職人起業塾」カテゴリーアーカイブ

何を学ぶかではなく、どのように学ぶか。#終わりが始まり。

令和二年一月一六日 晴

終わりが始まり。

今日は第14期職人起業塾の最終講でした。今回も終わって見れば半年の研修はあっという間の出来事で、ほぼ全員が職人と言う、史上最高に職人比率が高かった今回の第14期研修。終わってしまうのが少し残念というか、寂しい気持ちになるのはいつも通りですが、今までにも増してその思いが強かった様に思います。兎にも角にも、建築現場で働く若者達が未来を標榜し、希望を持って日々の業務に取り組んで貰えるきっかけを渡す事が出来ればと、今日も一日熱く語り続けました。

伝えたいのは状態管理意識。

私が主宰する建築現場実務者向けの研修の中で最も伝えたいのは「状態管理」の概念です。どの様な目標もそれを妨げるあらゆる問題も、状態を整える事に意識を集中して継続した連続性のある行動を起こす事が出来れば、達成もしくは解決出来ることを認識して貰いたいと思って研修を行なっています。そして、一歩を踏み出す勇気ときっかけを渡すことが出来れば私の最低限の役割は全う出来ると思っています。もちろん、研修に参加しただけの成果は手にして貰いたいですが、半年程度の座学とその実践で出来る事はたかが知れています。本番はこれから、研修の終わりは実務のスタートだと今日も繰り返し伝えました。

コンテンツに価値なし。

研修事業を行っていて、また私自身も様々な研修に参加する中でいつも感じるのは、何を学ぶかよりもどのように学ぶかの方がずっと重要であり、学ぶ姿勢が学びの質を決定すると常日頃から思っています。世の中にはたくさんの成功法則や事業改善、問題解決のための方法論やノウハウが溢れています。セミナーや研修も高額なものから無料のものまで様々で、学びたい気持ちがあり、それを行動にうつせば情報化社会の今なら、インターネットを介していとも簡単にそれらは手に入ります。極端に言ってしまえば、学習のコンテンツ自体は価値になり得ない時代になったと言うことです。

学ぶモチベーション。

実際、私が主催している半年間にも及ぶ研修で塾生に伝えているのは、書籍として販売している建築現場で活用すべきマーケティング理論をまとめたテキストの内容を1項目ずつ丁寧に説明し直して、実践してもらうことであり、研修会場に足を運ばなくても書籍を読んで自分で実践すればその効果は同じになるかもしれません。しかし、自らモチベーションを燃やして、学び、実践を延々と繰り返すのは簡単な事ではなく、ましてや技術以外の学びの場が皆無と言っても大きく違わない、一般的な社会人が常識として身に付けるマネジメントやマーケティングの基本すら学ぶ必要性を感じる機会も無い建築現場実務者にそれを求めるのはあまりにも高いハードルです。

超えなければならない山。

実際、職人や施工管理等の現場実務者達を集めて研修を行なっておりますが、塾生自らが率先して研修に参加したいと申し出て来られる方は稀で、殆どは経営者に指示されて研修に参加されます。「仕方なく来ました」とか「社長に言われたから」等の答えが返ってくる事も珍しくありません。学ぶ姿勢が全くない者に教えるのはなかなかタフな状況ではありますが、建築実務者に人はものづくりの道具ではない、人として決められた事を決められた通りに作業するだけでは無く、自ら考えて現場にしか無い知見を駆使して付加価値を生み出して貰える様になって貰う為には必ず超えなければならない山だと思っています。

一期一会。

本日、最終講を終えた第14期生のメンバーも決して全員が自分から希望して研修に参加した訳ではありませんでした。どちらかと言うと行きたくないのに無理やり参加させられた、と言う雰囲気の塾生の方が多い位だった様に思います。しかし、自ら学ぶ姿勢がない者が半年間の研修を終えて、どれだけの学びを得て、成長できるかが、職人育成に取り組む私たちの価値であり、これができなければ職人向けの研修をやる意味はありません。今回の塾生たちに、大きな気づきと成果を与えられたか?と問われたら、完璧にできました。とは口が裂けても言えませんが、半年間の付き合いをしてきた上で、これからも毎年フォローアップ研修で職人起業塾で学んだマーケティング理論と現場マネジメント改革についての実践を行っているかを問い続け、長い時間をかけて少しずつ学ぶ姿勢を浸透させて行くのが私の勤めだと思っています。研修は終わりがスタート、そしてご縁を大切にする一期一会の概念を持てと塾生達に言いましたが、実はそれは私も同じ。気の遠くなるくらいの多くの塾生との長い付き合いがまた明日からスタートします。14期生の皆さん、今後とも宜しく!


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」として再出発します。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
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行くも地獄、戻るも地獄の人材採用。

令和元年12月24日晴れ

今年最後の倫理法人会。

火曜日は朝活の日。今年最後の倫理法人会のモーニングセミナーに朝起きして向かいました。12月も下旬だと言うのに今朝の神戸の気温は夜明け前にもかかわらず10度近くあり、随分と暖かいクリスマスイブの朝になりました。今日のモーニングセミナーの講話者は京都東倫理法人会から上西副会長にお越しいただき、解体業で刑務所から出所してきた元受刑者を更生させながら事業を行われている話を聞かせていただきました。従業員さんを自社ビルに住まわし、同じ釜の飯を食べながら社会復帰できるように、和気あいあいとした職場づくりをされているのが伝わり、建設業界が持つ素晴らしさを改めて感じさせてもらうことができました。

建設業の働き方改革。

上西副会長の事業所には刑務所や養護施設から働きたいと言って若者が次々に集まってくると言われておりましたが、建設業界全体を見渡すと深刻な若者離れに皆さん悩んでおられます。昨日のNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の定例会でのディスカッションでも、人材の採用についての話題でずいぶん盛り上がりました。人材募集のサイトに結構な費用を使っても良い人材も集まらないし、採用したところで長く続かずすぐにやめてしまうと。また、最近の若者は給料が高いことよりも、週休2日で休みをしっかり取れる会社を選ぶ傾向にあると多くの方が口を揃えて言っておられ、採用活動と同時に就業規則の見直しをされている方も少なからずおられました。建設業も旧態以前のグレーな働き方のままでは若者に見向きもされなくなっていると言うことなのでしょう。

