪開催 残席6名になりました!】

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆書籍「職人起業塾」(第2刷)絶賛発売中

品薄でご迷惑をおかけしていた(6ヶ月研修のテキスト本でもある)書籍「職人起業塾」も重版から日が経って漸く流通が復活する様になって来ました。最近はAmazonでも定価で買える様です。私の希望では出来ましたら、Amazonのカートに入れて、近所の書店で取り寄せて頂くのがいいかと思います。地域ビジネスの本だけに。(笑)
もちろん、私にお声がけ頂いても送料無料でお送り致します!

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

LIFEWORKを再定義してみる。

平成30年8月27日 快晴

今週は丹波からスタート。

相変わらず夜明け前に朝靄に煙る丹波、春日の大路地区の古民家にて起床、朝っぱらから高速道路を飛ばして帰ってきました。今日は午前中にお義父さんの百カ日、卒哭忌の供養と墓苑に行っての納骨式があり、昼からも着工前の現場打合せやNPO活動の会議などスケジュールがパンパンに詰まっており、本来、昨夜は丹波泊ではなく、早々に帰宅しておくべきでしたが、満を持して開催した丹波発「古民家から再生プロジェクト」のキックオフ パーティーが大いに盛り上がることを想定して、(篠山のクラフトビールがどうしても飲みたかったし)古民家に宿泊することにしました。広間に子供達と一緒に座布団を並べての雑魚寝でしたが、夜半から朝露が落ちてきて肌寒いくらいの凛とした空気に触れて田舎暮らしの良さを改めて感じることができました。これからは丹波に頻繁に泊まることになりそうです。(笑)

古民家から再生プロジェクトキックオフパーティー

昨日の丹波でのキックオフイベントは地元の人たちはもちろんですが、遠くは京都、奈良、姫路など関西圏各地から大勢の人に集まっていただき、総勢70名を越す大所帯でのイベントとなりました。そもそもはこれから始まる「古民家から再生のプロジェクトに協力、協賛、共感してくれる仲間を増やしたいと言う趣旨で立ち上げたイベントですが、集客は Facebookで告知をした程度の広報しかしておらず、内容を把握して参加された方はそんなに多いわけではなく、「なんとなく、楽しそう」と、興味があるキーワードに つられてきたと言う方が多く見られました。そのワードは「古民家再生」「DIYリノベーション」「ジビエBBQ」「地ビール」「無農薬野菜」等々、人によって様々ではありますが、私たちが大好きで大切にしたいと思っている価値観に沿った共感を得られたのだと非常に嬉しく思いました。

古民家から再生

そんな(ただでさえ暑いのに)大勢の人たちの熱気で溢れ返った古民家の広間で、まず初めに今回のプロジェクトについての説明を自然食レストラン「三心五観」のオーナーでもある藤本さんが、これまた熱く語られました。「今回のプロジェクトは単なる古民家再生ではなく、もう少し多くの意味を持っています。わざわざ古民家「から」再生プロジェクトとネーミングをしているのは、それはただ単に建物をリノベーションして再生するだけではなく、そこに携わる「人たち」の再生や、地域との連携を深めることで日本の各地方で抱えている地方の衰退に歯止めをかける「地域再生」「地方再生」そして多くの人と価値観を共有することができて、多くの共感を得て再現性のあるビジネスモデルになったなら自立循環型の社会への移行、「日本再生」に繋がれば良いと思っています!」と、スケール感の大きな話を絶妙な自虐ネタなども挟んで笑いの絶えない、しかし熱い想いを語るプレゼンテーションと、これから再生する古民家をどの様に使いたい?どんな活用方法がある?と参加者とのディスカッションで意見交換したりと素晴らしいキックオフプレゼンだったと思います。多くの人に、想いが伝わったと思います。

概念の提案、提供

昨日のブログで私は今回のキックオフで「リフレーミング」について話します。と書きましたが、藤本さんの熱くも近感溢れるプレゼンと少し毛色を変えて、いつもの「概念の提案、提供」を行いました。できるだけ汎用性の高い概念を提供することで、参加者の皆さんがそれぞれその概念に対して考え、個別の事例に移行したときほど、行動を帰るきっかけになりやすく、それは大きな成果に直結すると思っているのですが、慣れてない人には私の話をどの様に「自分ごとにすれば良いかがさっぱり分からない。。」という方も多かったかもしれません。しかし、流石に丹波までイベントに参加しに来られているだけあって所謂「意識高い系」の方も多く、ある程度ご理解頂けたばかりではなく、懇親会の席で講演の依頼をいただく様なご縁も頂くことが出来ました。また、自分ごととしてプロジェクトを捉えてくださった方も多く見られて今回のイベントの余波が意外とあちらこちらに広がっていく可能性が垣間見えたりして、本当に何が奏功するか分からないものです。(笑)

reframing

世界に先駆けて人口減少という人類がこれまで体験したことの無い困難なステージに突入した日本は戦後の高度成長期を代表する人口増→内需拡大→経済成長という人口ボーナスに支えられて発展を遂げてきたのとは真逆の流れで、人口減→内需縮小→マイナス成長となるのは明白で、大手メーカー等の海外向けのビジネスを行われている企業はさておき、日本の企業の97%を占める中小企業の殆どはやはり、国内向け、もっと言うとこれから消滅していくと言われている地域向けにビジネスを行なっています。これまで良しとされていたことは全て裏目に出る可能性があり、あらゆることの定義を見直すことが必要だと思います。藤本さんは「再生」という言葉をプレゼンで繰り返し口にされましたが、再生にはその前に「再定義」即ちリフレーミングを行い、意味や意義、進むべく方向性を明らかにする必要があると思います。