要は運用。

ディスカッションの中で私に水を向けられて申し上げたのは、就業規則はいわば書きたい放題で、労働基準法に適合したものを作る事はいともたやすくできますが、大事なのは就業規則そのものではなくて、実際の運用だと言うことです。建設業は特定業種として認められ、残業時間の上限が現在は定められておりません。就業規則で労働時間を明確に定め、勤怠管理を適正に行って、休日出勤や残業手当をきっちりと支払えばそれでよかったのですが、それも昨今の働き方改革の流れで法改正が行われ、5年後の猶予期間が経過した後は上限の残業時間内に収まるような働き方が我々建設業にも求められています。適法の就業規則を作り、残業代を払えば済むのでは無く、法定時間通りの運用が出来なければならなくなります。

時間短縮ありきの罠。

経営者にとってスタッフの所得を上げつつ、労働時間を減らす事は目標にすべき重要なタスクですが、問題は事業所の売上、利益を保てるか、事業計画通りの成長が実行出来るかです。これが非常に難しいバランスで、現在、実際に商社やメーカーで働き方改革に取り組まれている中で、見積もり等のレスポンスが遅くなり、あまりの遅さに痺れを切らせて競合他社に注文を移してしまう例が私の周りでも起こっています。時は金なり、就業時間の短縮ありきで仕事の回転数が落ちてしまうと当然売り上げは下がりますし、顧客の信頼も失ってしまいます。残業禁止で業績を大きく落としてしまっては何のための働き方改革なのか分からなくなってしまいます。

行くも地獄戻るも地獄。

上述のバランスは従業員一人あたりの労働生産性に拠るところ大ですが、そもそも中小零細企業の労働生産性は大企業のそれの半分程度だと言われています。この大きな乖離を解消しなければ、主に大企業向けに始まった働き方改革の波に飲み込まれた中小企業は次々に破滅への道を歩む事になります。かと言って、改革に取り組まず今まで通りの休みも少なく、残業だらけの事業所に人は集まらず、事業は立ち行かなくなります。行くも地獄、戻るも地獄と言ったところでしょうか。

ブランディングの必要性。

では、我々のような中小の、特にグレーの会社が多いと言われる建築業を営む事業所はどうすればいいのか?と言う問いに対する答えは、気合と根性で頑張る。とかではなく、大企業との労働生産性とのギャップを埋める具体的な方法を考えるしかありません。大企業と中小零細企業との生産性の違いの根源は、IT活用や設備の違い等ももちろんありますが、実は優秀な人材を採用できるブランド力と、採用後の教育制度の充実の2点に尽きると思っています。私達も小さくても魅力的な会社だと若者に認められるブランディングをしなければならないのですが、まず初めに行うべきは、外部向けのプロモーション的なプランニングではなく、既存の従業員にモチベーションを上げて活躍してもらえる様に、社内での理念の共有や、同じ目的意識を持って業務に向き合う体制作り、顧客の感動の体験を再現し続けるインナーブランディングの構築に取り組むべきです。

人事制度とブランディングとマーケティング。

表面的にとりあえず人を集めるのではなく、理念に共感しモチベーションの高い人材を集めるには経営者が事業の目的を明確に示し、社内に共有し、 目標に対しての進捗に応じた従業員への評価制度とその基盤となる等級制度、キャリアプランを示すところから始めるべきだと言うのが人事制度の基本です。そして、従業員に未来を示すには、事業所が持続継続していく仕組みを持つ必要があり、インナーブランディングと合わせてマーケティング理論に則ったビジネスモデルの構築を同時に行わなければなりません。その入り口となる人事制度のワークショップを現在一般社団法人職人起業塾で絶賛行っていると言うわけです。ご興味がある方はお気軽に私(高橋)までお声掛けください。イベント情報は以下。(^ ^)


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」と変わります。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
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職人不足解決の鶏と卵論。

令和元年11月27日 曇り

熊本day

熊本出張最終日。今日はJBN全国大会の2日目の定番、分科会が開かれ、国産の木材利用や大工育成、昨日の基調講演のテーマでもあったSDGsのより詳しい具体的な取り組みなど、興味深い内容の実践的な発表が目白押しで参加する分科会を選ぶにも悩む程でした。ただ、いつも全ての分科会のレジュメが配布されていて、会場に詰めなくても内容を伺い知ることが出来る様になっており、今回は私は分科会会場には足を運ばず、JBN福岡の人に優しい住まいを考える会の会長はじめ、運営側の面々と来年以降、開催しようと計画中の職人育成を行う事業者向けの人事制度改革のワークショップの打ち合わせを行いました。

職人の離職問題

大工育成に関する分科会でも大きな課題として、せっかく入職した若手職人の離職が多く、それを防ぐ方法論が語られていたようですが、根本的な問題として、若い職人が将来に対して明るいイメージを持ち切れていない、キャリアパスを示されていない事が挙げられます。高校や専門学校を卒業して、大工として働き出した後、30歳、40歳と年齢を重ね、結婚や子供を持つようになり、マイホームを取得しようと思った時に、どのくらいの年収になっているか、そして、非常に費用がかかる子供を育てる年代になった時、安心した暮らしが出来るくらいは最低でも担保出来ておく必要があるし、年老いて現場作業のパフォーマンスが落ちた時にどうなるか等々、経営者はそれらを指し示す責任があると思います。

基礎的処遇の改善

全国に7万社あると言われる建築会社の中で大工、職人の内製化、正規雇用を行なっている事業所はほんの数%しか無く、殆どが外注扱いの職人ばかりで現場を進めています。職人は決して高くない単価に工数を掛け合わせた金額で働き、手元にお金が残る様に国民保険、国民年金のみに加入して生産性が落ちる加齢した時の不安から目を背けて今だけをみて働いているのが殆どです。これでは情報改革であらゆる情報を検索出来る様になった若者が、建設業界に入職してくれる訳はありません。外注扱いの職人を正社員として雇用するのは非常にコストがかかりますが、職人不足の解決にはまずはじめに、他業種と比べて遜色のない社会保障を付加するべきだと思っています。

誰もが起業したい訳ではない。

圧倒的に少数派である、高いハードルを乗り越えて大工を社員として迎え入れ、育成している、もしくはこれから取り組もうとしている工務店が頭を悩ませるのが、採用難と離職です。新卒の学生を採用してから現場で活躍して貰うまでには3年程度はどうしても時間がかかります。先行投資として職人育成に時間と金を使った挙げ句、やっとこれからという矢先に離職されると、今日の分科会でも壇上の経営者が嘆かれていたと耳にしましたが、教育のやり方、教える人の資質、楽しく働ける環境改善等と一緒に、大工を続けていくにあたり、明るい未来を示してあげるべきだと思います。それも、マーケットの縮小する中、いつか独立開業して親方となり頑張って稼げ!と根性論、ギャンブル的な感じでは無く、欲がないと言われるイマドキの若者向けの確実に手に入る未来を示さなければ、若者はついて来てくれないのでは無いでしょうか。

環境改善と教育はセット

今日の午前中は、上述の問題を一つずつ解決すべく、一般社団法人職人起業塾で来年から福岡で開催す予定の職人育成が出来る人事制度を作り上げるワークショップの内容についての話し合いをしておりました。先ずは、最低でも30歳過ぎには住宅取得が出来る様な年収になる、職人のキャリアプランを示さねばならず、もっと多く給与を支払う約束を経営者は社員職人に対して行うべき。そして、その原資は職人自身に働き方を見直してもらい、売り上げ利益に貢献してもらうしかありません。決められた事を行うだけの作業員にそんなに多くの給与は支払えませんが、現場の管理や顧客の窓口、現場で圧倒的な評価を勝ち取って次の受注に繋げる等、経営者目線を持って業務に当たれば自ずと結果は出るはずです。

卵?鶏?

職人の意識を変えて、現場をリピート、紹介受注の質の高い集客チャンネルに変える為には職人への技術以外の教育が重要で、それには正規雇用をして理念を共有し、職人を守る姿勢を鮮明にすべきです。当然、費用もかかりますし、教育にはエネルギーも使います。この話はいつも、卵が先か鶏が先かの水かけ論だと言われますが、現状を変えるには先ず、経営者の覚悟と決断が欠かせません。昨日の基調講演でも建設業界で最も深刻な問題は職人不足だと言われていましたが、本当にヤバイと気付かれておられる方は是非、職人育成人事制度のワークショップにご参加下さい。未来を作って参りましょう!


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一生付きまとったっるからな!@職人起業塾フォローアップ研修&元祖職人起業塾

令和元年11月21日 晴

炉開き。

今日は月に一度の茶の湯のお稽古。11月は炉開きだったこともあり、釜をかけたり、抹茶を漉したりの用意から先生のお手伝いをさせて下さい。と名乗り出て準備のお稽古をつけて頂きました。茶の湯はいわゆる裏の仕事にも細やかに作法やしきたりが定められており、貴重な学びを頂ける場をご提供頂けることに感謝するばかりです。準備の大切さはあらゆる事柄に相通じるのだと改めて感じながらお稽古をつけて頂きました。

寄る年波?!

茶の湯をお教え頂いている先生のお宅は滋賀県の湖西、和邇にあり、 若干の余裕をみると自宅から3時間近くかかります。今週は毎日夜遅く、朝早い日が続いており、今朝も相変わらず夜明け前に起きだすことになり、先生のお宅に伺うと、ご挨拶ののっけから「お疲れの様ですね。」と見透かされてしまいました。折角の炉開きのお点前も薄茶はともかく、お濃茶は集中力が続かずぼろぼろで、悔いの残る残念なお稽古となってしまいました。自分でも(起業からずっとですが、)身体と心と時間をすり減らしながら毎日を過ごしている自覚はあり、もう若くない厳しい事実をまざまざと自覚させられました。

研修は終りがスタート。

私の顔に疲れが一気に滲んだ理由の一つは昨日開催した一般社団法人職人起業塾フォローアップ研修と毎月すみれ本社で開催している無料の勉強会、元祖職人起業塾の合同イベントで、50名程のメンバーを相手に昼から夜中まで熱く語り続けたのと、連日の朝活、夜活の連続での寝不足と相まって随分消耗してしまっていたようです。ただ、研修は終わってからがスタートで学びを実務に生かして初めて研修受講の価値が生まれる。と、事あるごとに言い続けている私にとって、一年に一度、一四期まで重ねてきた研修の卒塾生が一堂に会し、学びをどの様に実践しているかを発表してもらうこのイベントは何よりも重要で、卒塾時に塾生達が立てたアクションプランの進捗が計画通りに進んでいるかが気になって仕方がありません。

塩の様に溶けやすい志

ありがちな話ですが、研修受講時はモチベーション高く、「やりますよ!」と張り切っていても研修が終わって通常の暮らしに戻ると日常の忙しさと相まって、時間と共にモチベーションは萎み、「自分を変えて、現場を変えて、圧倒的な顧客満足を得られる会社に改革するぞ!」と意気込んでいたのさえ忘れてしまいます。フォローアップ研修の際に私は毎回、「男子の志は塩のように溶けやすい」と誰しもそんなものだよと、成果を上げれていない塾生達を慰めたりもしておりますが、「大事な事は6回伝えろ!」の精神で、毎年学んだ内容を思い出し、再びチャレンジするキッカケとしてフォローアップ研修を開催し続けています。

コーチングとはリマインド。

神戸で毎年11月に行っている研修は一応、全国一斉に参加を呼びかけており、毎年遠方から卒塾生が駆けつけてくれます。今回も遠く九州から泊りがけで参加してくれた大工の塾生もおりました。私としては嬉しい限りですが、現実は遠方から来られるのは数人で、関西圏からの参加が殆どです。グループコーチング形式で研修を行っている私としては、どうしても1年に1度は顔を見て、その後の進捗を聞くことでリマインド効果を卒塾生たちに渡したいと思っており、東京や九州柏でオープンセミナーを行う際には、フォローアップ研修を兼ねてお声掛けするようにしています。それでも、参加される事業所はいつも全員で参加されるし、参加されない卒塾生はお誘いしてもなしのつぶてだったりします。私としては本当に残念ですが、それもこれも私の力不足に原因があるのでしょう。