LIFEWORKを再定義してみる。

私のプレゼンでは、そんなリフレーミングのキッカケを、成長路線、大都市志向とは真逆のこの丹波での古民家再生プロジェクトでそれぞれの立場や役割、強みを活かして考えてもらえないか?という提案でした。一つの切り口として「LIFEWORK」という言葉を紐解き、価値観の転換にならないか?ということを話しました。LIFEの新英和中辞典での意味は「生命, 一生, 生活, 暮らし方, 活気」という訳がなされており、WORKを新英和中辞典で引くと「勉強,研究,任務, よい行ない,業」と書かれています。一般的には「生涯にわたって続ける仕事、一生かけて行う取り組み、人生を捧げる事業」という風に定義されているLIFEWORKを独自に再定義すれば、「活気ある暮らし方を勉強、研究しながら業とする。」と考えることが出来る訳で、今までと違う、体験、暮らし、楽しみ、仲間、学び、意義、仕事、人生を探すきっかけを丹波で一緒に作りませんか?という呼びかけを行いました。その後のBBQパーティーでは早速、「それぞれの立場で、それぞれの強みを生かして、くらしかた、働きかた、楽しみかたのreframingの糸口を一緒に探しませんか?」という締めの言葉に共感して下さった方から、こんな関わり方ができます!といった嬉しい言葉も多く頂くことが出来ましたし、私自身のreframingがこれからどんどんと進んでいきそうな予感がします。
まだまだこれから仲間を増やしていく段階、これから盛り沢山のイベントをリリースしていきますので少しでも興味がある方は是非とも丹波に足を運んでください。お待ちしています☆

_____以下は告知です!_____

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

銀行では聞けない「低金利ほどヤバイ」住宅ローンの話。

平成30年8月23日台風一過晴れ

久しぶりの台風直撃

久しぶりに神戸を直撃した台風20号は昨夜一晩中恐ろしいほどの強風と豪雨をもたらしました。台風が来るたびに大蔵海岸にある海べりの露天風呂「龍の湯」に浸かりに行きたい衝動にかられるのですが、昨夜は直撃すぎるのでさすがに自宅でおとなしくしておりました。案の定、未明から朝にかけてお客様からも数件の連絡があり、今日は(高速道路が使えないこともあり)午前中の予定を振り替えて私も台風被害の現場確認と応急処置に走り回る1日となりました。神戸の街中を走っているとあちこちに台風の爪痕が残されており、特に今回はすみれの社屋の自慢の3D看板が大破、私も被災者の仲間入りをすることになってしまいました。ま、自社の修理は後回しですが。(笑)

家族の幸せから逆算する資金計画

午前中は台風被害の応急処置や現場確認に走り回り、一旦昼に帰社して新築を検討中のお客様との面談、夕方からはまた台風被害の応急処置と忙しい1日を過ごしました。新築相談では最近またよくお話しするようになった「家族の幸せから逆算する資金計画」のご提案を2時間と言う長時間をかけて話させていただきました。今回も若いご夫婦に私の提案を熱心に聞いていただき、ずいぶんと驚かれたり、納得されたりされていたので、喜んでいただけたのではないかと思います。すみれで新築を建てようと建てまいと、どちらにしてもちゃんとご理解していただきたい内容をしっかりとお伝えすることができて私も時間を割いた甲斐があったと言うものです。

他人任せの人生計画

新築の相談に来られる方にお話を伺うと、銀行で4千万円貸してくれると言われたから、その範囲で土地と建物を購入したいと言われる方が少なからずおられます。もちろん月々の返済金額も確認してこれぐらいなら大丈夫と判断されてのことでしょうが、私からすると少し違和感を感じずにはいられません。生命保険に加入して命を担保にさし出してまで借り入れをして取得する住宅と言う人生の一大事業の資金計画を他人任せにして乗っかってしまうのはどうかと思うのです。やっぱり、住宅の取得にいくらの費用をかけるのかは銀行や不動産会社、工務店などの提案を鵜呑みにするのではなく、自分達でイニシアチブを取って決めてもらいたいとおもうのです。

仕組みやルールを知る。

確かに、銀行で住宅ローンの融資を受けるなんて事は人生において何度もあることではなく不慣れなのは誰しもで、銀行に言われるがままになってしまうのもわからなくもないのですが、銀行と言うのはお金を貸して金利で稼ぐのが商売で、借り入れする人の味方ではない。とまでは言いませんが、立場的には確実に利益は相反するポジションにあります。めったに借りることのない住宅ローンは、実際何十年も支払い続け、付き合うものであり、その内容や仕組みは銀行に任せきりではなく自分でしっかりと理解しておかねばならないと思います。

これ以上下がる事がない=上がるしかない金利

長期間に渡る日銀の底無しの金融緩和政策の流れで住宅ローンもこのところ史上類を見ない低金利で推移をしてきました。銀行の担当者に聞くと、これ以上、下がることのない金利になっているにもかかわらず、これからもこの低金利が続くと考えて変動金利で住宅ローンを組む人がいまだに多く見られるとのことですが、住宅ローンの仕組みを理解していないまま変動金利で融資を受けるのは非常に危険です。新築をお考えの方がこられたときに、1番最初に私がお伝えするリスクを回避する為の住宅ローンの基礎知識を以下に要点のみをかいつまんで紹介しておきたいと思います。

複利計算の恐ろしさ。

住宅ローン返済の方法には元利金等と元金均等の2つの支払い方があり、ほとんどの方は返済金額が一定になる元利金等を選ばれます。(選べることさえ知らない方がほとんどですが、)金利というのは残高に対してかかるものですから元利均等払いを選んだ場合、支払い当初は元金が少なく金利が多い、返済を進め残高が減っていくのにしたがって金利が少なくなり元金の返済が多くなってきます。全期間固定金利を選ばれた場合はなんら問題ありませんが、変動金利を選ばれた場合、当然、金利上昇に従って返済金額は増えてしまうことになります。ここまでは誰でもわかる当たり前の話ではありますが、問題なのは金利と言うのは複利計算で成り立っているものであり、1 +1 = 2といった単純な計算式ではないことです。

返済し終わったはずの借金が残る!?

それは、金利が1%から2%に上がれば単純に支払い金額が2倍になると言うものではないと言うことです。例えば、4千万円の借り入れをした場合金利1%の利息は6,315,920円ですが、3%になると20,710,833円と言う風に雪だるま式に増えていきます。この恐ろしさを理解していないまま金利変動型で住宅ローンを組むと、金利の上昇がどんな結果を生むかを把握しないまま返済を進めることになってしまいます。銀行のホームページを覗いてみると、変動金利の見直しの時期と適用についての詳細が書かれてあり、その中に金利上昇局面における返済の条件についての記述があります。多くの銀行では「支払いの上限は前回支払い額の1.25倍を上限とする」と明記されてありまして、それ以上に金利が上昇した場合は返済額の内の元金部分の返済が追いつかなくなり、支払い終了時に残額が残ることになります。HPにはその未払い額については最終期日に一括して請求するとハッキリと書かれています。

低金利の時こそヤバイ(ケースがある!)

この仕組みとルールを見て理解しておくべきは、金利上昇による支払い総額が1.25倍以上になるとローン完済時に支払いが残っている状態になることで、雪だるま式の複利計算で元金が残るとそれに対する金利もつくようになり知らないうちに思うように全く支払いが進んでいなかった。と言うよりも予想だにしていなかった未済金が残ることにもなりかねません。バブル期に住宅ローン地獄に陥って首を吊られた方がおられたのはこれが原因で、今は当時とは状況は違いますが、低金利すぎる時に変動金利を組めば少しの金利上昇でも元金の返済割合が大きく減り、気づかないうちに金利ばかりを支払うことになる可能性があります。「要するに固定金利で住宅ローンを申し込めばいいんだな」と言う単純な話ではなく、これから住宅を取得される方には自分事としてよく理解をしておいてもらいたいと思うのです。もう少し詳しい話を聞いてみたいと思われた方はお気軽に私(高橋)までお気軽にご連絡ください。銀行では絶対に教えてもらえない話と、その解決策をわかりやすく説明しますよ。(笑)

_____以下は告知です!_____

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

_______________________________________

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

一日花と「一期一会」

平成30年8月20日 晴れ

社内朝活からスタート

お盆休みウイークも終わり、やっと本格的に世の中が動き始める月曜日。毎年のことですが私にお盆は別段関係はなく、先週もふつーに出勤して普段通り出張に行って、いつもの習慣を刻んでいただけですが、それでもSNSを覗くと垣間見られる世間様がアップされている山だ!海だ!と楽しそうな画像をみて、私も気分だけ少し浮かれて昨日の日曜日のランニングの後に汗を流しに行くいつもの龍の湯にいつもより1時間くらい長めにゆっくり浸かってリラックス。英気を養っておきました。そんな月曜日の朝は早朝から盆休みを取っていたスタッフの都合で振り替えた店舗チームのMTGからスタート、朝から気合いを入れました。(^_^)

一向に上達しない茶の湯のお稽古。

最近、社内朝活として定着しつつある早朝MTGの後は朝礼と急ぎのタスクを片付けてからの、会計事務所さんと月次の報告会、その後は滋賀県和邇まで一向に上達しない茶の湯のお稽古に行ったりと分刻みのスケジュールをこなしながらも、第一領域と第2領域のどちら共、何とか時間を割り振りできたように思います。ただ、茶の湯のお稽古はそんなドタバタと時間に追われるように駆けつける類のものではなく、もう少し余裕を持って予習してお点前のイメージを作りながらいきたいものだと反省もひとしきり。この時間の余裕のなさが、いまいち上達しない原因なのかもしれません。(苦笑)

1日花。

湖西線に揺られて滋賀県の和邇にある先生宅に到着して、茶室に通していただくと床の間にはあまり見かけたことがない少し大振りの真っ赤な花が生けてありました。先生に伺うと、芙蓉の仲間の一日花らしく、花をつけても1日で枯れてしまうため、ずっと前から育てているが、なかなかタイミングが合わずこれまで使ってこなかった。との事で、「たまたまタイミングよく花が開いたので」と、涼しげな色の桔梗と共に床の間に飾ってくださっておりました。お点前の型だけでなく、日本の伝統文化としての様々なことを教えていただける貴重な学びの場に感謝することしきりです。

座右の銘は一期一会

以前私が上梓した書籍「職人起業塾」の中にも書きましたし、セミナーや講演で話す時もよく自己紹介の時に座右の銘を「一期一会」だと紹介します。1度の出会いに心尽くして、一生の付き合いになる位に大切にすべきといった意味合いに取られることが多いこの言葉は、もともと茶の湯の世界でよく使われており、まさに今日のように、一日花が咲いたのを床の間に飾って私たち生徒をおもてなししてくださる先生の姿を見て言葉だけではない一期一会の実践を目の当たりにすることで、自分自身に対する戒めにしています。

一期一会とは厳しいあり方を示す。

お稽古後の雑談の中で、今年は特に暑さが厳しかったと言う話になり、茶花を切らさないように花畑を守るには毎日朝夕30分以上の水やりをしなければならないと先生は日々の習慣をさりげなく言葉にされました。一瞬の出会いを大切にしたいなら、普段平素からたゆまの努力と準備をして、いつでもおもてなしができる状態を作り上げておかなければならない、一期一会という言葉が持つ厳しさを改めて実感させられました。座右の銘とは常にそばに置いて忘れることなく意識する概念の事、私も一期一会の力を発揮できるように、日々の習慣と鍛錬を、今一度心に刻み込みたいと思った次第です。一向に上達しない茶の湯ですが、今日も非常に素晴らしい学びをいただくことができました。不出来な生徒に丁寧に教えてくださる先生には改めて心から感謝いたします。有り難うございました。

_____以下は告知です!_____

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

夏休み木工教室に思う、大工をもう一度子供たちの憧れの職業にする。

平成30年8月18日快晴

夏の終わり

なんでも気圧配置の関係で、これまで南の海の熱い空気が南風に乗って流れ込んでいたのが風向きが変わり、北風に乗って乾いた冷たい空気が日本列島に流れ込んできたとのこと。相変わらずの晴天が続きますが、空気は乾き涼しい風が吹く過ごしやすい1日になりました。そんな今日は毎年恒例の夏休みの課題応援、子供のための木工教室を開催、私も張り切って鬼講師?役を務めました。

夢を叶える木工教室。

すみれ本社で毎年夏休みの終わりごろに開催する木工教室は、少し趣向を凝らしてまして、「夢をかなえる木工教室」と題して、子供たちに事前に作りたいものを絵に書いて送ってもらい、当日イメージの中で作ったものを実際に形にしてもらう、「すべてのものは2度作られる」と言うスティーブンコヴィー博士が唱えた原則を体験してもらうワークショップとなっています。子供の頃から思考を現実化させるイメージの力を知り、身につけてもらいたいと言う私の勝手な想いですが、これがなかなか喜んでもらえております。(笑)