ブランディングの本質。

今回のフォローアップ研修は、アクティブブレインセミナーの復習と、卒塾の活動報告、コミニケーション講座を担当いただいている横山先生に全員に一言ずつアドバイスをいただいた後、基調講演として45分ほど私が巷で大流行りのブランディングについて、建築業界、もしくはスモールビジネスにおける考え方を熱く語らせてもらいました。今期のオープンセミナーで語っているいつもの内容ではありますが、ブランドの構築は圧倒的な顧客からの評価が必要で、顧客の評価は現場での成果物とそのプロセスにあります。企業は人なりと言いますが、建築業は現場なり、現場を支える実務者こそがプランティングを中心的に担う人材となります。社長でも、営業でも、デザイナーでも設計してもなく自分たちが自社のブランドを作り上げるのだと職人や施工管理者が強く意識して主体的な行動に踏み切ったとき、現場での圧倒的な評価から生まれるリピート、紹介と言う質の高い集客が持続継続的に生まれる仕組みが出来上がります。私たち職人起業塾はこの部分の実践を6カ月間もの間サポートして仕組みとして定着させるお手伝いをしていると言う訳で、塾生の皆さんは、今日の講演を聴いて自分たちが以前学んで実践してきたことが激動の令和の時代を乗り越えて未来を作る自社のブランディングに直結すると言うことを改めて再認識してもらえたのではないかと思います。

参加者からの熱いフィードバック。

元祖職人起業塾のメンバーとの合同で開催した「beの肩書き」も非常に好評を頂きましたので、明日のブログで紹介したいと思います。今日のところは、今回ご参加頂いた塾生さん達がセミナーイベントの感想、フィードバックを書いてくださったので以下にご紹介して締めくくりたいと思います。

元祖職人起業塾最古参の青山さんのブログ
スペシャルな水曜日/テツヒサ 情報局

ブログ繋がりで第1期からご参加頂いている藤原社長のブログ
職人起業塾フォローアップ研修に参加してきました/社長のひとりごと

Newtype大工の一番星、北九州のブログ
神戸出張で学ぶ次世代の大工

素晴らしいブログやfacebookでの投稿を下さった皆様、ありがとうございました!来年もフォローアップ研修@神戸でお会いしましょう!再開できるのを楽しみにしています。(笑)


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若手板金職人が掲げる「私の役割」

令和元年10月31日 晴

首里城墜つ。

朝目を覚まして、いつも通りに歯ブラシをくわえ、歯を磨きと腹筋を一緒にしながらテレビのスイッチを入れてみると、信じられない衝撃的な映像が目に飛び込んで来ました。一時期、親父と弟がすぐそばに住んでいて、実家的な位置付けになっていた沖縄の首里城の正殿が紅蓮の炎をあげて焼け落ちる様は信じられないを通り越して、世界でも最も成熟した社会になったと思っていた日本で未だにこんな事が起こるのか!と憤りすら覚えました。報道では電気火災では無いか?と消防行政の専門家が憶測を述べられておられ、未だ失火か事故かはたまた放火かは明らかになっておりませんが、建築を生業にしている私としては、もし作り手の想いと努力を蹂躙する放火だったとしたら絶対に許せません。そして、数少ない私の男3人での想い出も首里城と共に灰になってしまった様な悲しい気分になりました。本当に残念でなりません。

奇跡の日常。

50数年間も生きていると、およそ信じられない出来事に何度も繰り返し遭遇します。震災、津波、台風などの天変地異、事故や病気、その他、突発的な出来事による友人や知り合いの突然の死、等々、起こった当初は到底受け入れられない様な悲しみに晒されることも何度もありました。ただ、人は「忘れる」という能力を持っており、絶対に忘れないと思っていても時間と共にその記憶は薄まっていきます。それはとても残酷でもあり、助けられている様にも思います。もちろん、私のこれまでの人生に悪い事ばかりが降りかかって来た訳ではなく、到底信じられないくらいのいい事も起こったりします。少し俯瞰して半世紀の人生を振り返ってみると、自分の人生はなんて偶然の積み重ねに翻弄されて来たのだろうか、と思わざるを得ません。世の中に当たり前の事など何もなく、なんて事ない日常も実は全てが奇跡の積み重ねではないか、なんて思ってしまいます。

人生は短く儚い、脆い。

昨日、リブランディングの流れでUXデザイナーのTさんと打ち合わせをしている最中、「事業の目的とはなんぞや?」との根源的な問いにに話が及びました。Tさんも起業されてからずっとその事について考えを巡らせておられ、なかなかスパッとまとまらず、よく分からなくなって来た時、道元禅師の「人生は短く儚い、儚いからこそ、世の為、人の為になる行いをすべきである。」との言葉に触れてハッと気付かされる事があったと言われておられました。人生の目的やこの世に生を受けた自分が背負っている役割とは何か?という質問を自分自身に問いかける事は非常に重要ですが、その答えを明確に導き出すのは簡単ではありません。しかし、人生は偶然の積み重ねであり、いつどんなことが起こるかもしれません。諸行無常、短く、儚く、脆いからこそ、何か今出来る人様の為になる事をすべきだと、私も感じました。

あなたの役割はなんですか?