子供たちの発想はいつも想定外。

「どんなモノを作ったらいいでしょうか?」と親御さんからの質問に対して「子供たちが作りたいものなら何でもいいですよ」と、私は太っ腹というか、得意の?ざっくりしたことを言っており、(とは言え作れるのは倉庫にある材料できる範囲ですが、)その結果、毎年私たちの想定を超えた驚くべき「作りたい物」がアーティスティックな絵に描かれて送ってこられます。その想像力豊かな絵を見て「まぢか、、」と一瞬ひるむことも度々ありますが、それはそれで職人魂に火をつけられたりとかして逆に燃えて子供たちと一生懸命、難易度の高い工作に夢中になったりしています。(笑)

観覧車から太鼓まで。(^_^;)

ちなみに、昨年は観覧車と言う複雑なオーダーがあり、ずいぶんと若衆が苦戦をしておりました。今年はなんと!太鼓を作りたいと言うファックスが流れてきており、大太鼓の絵面をイメージした私としては規模感がよくわからず、はてどうしたものかと一瞬悩みました。今日になって本人によく聞いてみるとゲームの太鼓のイメージだったらしく、一安心。結局杉の丸太の芯をくりぬいて作る原始的な太鼓作りに挑戦してもらいました。ドリルとのみを使っての作業はずいぶんてこずっておられたし、のみで手をついて怪我もして大変でしたが、それでも一応はまずまず納得できる仕上がりになった様で良かったです。(笑)

大きくなったら大工になりたい。

親御さんに聞いたところによると、太鼓を作っていた少年は「大人になったら大工さんになりたい」と言っているらしく、私としては嬉しい限りで、(いつものことですが)作業をしている少年に対して「君、大工の才能あるな〜。」「筋が良いから良い大工になるかもね、」と褒めそやかして未来のリクルートに向けて種をまいておきました。実際のところ、50歳を過ぎていい大人になった私でさえ、いまだに木工教室でものづくりをするのは楽しいし、それが人の役に立ち、喜んでもらえる仕事になるなんて本当に素晴らしいことだと思っていて、大工って本当に生き方として選んでもいい仕事だと思っています。

やめとけ、大工なんか。

しかし、その昔、私が起業したてで大工の職人として親方を張って働きだした頃、高校卒業する従兄弟が「大工になりたいので一緒に働きたい」と言ってきたことがありました。その当時私は一応何とか生活できる位の稼ぎは得れておりましたが、いつ仕事が切れるかわからない不安を常に抱えて、目の前に仕事があるうちにできるだけ稼ごうと休みもなく働きづめの毎日を過ごしており、そのいとこには「こんな不安定で未来に希望がない職業はやめといたほうがいい」と言って大工志望を断りました。

建築業界に恩返し。

それから20年以上が経ち、今振り返って考えてみるとサラリーマンになった彼もすっかり立派になって、(すみれで家を建てて)幸せそうに暮らしているし、私のその時の判断は決して間違っていなかったと思っています。ただ、建築業界に拾われて生かされてきた人間として、次世代の育成を我々がしなければならないのは自明の理であり、建築の仕事に就いたおかげでどうしようもなかった私が人並みの暮らしができていることを鑑みて、恩返しをせねばと考えれば「大工なんか不安定にすぎる、未来の見えない仕事だ、やめておけ」と言わなくて済むような会社、業界、社会にしていかなければならないと思うのです。

大工を子供たちの憧れの職業にしたい。

夏休み木工教室でものづくりの楽しさ、素晴らしさに触れたその子供たちが成長し、就職する段になって「職人になりたい」と言ってくれた時、「職人はいいぜ、安定して稼げるし、将来のキャリアプランもある。何より仕事が楽しいし人に喜んでもらえる仕事や、是非ともがんばって一人前の職人になって周りの人から頼りにされる立派な人間になってくれ」と胸を張ってリクルートできるようにしておきたい、そのためには我々の世代が自立循環型の持続継続が可能なビジネスモデルを構築しておかなければならないと改めてモチベーションを上げた次第です。大工をもう一度子供たちの憧れの職業にする。小さいような大きいような夢に向けてこれからも突っ走っていきたいと思います。(^_^)

_____以下は告知です!_____

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

_______________________________________

【建築士、店舗デザイナー、アシスタント募集!働く時間はあなたが決めてください!】

久しぶりに建築設計、店舗デザイン、リフォーム・リノベーションプランナー及びアシスタント大々的に募集しています。
建築を通して地域の方々に快適と安心を届けたい(のを手伝いたい!)という方、お気軽に応募してください!リクルートページはこちら→https://www.indeedjobs.com/有限会社すみれ建築工房/jobs

電磁波対策屋が今伝えたい事。@ほろ酔いセミナー

平成30年8月17日快晴

耐震&断熱改修。

朝一番の新幹線で熊本から帰神、昼からは西宮の高級住宅街の一戸建てを相続されたお客様宅に耐震診断の結果報告と外部インスペクションにプランナージュンちゃんに同行。作業服に着替えて、軽トラックに二連ハシゴとヘルメットを積み込み、屋根に登る準備を万端整えて向かいました。耐震も外壁のメンテナンス状況も、建物のタチも大まかいい状態で、お客様は阪神大震災を経験した建物だけに心配されていた様ですが、喫緊のリフォームの必要性は低いとお伝えすると顔を綻ばせて喜んで頂きました。ただ、温熱環境だけは床下無断熱、天井断熱も50mmの低性能グラスウールが隙間だらけで敷き詰められており、窓もシングルガラスのアルミサッシという事で、長く住まわれるのなら断熱リフォームはされた方が良いのではないでしょうか、と提案しておきました。これからの住まい方を詳細にイメージしつつ、計画を進めて行ければと思います。

第98回恵縁会。ほろ酔いセミナー

一旦、帰社して夕方からは、元祖職人起業塾の書記長を務めてもらっており、開塾当初からずっと私の主宰する塾に通い続けておられる、日本で唯一の専業電磁波測定士の青山さんのセミナーに参加しました。青山さんは工務店としては関西圏で最も古くから電磁波対策に取り組んでいるすみれの電磁波対策の顧問的な立場でもあり、ご実家の住宅を私たちで建てさせて貰ったりと公私共に長く濃いお付き合いを頂いている同志的な立場の方で、最近はBNIのメンバーにも加入してもらいより近しい関係になっています。その青山さんが「電磁波対策屋が今伝えたいこと」なるセミナーに登壇するとあって、ここは応援に行かねばなるまい。と、意気込んで参加しました。

住宅内の電磁波こそ危ない!

青山さんが話された電磁波の話は私にとっては常識の範疇ではありますが、セミナーに参加されていた方々にとってはずいぶん衝撃的な事実だったようで、皆さん食い入るように青山さんの話に耳を傾けておられました。私たちは文明の利器の発展とともに便利で快適な暮らしを享受していますが、物事はすべからず表裏一体。その反面、気づかないうちに目に見えない様々な悪影響を受けている可能性があり、電磁波は特にそのリスクが高いと言われます。青山さんのお話は、「電磁波と言えばスマホやIHクッキングヒーター、Wi-Fiのルーター等が危ないと思われておりますが、実は住宅内の電気配線が最も人体に影響を及ぼします。」とご自身の長年にわたる電磁波測定士として数値を計測し続けてきた経験則として断言されておられました。これには参加されていた皆さんびっくり。特に小さなお子さんへの影響の大きさを示すデータには強い危機感を感じておられるようでした。

帯電障害とアーシング。

最近はドクターが帯電障害と言う病名を付けて、低周波の電場を体に受けて帯電した状態が続くことによって起こる体の不具合を臨床として発表されたりしているようで、アーシングと呼ばれる素足で大地に触れ合って体に帯びた電気を地中に逃すことに意識を置いて行動されることを増えているようです。そのような取り組みも大事だとは思いますが、まず初めに行うべきは現状をよく知ること。実に見えないと思われている電磁波は測定器で計測すれば一目瞭然で数値化され、その対策も決して難しくはありません。要するにアース線を繋いで余分な電気を地球に帰してあげることができれば大きな問題にはならないのです。

それ、電磁波が原因かもしれません。

青山さん曰く、「肩こりがひどい、何となくだるい、目が疲れやすい、夜中によく眠れない、家やオフィスでくしゃみがよく出る、パソコンに向き合うのが気が進まない、会社に行くのが億劫だ、といったよく原因がはっきりしない何となく調子が悪いと言う問題はひょっとしたら電磁波が原因かもしれません。」との事、家電製品にほこりが付きやすいとか、整骨院の低周波治療器を当てると筋肉が硬直するのを考えると、それらもさもありなん。と思ってしまいます。ご自身、もしくは周りの方に上記の症状がちょっとでも当てはまる気がする方は一度青山さんに問い合わせをしてみたら良いのではないでしょうか。フットワーク軽く、見えない不安を明らかにしてくれます。こちら→http://www.denz.co.jp/ちなみに、電磁波測定後の住宅やオフィスの改善工事が必要な場合は我々すみれもお手伝いをします。そんなこんなで、今宵も意識の高い大勢の方と本当に素晴らしいご縁をたくさんいただいたほろ酔いセミナー、最高でした、主催の水田先生ありがとうございました。(^_^)

_____以下は告知です!_____

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

建築業界の闇問題、スタンス・パラドックス。

平成30年8月16日 曇り時々晴れ

朝MTGから。

そろそろ世間様も盆休みも終わって、平常に戻る頃なのかしら?なんて思いながら、今朝は早朝6時半から工務部のMTG、先月完工した現場の収支を担当大工が清算して報告してもらうのと、各現場の進行状況、今後の着工予定を担当ごとに割り振って設計部との引き継ぎ、準備を促すのと共に、契約前のやりとりをしている案件がいつならスムースに着工、そして施工出来るかを大工チーム全員で共有する時間を持ちました。また、先日お叱りを頂いたお客様からのクレームの情報を共有、二度と同じ過ち、失敗を起こすことは罷りならん、絶対にこれだけは守れ!と鉄則を再確認、朝っぱらから厳し目の口調で檄を飛ばしておきました。(笑)

熊本へ。

工務部との早朝MTGの後は新幹線に飛び乗って、九州熊本へ。創業してからたった数年で熊本で上位のシェアを握るくらいに急成長した超有名ビルダーR社のY社長に依頼を頂き、業者会の運営、施工管理部の問題解決についての相談を受けて訪問しました。お声掛け頂いて熊本に来ることになったのですが、私としては業界屈指の急成長を遂げた同社に非常に興味があり、その人気の秘密を知りたいなーと以前から思っていたので、どちらかというと渡りに船、逆に勉強、見学させて頂くつもり?で伺いました。ショールームに着くと「え、これが木造なんですか!」と、一応、建築の専門家であるはずの私でさえも驚く構造にディティール、家具やデザインに込められた世界観は一つひとつなるほど、と唸らせられるものばかり、私たちすみれとは規模感もドメインも大きく違いますが、人気の秘訣を少しだけ覗かせてもらえたように思います。

施工管理部MTG

昼過ぎにR社に到着して、施工管理部の社員さん6名とY社長、私と総勢8名でディスカッションというか、ブレストというか、悩み相談的な話し合いを夕方までみっちり。優秀で、意欲的な若者と意見交換するのは楽しいもので、時を忘れて話を聴きこんでしまいました。「うまくいかないんです、」と悩みがあると言っても、一人当たり常時15件もの現場を受け持ち、その施工管理から部材の発注までを切り盛りしていては、全てを完璧に、立て板に水的にスムースに現場を進めていくのはそんなに簡単ではなく、ひとつ歯車が狂うだけで悪影響が波及して連鎖的に問題が発生するのは建築業ではありがちな話です。それを、うまくいかない=スキルが足らないと反省し、毎日の緊急で重要なタスクに追い回される中でスキルアップをしなければ問題解決ができないと思ってしまうと、「やらんといかん、できない」の悪循環のスパイラルに陥ってしまいます。私としては、問題を抱え込まずに周りに協力を仰いで、仕事量を減らして効率ではなく効果性をあげたほうがいいんじゃないのとアドバイスしておきました。(^_^)