今日は一般社団法人職人起業塾 第14期の講座の講師を務めました。今回は1日かけて孔子による論語の教えに端を発し、日本に脈々と受け継がれている理念と経営の合一、上杉鷹山から二宮損得、山田報告、渋沢栄一が実践し、大きな成果を残した三方良しの商売感の重要さの復習からの流れを踏まえて、学びを実践に落とし込むやアクションプランの考案とブラッシュアップを行ってもらいました。そして、行動計画を立てるにあたり、よく考えてもらいたいのが、事業所内、もしくは人としての立場と役割だと伝え、「人の役割」について塾生達に問いを投げかけました。一説では、人類最大の発明は「役割」だと言われており、ホモ・サピエンスが圧倒的な進化を遂げて、地球上の生物の覇者となったのは役割を発明したからだと言われまます。それほど重要な概念である役割を軸にして、アクションプランを考え、実践することで、価値のある実践に結びつけて貰おうと言うのが私の意図です。

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目の前にある事に一生懸命に取り組む。

私の問いに対して、「私の役割は板金業界を発展させる事であり、その為にこの世に生を受けました。」と板金施工会社の社長の息子であり、2代目を継ぐ予定の板金職人の若者は少し照れながら答えておりましたが、あながち大げさでもなく、若くして技術面と知識面の両方を高いモチベーションで熱心に学ぶ姿は確かに板金業界の申し子であり、彼が父親と同じ歳の私たちの年代に達した時には業界を変革させる程の素晴らしい業績を残しているかもしれない、と頼もしく思った次第です。役割を明確に認識し、今現在の役割を全うすることが出来れば、自ずと新たな役割が生まれ、活躍の場を広げることが出来るというのが、私の持論で、誰の言葉かは失念してしまいましたが、随分前に本で以下の言葉を読んでから、役割に対する自分なりの定義としています。最近は自分探しをする若者が減ったというのを耳にしますが、たった一度の人生、自分の使命や役割に向き合い、全うすることで、価値ある人生だと自分を認める事に繋がるのではないかと思っています。第14期生の皆さんは特に、次回の講座で胸を張って発表できる様に1ヶ月間、役割を果たす取り組みを頑張ってみてください。

「人間、生まれたからには、必ず役割を持っているんだよ。ただしその役割は、働くことによってしか果たせない。自分の役割を探すのは思いの外難しいが、自分の役割を探すアプローチは共通である。それは、目の前にあることに一生懸命全力で取り組むということ。」

 


いよいよ来週です!
現場改革・現場ブランド化理論 & 職人採用・育成・人事制度セミナー開催します!

□日程11月8日(金)14時~18時30分
□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24
□当日スケジュール
13時30分〜14時00分 受付
14時00分〜16時30分 現場改革・インナーブランディング オープンセミナー
16時45分〜17時45分 職人不足根治の為の環境整備と人事制度
18時00分〜18時30分 建築技術者向け実践研修と助成金活用のご案内
18時45分〜20時30分 懇親会(希望者のみ 別途参加費5000円程度)
□参加費:15,000円/人 (職人起業塾参画企業、関係者は5,000円/人)
□定員:25名(定員に達し次第締め切りと致します。)
申し込みイベントページ→https://www.facebook.com/events/2378078522508618/
メール申し込み/問い合わせ→http://www.shokunin-kigyoujyuku.com/application/


2020年1月東京塾2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生絶賛募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/wp-content/uploads/2018/08/f4f7901fe4fbf822cb614821800a2e7f.pdf


10月31日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
オブザーバー参加受付中!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/news/13th-nagasaki-2-4/


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般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトに情報を集約しています。 原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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できるまで返さないスパルタ研修。(笑)

令和元年823日晴れのち雨

地元神戸での第14期職人起業塾。

今日は神戸にて第14期職人起業塾6か月コースの第4講の研修講師として朝から夕方まで熱く語り続けました。先日の工務店カンファレンスでのご縁で、遠く岡山県からのオブザーバー参加などもあり、ガンガンにクーラーを効かせた部屋にもかかわらず、熱気ムンムンの文字通り暑い1日となりました。

ほぼ職人ばかりでの研修。

一般社団法人職人起業塾の研修は厚生労働省の大臣認定の研修として認められており、ほとんどの受講生は助成金を活用して受講されます。なので、社員として雇用されている人が対象となり、現場実務者向けの研修と言いながらも、施工管理やリフォーム営業の方が多く受講され、全国どの会場でも職人は半分程度にとどまっています。しかし、今回は施工管理者が1名おられるだけで、後は全員職人となっており、地元開催と言うこともあり、つい必要以上に力が入ってしまいます。(笑)

第二領域で強みを磨く。

今日の講座は「スモールビジネスの鉄則」と題して、自社独自の強みの見出し方や緊急性と重要性の時間のマトリックスをもとに、第二領域と言われる緊急性の低い重要な事柄に対し、継続した取り組みで地力を高める時間の使い方、習慣化についての講義でした。私たちが行っている研修は単なる座学ではなく、実践型研修となっており、講義の内容を現場実務に落とし込み、その成果を毎回計測するようになっています。その意味で今回の研修は非常に重要なレクチャーでした。

おいおいおいおいおい、

講座の冒頭に毎回、前回の講義の復習を行います。前回は私の受け持ちではないアクティブブレインセミナーを受講しての感想を塾生達に聞いてみました。「自分の気付いていなかった能力に気付いた」「無理だと思う事もやれば出来ると自信がついた」と期待通りの返答が返ってきましたが、よく聞くと160個の単語を全て覚えるというタスクを達成してない塾生が数名いる事が判明、その理由を質すと「時間切れでした。。」と明らかに単なる努力不足だった事が明らかになりました。

蛇のようなしつこさ。

今日は今日で進めなければならないカリキュラムが決まっており、時間に余裕があるわけではありませんでしたが、「積み残し」「諦め」「大まかできたつもり」が好きでは無い(と言うより嫌いな)私は午前中の時間を割いて全員が出来るまで練習をさせる事にして、蛇の様にしつこく、出来ない理由を問い質し、弱いところにアドバイスを繰り返して全員が100個の単語を言えるまで本講座をスタートさせませんでした。

できるまで返さないスパルタ研修。

結果、昼までには約2名を残し全員が100個の単語を丸暗記することに成功し、「やればできる、と思うけどやりきれてなかった」との中途半端な自信だったのが、「俺はできた」と言う確固たる自信に変化した表情を見せてくれました。残りの2名については、1名は講座終了後の帰る間際、もう1名は居残り組として居酒屋で料理に箸をつけないまま記憶を続け、最終的には見事最後は全員が完全に100個の単語を覚え切りました。

落ちこぼれを切り捨てたりしない。

研修の時間にできなければ居残らせて覚えるまで返さないなんて、自分でも、研修講師としてはありえないしつこさで、塾生も若干あきれ気味でしたが、学歴社会から落ちこぼれた私としては誰1人漏らすことなく同じ学びと成果を得てもらいたいと思っていて、迷惑がられようと、とことん付き合うように心がけています。特に、今回のアクティブブレインの記憶術を完全にマスターしていないのは建築業界で職人として働くには非常にまずいことだと思っていて、どうしても見逃せませんでした。