コミニケーション不全、スタンスのパラドックス

よくある話ですが、若手の施工管理者が大工さん、職人さんに対してうまくコミュニケーションが取れない、と悩まれているのを耳にします。私のように大工出身で、自社の施工管理は社員大工が行なっている者には(いじめっ子がいじめられっ子の気持を理解できないような、笑)よくわからない悩みではありますが、若くて真面目な現場監督さん程、どうしたものか?と思い悩んでいることが多いように感じます。コミュニケーションの問題は、必ず一方に問題があるのではなく、双方に問題点があるのですが、私の経験則からすると、その原因の多くが「スタンスのパラドックス」にあると思っています。それは、年齢は職人さんが目上、金銭的な関係は元請けである若い監督が上、人生においても業界でも経験は職人が上、施工を管理するのは監督が上、体力、腕力的?に職人が上、とコミュニケーションをするに当たってのポジションが定まらず、あからさまにするしないは別として、お互いに、「ここは立場的に引くけど、本当は俺が上やのに」とどこかイラッとした感情を水面下に抱えながらやりとりを繰り返すからではないかと思います。

ブラックボックスは突つかない。

こんなことは、話題にあげるのもバカバカしい幼稚で些細なことではありますが、建築現場がうまく回らない原因がこんなくだらない意地の張り合いだったりすることが少なからずあります。また、スタンスのパラドックスによるコミュニケーション不全を口にしても、職人さんも現場監督さんも「自分が上だなんて思っていない」と否定して、ブラックBOXの中に押し込んでしまうことも少なからずあり、根本的な原因をそのままにして、表面上のシステムや仕組み、ルールなどで改善を図ろうとしてしまいがちです。私としては、そんな誰もが絶対に認めたくない心の奥の幼稚な問題に真っ正面から向き合って解決を試みるのはナンセンスだと思っていて、全く違うアプローチから、本人たちが意識しないまま、気づけば「どっちが立場的に上か?」などと言うどーでもいいことに労力を使うことなく、お互いに効果的な現場運営でより良い成果を手にしてもらいたいと思うのです。

何のために?という質問。

そのアプローチとは、ざっくりと言うと、目的の確認と共有です。建徳現場で働く人は全員、ものづくりの楽しさ、素晴らしさに魅了された人ばかりで、その(しんどくて、面倒だけど)素晴らしい建築の仕事を通じてお客さんに喜んでもらい、安心と安全を提供したい、そして自分たちもがっちり稼ぎ、豊かな暮らしを手に入れたいと思っているはずです。なんのために働いている?と訊けばそれは現場の職人さんも施工管理を行う監督さんも同じはずで、協力し合いスムースに現場が進めば進むほど両者共の成果に結びつきます。利害関係は相反するのではなく、完全に一致するはずで、その目的を共有できれば、立場がどちらが上かなんて関係なく、協力して成果を手にすることに集中できると思っています。ただ、このような話は現場で作業の合間に話し合うような事ではなく、少し場を改めて、根本的な部分からの理論構築を丁寧に説明、お互いに意見に耳を傾けて理解し合う時間を持つことが必要だと思っていて、そのきっかけになるのに私で良ければお手伝いします!と名乗りをあげておきました。

マインドセットは場のセットアップから。

心理学者の大家、アドラーは人間の抱えるあらゆる問題は人間関係にあると断じられましたが、それはやっぱり工務店でも当てはまり、薄っぺらい、取り繕いのコミュニケーションを繰り返すのではなく、本質的に相手を理解する覚悟を持って、それが伝わるシチュエーションを整えることで根本的な問題解決の入り口に立つことが出来ると思っています。建築業の本業はものづくり、いくら人気があり、多くの集客を得ても、着工、完工出来なければ売り上げにはなりませんし、その仕事の評価は全て現場で作りあげたものとその後の暮らしにかかっているわけで、施工体制の整備、施工品質の担保、施工スピードの向上が経営の基盤となるのは自明の理です。それを支えるのが現場でのコミュニケーションで、しかもその当事者がコミュニケーション下手を自認すると言うのがこの業界の厄介なところです。(笑)こんなニッチなところが大工あがり経営者で、研修事業を行なっている私が最も重宝される場ではないかと改めて認識し、職人起業塾@長崎への参加表明を頂けたことですし、私に出来るだけのお手伝いをさせて頂きたいと思います。R社の皆様、次の再訪を楽しみにしております。引き続きよろしくお願いします!

_____以下は告知です!_____

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

建築×UXD=古民家再生?

平成30年8月曇り時々雨

終戦記念日。

今日は1日中お天道様が顔出すことなく、比較的涼しく、過ごしやすい1日でした。お盆も最終日ということで、さすがに今日は一応、平常営業(定休日だった!)のすみれ事務所も出勤者は少なく、電話が鳴ることもほとんどない静かな1日になるかと思いきや、お盆の間中も進めているリフォーム工事の現場があったようで、朝から若衆が出勤してきて、軽トラックに材料を積んでバタバタと現場に出て行ったり、思いのほか問い合わせの電話がかかってきたりと結局いつも通りの日常。私は事務所で電話番をしつつ、犬の散歩以外事務所から出ることなく、息を止めるかの如く集中してデスクワークに励みました。リセットできたとはまだ言えませんが、溜まりに溜まっているタスクが少しずつ片付きつつあります。

業態進化。

昨日は夕方から神戸市役所近くにあるリフォーム事業者向けのsak-sakで有名なクラウドシステム会社の喜多社長に呼ばれて、事務所移転に伴う工事の打ち合わせに行きました。なんでも、デジタルトランスインフォメーションの本格化に伴い、クラウドサービスの企画制作業務からソフトだけではなくハードウェアも含めたウェブ・クラウド活用全般のソリューションを提供するIT企業へと業態を変革するらしく、それに伴い人員も増やし、広くで働きやすい事務所へとステップアップするんです。と力強く言われておられました。よく学ばれている方はやっぱり世の中のゲームチェンジへの流れに敏感です。私も顧客の1人として大いに期待するとともに、益々のご発展を祈りたいと思います。

ジャンルを超える共通の興味。

喜多社長と私とは(年齢は近しいですが、)全く経歴も違いますし畑違いの事業を行っておりますが、以前からなぜか意外と興味の方向というか趣味嗜好が似通っている部分があり、不思議といろんな話で盛り上がります。昨日も、久々に神戸ダービーと言うことで現場打ち合わせの後、一緒に食事に行き、デジタルトランスインフォメーションをはじめとしたIT・デジタル革命の中での変化へ対応せねばならない等のビジネス話をはじめ、滝行やコーチングや昭和時代の名曲?と多岐に渡る話で大いに盛り上がりました。中でも以前からUXデザインに大いに興味を持たれていたらしく、是非とも関西のUXコミュニティーに入りたいと言われており、私が学びを始めて3年目となり、現在研究生として通っている今期のXデザイン学校にも本当は参加したかったとの事でした。UXデザインは既にウェブ関係の仕事、特にユーザインターフェースの設計には不可欠になっているとは言え彼のアグレッシブな学ぶ姿勢には脱帽です。

建築×UXD=?

そんな勉強熱心な喜多社長もUXデザインを建築の実務に落とし込むのにはあまりイメージがつきにくかったようで、「で、高橋社長はUXと建築をどのように結びつけているんですか?」と聞かれました。私の答えは「今までの住宅設計には何か足らないものがあると思ってて、マーケティングの世界で既に常識になっているモノからコトの転換さえまだできていない現状を鑑みると、UXデザインを取り入れるなんてずいぶん現実と乖離しているように感じますが、建築業界だけ取り残されるわけにもいかないと思うんですよね」と言うことで、具体的には建築設計はヒアリングが命と言われますが、ヒアリングの対象である顧客はまだ住んだことのない新しい家での暮らしを理解しているわけもなく、なんとなくのイメージやデザインに引きずられてしまいがち、また、作り手である我々は許認可業でありこともあり、セオリーや経験則に縛られてバイアスがかかりまくった提案をしてしまいがち、家は3回建てて初めて納得できると言われる所以です。

家なんて欲しくない世代。

ユーザー経験を元に、ユーザーがまだ知らない新たな経験を生み出す思想、哲学であるUXデザインでは調査と観察に重点を置いており、インタビューでは顧客は本当のことを語らない、と繰り返し教えられています。調査観察をもとにバイアスのかからない事実に基づいたインサイトを発見し、潜在的な問題解決や願望を満たすサービスデザインを見つけることが肝になります。この数ヶ月、私が社会人になりたての(大手企業の)若者達にインタビューをしてはっきりと認識したのは、家を所有することに対する憧れや願望が全くと言って良い程ないことです。確かに終身雇用制度がなくなり、ダブルワークが当たり前になって働き方、生き方の多様化が進んでいる今の時代、何十年もかけてローンを組み、一つの場所に縛りつけられる住宅の取得は現実的では無いのかもしれません。夢のマイホームを手に入れたい人がいなくなる時代がすぐそこまで迫っており、私たち建築会社は大きな転換を迫られています。

建築請負から体験のサポートへ

UXデザインを学び、建築との関わり合いの研究を始めた私が見出した1つの答えは、車や自転車だけでなく家も所有ではなくシェアされるようになるということで、私たち建築会社は建築請負業からユーザが望む暮らし方や住まい方を大きな費用をかけることなく体験してもらえる場を作る役割へと変化しなくては顧客が居なくなるのでは無いかと感じています。そんな思いもあって現在熱心に取り組んでいるのが丹波での古民家再生プロジェクトで、事業主体はもちろん地元の人たちですが、われわれは建築の専門家として使われてない数多くの空き家、古民家を再生するお手伝いを建築請負ではなく建築専門家として計画段階から関わって、DIYサポートや耐震や断熱といった住宅性能に関わる専門的なアドバイスとエビデンスの提供に徹するようにしています。

(ずっとはキツイけど、)田舎に暮らしてみたいというインサイト。

丹波と言う近い田舎=ちかいなかで自然と触れ合いながら美しいロケーションの中で暮らしてみたいと言う願望は(私にも大いにありますし、)今の若者たちにもありそうですし、実際、何もない海辺のカフェの様な民宿に泊まりに行ったりするのが流行ったり、テレワークの普及で都会に住む意味が薄れているのを見て、日常と非日常の中間くらいの体験を求めている層は一定数は必ずいる、と言うかこれから増えてくるのではないかと感じています。いきなり丹波に移住して田舎暮らしをするのは難しくても、一定期間の体験をして見たいという人は結構いるのではないかと思いますし、実際に「ちかいなか」で暮らして見て初めてその良さに気づく事も少なからず有ると思います。ひょっとしたらそれが限界集落に陥りつつ有る地方都市の地域再生に繋がる可能性もあるのではないかと。

ジビエとクラフトビールと花火のキックオフイベント

そんな田舎暮らしを体験出来るシェア古民家をリノベーションするプロジェクトがそろそろ始まります。賛同者を募るキックオフイベントを丹波の花火大会に合わせて8月26日(日)に開催する予定で、イノシシや鹿のジビエをメインとしたBBQとクラフトビールを楽しみながら、都会から丹波に移住して地元に暮らす人が丹波のちかいなかで体験出来る魅力を紹介したり、シェア古民家の使い方や協賛方法のプレゼンテーション等を行います。締めは目の前でドーンと上がる大迫力の花火、子供たちにも大いに盛り上がってもらいます。気軽に参加出来る古民家再生プロジェクト、まだまだ参加者募集しておりますので、夏の終わりに是非遊びがてら来てください。ひょっとしたらゲームチェンジの手掛かりも見つかるかも知れませんよ!以下にイベントの詳細、転記します!

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
などの質疑応答やディスカッションをしたり

・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり

・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

参加費は大人3900円ですが古民家再生後に使える3000円の割引券を進呈しますので実質900円で参加する事ができます。
お子さんは無料です。

近くに流れるプールやツリーハウスのある森や川遊びできる綺麗な川もありますしご予約頂ければ三心五観でランチもできますので是非ご家族でお越し下さい。http://www.3shin5kan.com/p/blog-page_20.html
をご参照下さい。
電気、水道は使えますので寝袋持参で宿泊してもらってもOKです。
最寄り駅からの送迎もします。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本

3shin5kan@gmail.com

090-6676-6283

_____以下は告知です!_____

◆近日イベント・セミナー情報 ※ブログ見ました!で特典あります。

夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

「この世界の片隅に」を観るべき理由。

平成30年8月14日 快晴

朝起きの日

火曜日は朝活の日。ですが、今週は今日も明日もはお盆真っ只中ということでお休み。夏休み気分でゆっくり寝ても良かったのですが、やっぱり明け方4時過ぎには自然と目を覚ましてしまいました。超夜型人間だった私も、毎週二回の朝活に通う内に朝起きが習慣になって来た来たのか、それとも、50歳を過ぎたらシニア世代の仲間入りで自然と早起きになってしまうのか?そのジャッジはさておき、朝起きするのは非常に時間を有効に使えるもので、朝活の代わりに一昨日放送分の「西郷どん」と、「オーシャンズ」の録画を観て、本を読んで、筋トレをして、アイドル犬チャックと散歩がてら久しぶりにゴルフの練習に行ってから出社と朝から文武両道にみっちり時間を割くことが出来ました。まさしく朝起きは繁栄の第一歩ですね。(^ ^)

西郷どん盛り上がって来た!