職人にはイメージ力が絶対に必要。

その理由として、アクティブブレインの記憶術は言葉をイメージに転換して脳に貼り付ける記憶術であり、ぼんやりしたイメージしか描けないと記憶に残せないと言うことがあります。建築現場のものづくりで非常に重要なのは作業前に完成をどこまで詳細にイメージし、作業手順の全てをシュミレーションするかにかかっているからで、また、顧客の持つイメージと自分のイメージのすり合わせができなければ絶対に満足されることがないからです。

ぼんやりしたイメージのままで現場に行くな。

細かいところまでこだわって鮮明にイメージをすると言うのは、ものづくりに関わる人間として絶対に必要なスキルで、その技能を高めてもらうために一般社団法人職人起業塾の研修に一見関係がなさそうに思える記憶術、アクティブブレインセミナーを組み込んでもらっています。ぼんやりとしたイメージを持ったまま、大体わかったようなつもりになって現場に行くことが、不具合やクレームを起こす原因であり、詳細まで突き詰める習慣をつければそのような事は一切なくなると思っています。

人生は記憶の積み重ね。

そもそも職人仕事は段取り8分と言われます、塾生の皆さんには、現場に行く前に細かな収まりまで全て完璧にイメージを作り込んでから現場作業に向かってもらいたいと思います。また、顧客が想像している完成イメージをとことんまで突き詰めて共有してもらえるようにお願いしたいと何度も繰り返し訴えておきました。人生はいわば記憶の積み重ねであり、これからの人生を切り開くには、未来のイメージを作り込む事が非常に重要です。そんな意味も込めて、14期生の皆さんには今回無理矢理鍛えたイメージ力を発揮してもらえれば幸いです。(笑)


「モノではなくコト!建築会社らしからぬイベントやってます!

すみれ暮らしの学校|乗り換え?現状維持? 初心者のためのsimフリー入門講座

日時:2019年9月25日水曜日 14:00〜16:00
場所:有限会社すみれ建築工房
https://www.facebook.com/events/966795133659538/?notif_t=plan_user_associated&notif_id=1565913973750015


10月福岡塾、11月東京塾6ヶ月コース開講予定、塾生絶賛募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

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8月23日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
オブザーバー参加受付中!

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第72回【元祖】職人起業塾&テラスBBQはホットシート!

なんと、ピックアップ企業は「すみれ建築工房」です。来年の20周年を迎えるにあたり更なる進化を目指してリブランディングの真っ最中、そのコンセプトのプレゼンを聴いて頂いてフラッグシップとなるサービスをビジネスモデルキャンバスを使って皆様に考えて頂きます。新社名も。(笑)
大きく期待しておりますので、宜しくお願い致します!
https://www.facebook.com/events/824069371381384/


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職人不足の今こそ、作業員ではなく職人に進化しろ!

令和元年8月6日 晴れのち曇り

どうにもこうにも職人がいない。。

先日、リフォーム工事をネットで集め、工務店に紹介するボータルサイトの担当者から電話があり、某大手ハウスメーカーの全国的な施工不良の是正工事に協力してくれないか?と手直し工事のオファーがありました。そもそも、私は随分前からブローカー的な建築業向けのポータルサイトとは決別しており、聞く耳を持たないスタンスだったのですが、施工不良是正問題は旬の話題だった事もあり、話を聞いてみました。その内容はとにかく職人がおらず困っていて、「大工の単価は28,000円、工期なし、手が空いた時に工事をしてもらえたらいい」と私たちにとってこれ以上は無い都合のいい条件を並べられました。そこまで言うなら、と実際にハウスメーカーの緊急対策本部の担当者と話をしてみたら全く違う内容で「日当は23,000円、4名組で二週間程度の日程で工事をして欲しい」とのこと、聞いていたのと全然話が違う!と憤慨しましたが、その担当者が嘘をついていた訳でもなさそうですし、詰め寄っても仕方ない。ブローカーは本当に信用なりません。

職人側からの条件提示。

ハウスメーカーの担当者さんは別段悪気があってその様な条件提示をされた訳では無いでしょうし、今までの建築業界の常識なら普通の話です。しかし、私にとってはそんな条件で手直し工事の手伝いをする意味も義理もなく、元々聞いていた条件を伝え、それで良ければ考えましょう。と前向きか後ろ向きかよく分からない感じでお答えしてきました。先方も少し困った様な感じでかわいそうな気もしましたが、大工に手直し工事の単純作業を日当で働かせてもなんの付加価値も生み出さず、ガッツリと期間をとって予定するほどの意味も価値もありません。と、自社で元請けの工事を受注出来ているので強気に出ているとかではなく、職人の働き方が今までと変わった事を伝えたかっただけですが、あまり理解を得られた感じでもありませんでした。とにかく、私が起業したての頃、ハウスメーカー下請けをやっていた時とは、大手住宅メーカーと職人の関係はまるっきりパワーバランスが入れ替わったのは間違いありません。

(悪しき)職人の復権?!

昨日のブログのタイトル「逆転の時代。」と一緒にその様な事をfacebookでシェアしたら、とある京都の内装業者の方からこんなコメントを書き込んで下さいました。

逆転といえば僕の周りでは職人さんの中でも、黙ってても仕事があるから人の財産を手掛けるには程遠いクオリティでの仕事で当たり前の様にお金をもらっている人も急増しています。
昔では絶対に通らなかった仕上がりでも人手不足の為、強く言えなかったりと。
今こそ、10秒、15秒かかる手間を惜しまず一生懸命仕事に取り組んでる職人さんが輝けるように差別化が必要なのかなと無知ながらに感じている今日この頃です。

建築業界はこれから急激にマーケットが縮小すると言われていますが、それよりも職人が減る方が圧倒的に進むと言われていて、現状でも既に職人不足が顕在化している地域も多く見られます。需要と共有のバランスから、職人側の売り手市場になるのは間違い無いのですが、腕の悪い職人、心無い行動を取る人でもいくらでも仕事があるかというと、そんな訳はなく、IT革命、情報革命によってあらゆる事が白日の下に晒される時代、嘘まやかし誤魔化しで仕事がたっぷりくるほど甘い世の中では無いと思っています。