話は変わって、、私、そもそも殆どTVを観ないのですが、司馬遼太郎の「播磨灘物語」が子供の頃から大好きで、どハマりしてた流れで、数年前の黒田官兵衛が取り上げられた時からNHKの大河ドラマを(録画をまとめて)見るようになっており、現在の「西郷どん」は、つい先日まで研修講師として鹿児島に通い続けていたこともあり、現在はほぼ、リアルタイムに近しいペースで観ていまして、只今、大政奉還が目前となり、随分盛り上がっております。そういえば、先週末、天逆鉾を拝みに高千穂峰に登った際にすれ違った現地の登山客と雑談をしている中で「あんた、西郷どん観とるかね?」と質問され、「毎週観てます!」と答えたらそのおじさんは破顔して大層喜んでくれて「そうか、そうか、鹿児島は今、すごい盛り上がっているんじゃよ」と誇らしげに話されてました。やはり、鹿児島を訪れるなら、一般常識として大河ドラマは押さえておかねばいけません。(笑)

もう一つの観るべきTVドラマ。

そんな、あまりTVを観ないと言いつつも、これは!と思う番組は抑える私が、最近熱心に録画を撮ってもらい観ているもう一本のドラマがあります。これも日曜日に放映されている連ドラで「この世界の片隅に」という広島の呉を舞台にした第2次世界大戦の戦中、そして原爆が投下され終戦を迎える時代の物語で、元の作品はこうの史代さん原作の漫画です。戦前、戦中、戦後の呉の街を細やかな、独特の温かみのある描写で描かれており、戦争が単なる暴力であるという真理と共に、世相に翻弄されながらも広い世界の片隅に人が生きており、そこにしかない幸せがあるという哀しく、儚く、そして胸を暖められるような世界観が伝わる名作で、すみれ事務所のプチ図書館「すみれ文庫」にも原作が蔵書されています。名作ですので是非一度手に取ってもらいたいと思います。ちなみに、映画を見た私に感想を書いたブログはこちら→『この世界の片隅に』に思ふ本当のこと。

研修の題材。

改めて、お気に入りの漫画からのアニメ映画からの連続TVドラマをご紹介するのには少し訳があって、それは私が行なっている研修講座の中でずっと「この世界の片隅に」を取り上げていたからです。これまで塾生さん達に「このアニメ映画見た人?」と訊いても誰も挙手してくれなかったのが、ここに来てTVドラマでやってるよね?と言うと多くの方が頷いてくれるようになり、とても喜んでおりまして、もう第5話まで進んでしまいましたが、是非とも多くの方に観てもらいたいと思うからです。ちなみに、主人公のすずさんを演じている 松本穂香さんとその旦那さんの周作役の 松坂桃李さんは原作の雰囲気を遺憾無く発揮されており、演技力もなかなかのものだと感心しておりまして、出来れば原作を読まれてから観ていただければ違う楽しみ方もあるかと思います。

革命の真っ最中。

工務店、リフォーム会社の従業員さんを集めたマーケティング理論を切り口にした「建築現場実務者の業務改革研修」に漫画が原作のアニメ映画がなぜ題材になっているかと言うと、現場実務を考える前に私たちがおかれている環境を良く理解してもらいたいと考え、「ゲームチェンジ」とあらゆる業態がビジネスモデルを見直さねばならないと言われるIT・デジタル革命、IotやAIの急速な進化がもたらす社会の変化についてのレクチャーをしつこいくらいに行うからです。建築業界、住宅業界もこれからは、これまでの延長線上に無い、変化に対応できない会社は普通に淘汰される時代に突入していると言う危機感を認識してもらうようにしています。その中で、いま起こっている革命は大手ポータルが全ての利益を吸い上げる構造になっているのと反面、私たち中小企業にとってはリスクだけではなく、ポジティブに捉えてもいい要素も多分にあり、インバウンドと言われる自分たちの強みや価値を磨き、発信することで見つけてもらいやすくなった事も同時に理解して、行動に移すべきだと訴えています。

想いは伝わる。むしろ伝わりやすくなった。

その例として、漫才師のキンコン西野さんがネットでのコミュニティーを生かしたクラウドファンディングで1万冊売れたらベストセラーと言われる絵本業界で40万冊もの絵本を売った事例や、戦争をテーマにした地味な漫画が地元広島や呉の人たちの応援でこれもクラウドファンディングで資金を集め資金集めに成功し、アニメ化、全国で上映を展開し、今や全国ネットの日曜日のゴールデンタイムにドラマ化されて、日本全国の人の知るところとなったのは紛れもなく時代の大きな変革によるものであり、熱い想いや志は今までとは比べ物にならない程、多くの人に拡散され、共感される時代になったと言う事です。ちなみに、私がチャレンジした兵庫の林業の活性化を通して森を守るべく、街と山をつなぐ施設「ひょうご木づかい王国学校」が運営資金難に陥った時もクラウドファンディングで全国の多くの方からご支援を頂き、なんとか存続することが出来ました。芸能人や有名な作家さんでなくても、私のような一般市民でも想いを語ることで応援者を募り、資金調達することができる社会は少し前まで考えられない世界です。そんな理由で、革命と言われる激動の時代にポジティブに正面から向き合って、「生き残る変化をして行こうぜ!」と檄を飛ばす題材になっているこのドラマ、是非観てください!強くオススメします!

_____以下は告知です!_____

◆近日イベント・セミナー情報 ※ブログ見ました!で特典あります。

夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

厚生労働大臣認定 建築現場における卓越の戦略実践研修6ヶ月コース絶賛募集中!
【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/photos/a.1082316871821138.1073741829.1064332290286263/1899011160151701/?type=3&theater

研修へのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

_______________________________________

◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?