職人に対する認識の齟齬

かくゆう私も、フツーの感覚で(というか、多分サービス気味に)「大工の日当を23,000円でどうでしょう、」と言われた住宅メーカーの担当さんにそんな単価では工務店としては受けられないと偉そうに突っぱねたりしているのですが、その原因となったのは両者間の大きな認識の違いで、メーカーが考える大工=単なる作業員で、私の言っている大工=施工記録を残したり、検査に立ち会ったりする施工管理と作業の兼任をする者の違いがあった様に思います。今回の施工不良の是正工事は非常に単純な内容の仕事にも関わらず、施工管理者(と言いながら営業職の担当者さん)が現場に立ち会って、作業の記録写真を取ったり、住民への告知を行ったりをしておられる様で、その程度の事は職人に任せて、その分現場管理費として拠出すればお互いに大きくメリットがありそうに思いますが、それさえも任せる事が出来ないとのことでしたし、実際に問題も発生しているとのことでした。

未来から目を伏せるな。

私としては、工務店経営者であると同時に自分自身が今も職人の端くれだと思っておりますが、職人の社会的地位の向上には職人の自助努力が必要で、分業化が進みきり、狭い範囲での作業のみしか行わない単なる作業員のままでは地位どころか所得も一切変わりようがなく、厳しい様ですが、学ぶこと、変わる事を厭う職人を守る事は出来ないと思っています。重宝され、守られる職人になるには自ら守られる価値がある職人に変わるべきで、決まった事を決まったまま行うだけではなく、+@の付加価値を生み出す気概が必要だと思っています。ただ、人は環境の生き物と言われますが、周りの環境が、学ばない、変わりたくない、目先の損得だけ、未来の事は考えない、面倒は嫌い、コミュニケーションをとりたく無い、今だけ、金だけ、自分だけ良ければ良いと考えている人ばかりでは、その塊に押し流されてしまいます。私たちができる事は変わるきっかけを提供する場作りくらいしか無いのかも知れませんが、職人不足の今こそ、職人は学び、変わるべきだと思います。そして、少しのきっかけを持つだけで時代とともに進化する職人になる事ができると思っています。職人よ、学びに来いよ!


***以下は告知です!***

東京オープンセミナー8.8にて最終です!

全国一斉、現場ブランディングと現場実務者育成に必要な6つのコンテンツ。 @職人起業塾オープンセミナー&フォローアップ研修開催します。

【東京開催】 □日程:8月8日(木)14時~18時30分 □場所:株式会社 Ship セミナールーム https://www.facebook.com/events/419618805307424/


今年がラスト!富士山ご来光ツアー、ご参加の方はお急ぎください!

10年連続11回目の富士登山、今年はきっと最高のご来光をみれると思いますよ!
https://www.facebook.com/events/1466882070118495/


第72回【元祖】職人起業塾&テラスBBQはホットシート!

なんと、ピックアップ企業は「すみれ建築工房」です。来年の20周年を迎えるにあたり更なる進化を目指してリブランディングの真っ最中、そのコンセプトのプレゼンを聴いて頂いてフラッグシップとなるサービスをビジネスモデルキャンバスを使って皆様に考えて頂きます。新社名も。(笑)
大きく期待しておりますので、宜しくお願い致します!
https://www.facebook.com/events/824069371381384/


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ブランディング×職人不足解消×現場改革@福岡オープンセミナー

令和元年8月2日 快晴

心頭滅却すれば・・・

朝から容赦なく強い日差しの太陽にまるで攻め立てられている様に感じた朝、いつもの様に伊川の河川敷を散歩していたら、草むらの中に朝露に濡れた朝顔が顔を覗かせていました。気持ち涼しくなった様な気がして視覚によって暑さ寒さは変わるのだと、人の感覚、主観のいい加減さというか、世界は自分の見方、パラダイスが形成しているのだと改めて感じさせられました。(^ ^;)

楽しい時は一瞬。(^^)

今日は九州博多への弾丸出張、今期2度目となる福岡でのオープンセミナーで、前回の私の話を聞いて従業員さんや知り合いに聴講を勧めてくれた方のお陰で、長時間のセミナーとその後の懇親会も大いに盛り上がりました。私の話にとても共感したので飛び込みで懇親会に参加した、と言って下る方もおられ、同じ価値観を持った方々との時を忘れる楽しさに、もう少しで(また)最終の新幹線に乗り損ねるところでしたが、なんとか無事に神戸に戻ってきています。(笑)

テーマはブランディング。

今期のオープンセミナーは工務店のブランディングについて、を切り口にしており、今すぐにでも令和の激動の時代を乗り越えるブランド構築に取り組むべきだとの提言を熱く語っています。ただ、私は長年、チラシや雑誌をはじめとする宣伝広告を一切やめており、はっきり言ってプロモーションが得意ではありませんし、専門でもありません。なので、広く生活者の人々に知ってもらい、好感を持ってもらう認知活動については一切語りませんし、その資格もありません。ブランディングを語るには随分と畑違いな感も否めませんが、最近、ブランディング戦略について学んだ中で、プロモーションを行う前に踏むべきプロセスがあるのでは?と気づき、「ブランド構築の前提条件」について提言をまとめてみました。

インナーブランディングの重要性

ブランディングの勉強をさせてもらうのにブランド工務店と言われるサンプロ社や平成建設社、またオープンイノベーションで地域における工務店ブランド構築を目指すロカス会議等に参加させてもらって痛烈に感じたのは、ブランディングは外向けのアウターブランディングと内実を整えるインナーブランディングが表裏一体のワンセットだという事で、煌びやかなブランディングをされている企業ほど、インナーブランディングに力を入れておられるという揺るぎない事実です。

ブランド価値とは顧客体験の再現性。

インナーブランディングとは社内ガバナンスであり、品質の担保であり、顧客との約束を守る状態管理であり、事業目的の共有です。まずは当たり前の事を当たり前に行える事、そして顧客の期待値を超えるサービスを提供して、顧客との信頼構築を全ての顧客接点で再現できる仕組みを作り上げる事に他なりません。特に、「何のために?」という問いに対する答えが社員だけでなく、協力業社、取引先を含めて顧客接点である現場に携わる全員が同じ方向に向く事が最重要で、そのためには意識改革が必要です。

期待値を超える仕組み。

要するに、アウターブランディングに取り組む前に、実際にサービスを体験した顧客が期待値を大きく超えた感動を再現する仕組みを構築しておかなければならず、建築業界においてそのタッチポイントは顧客の期待値が低い現場にあるのではないかと思っていて、「決められた範囲の自分の役割を決まった通りに果たせばあとは関係ない。」との思考は職人や施工管理者などの技術系の現場実務者にありがちな思考で、自らをコミュニケーション下手だと自認する現場系の人たちこそ少し意識を変えれば顧客の期待値を大きく超えても感動を与えることができると思っています。

建築業の評価は現場が全て。

私たち一般社団法人職人起業塾で行っている研修は、現場実務者に対して経営者感覚を浸透させ、目先の損得や効率ではなく、しっかりと事業の目的=経営理念を現場での選択に反映させる事に主眼を置いています。建築業の評価は結局、現場での成果物とプロセスに集約される訳で、現場作業に行く先々で、お客様から「これからもずっと御社にお願いしたい。」と言われるような関係作りを現場で実務者が行うことがブランディングの前提であるインナーブランディングの要となると考えて、この度のセミナーのコンテンツをまとめました。

目指すのは全員が経営責任を負う組織づくり。

セミナーの最後に、経営の神様ドラッカー博士の著書から「最終的には全員が経営書として全責任を負う組織を作らねばならない」という言葉を引用しており、今日のセミナーではそのスライドに大きく頷いてくださった経営者や警官が数多くいて下さったことに非常に嬉しく感じました。とは言え、「他人と過去は変えられない」と言われる位、人の意識を変えてもらうこと難しい事はなく、私も20年以上工務店を経営しておりながらいまだに試行錯誤送り返しています。意識を変え、態度を変え、行動を変え、習慣を変えるには長い期間をかけてのトレーニングが必要であるのは私自身の経験則で痛いほど身に染みており、そんな場を提供したいと考えて半年もの長期間の研修及び、毎年のフォローアップ研修を行っています。

ブランディング×職人不足解消×現場改革。

そんなインナーブランディングの必要性と構築の具体的な方法論についてのセミナーは来週8月8日の東京で一旦終了です。建築現場のマネジメント改革から職人等の現場実務者が生み出す付加価値を増大させ、職人の社会的地位の向上と企業の利益、顧客への期待値を超える体験の提供の三方良しの実現に興味を持ってくださった方と情報の共有を図りたいと思います。未来の集客を支えるブランディングの必要性、職人不足の解消の根治的アプローチと合わせて熱く語っておりますので、関東方面の皆様、是非ともご参加ください。お会いできるのを楽しみにしております!


8.8東京オープンセミナーにて最終です!

全国一斉、現場ブランディングと現場実務者育成に必要な6つのコンテンツ。 @職人起業塾オープンセミナー&フォローアップ研修開催します。

【東京開催】 □日程:8月8日(木)14時~18時30分 □場所:株式会社 Ship セミナールーム https://www.facebook.com/events/419618805307424/


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建築×記憶術=イメージ力@アクティブ・ブレイン・セミナー

令和元年8月1日 快晴

八朔。

朝からじりじりと焼け付く日差しと暑苦しい蝉の鳴き声を聞きながらいつもの御朔日参りにアイドル犬チャックとのお散歩からスタート。いよいよ八月、本格的な夏のスタートを感じる朝でした。昨年の夏は殺人的な暑さと言われ、屋根職人が瓦を葺く作業中に足の裏を火傷したとか、熱中症で隣町の大工さんが亡くなったとか、現場で働く人にとっては厳しすぎるニュースが流れましたが、今年もどうやら職人にとっては去年と変わらぬ命の危険を感じるくらいの厳しい夏になりそうです。皆様、ご安全に。

高卒生の有効求人倍率6倍!

灼熱の太陽の下、昼前から事務所を出て来年入社予定の高校生が通う地元の工業学校に求人票を届けに行きました。7月1日の解禁日から1ヵ月遅れとなり、すっかり出遅れた感は否めませんでしたが、就職希望の本人からの要請で求人を出しているので私としては大きな問題はありません。ただ、進路指導の先生曰く、高卒の求人倍率は実質5倍点~6倍になっており、そんな悠長に構えている会社はありませんよ、といった風情でした。少子高齢化の影響というか、中小企業の人手不足の深刻さは私が思っているよりも随分と酷いようです。

アクティブ・ブレイン・セミナー@職人起業塾

その後は兵庫県民会館でアクティブ・ブレイン・セミナーが行われていた第14期職人起業塾の研修会場に顔を出して、塾生達に檄を飛ばしました。記憶術を習得し、今まで絶対に出来ないと思い込んでいた事ができるようになる体験を通して「やれば出来る!」という可能思考を脳にインストールするこの研修はとても楽しく学んで貰えます。しかし、一見建築現場の実務とは全く関係が無さそうな記憶術が実務如何に業務において重要かを理解して貰えなければ研修の意味はありません。セミナーの合間に時間をもらい、実務との関連を説明し、早速明日から現場実務に生かしてもらいたいという意図を伝えました。

人生が変わるセミナー。

アクティブ・ブレイン・セミナーとはイメージ連結法、分解法、転換法、磁石法などの手法を使って言語を強烈にイメージして脳に貼り付ける記憶法を学ぶセミナーで、日本全国で非常に多くの人が学ばれています。私の身の回りの経営者は殆どと言っても過言では無いくらい受講されています。その人気の秘密は、ただ記憶が出来るようになるだけではなく上述の「可能思考」の他にも「陽転思考」「人生を成功に導く20の法則」など、人生を生きていく上で重要な考え方を長期記憶に刻み込み、潜在意識を変える事にあり、単に物覚えが良くなる為の講座では無いからで、実際、私も8年程前に受講して人生が変わったと感じています。

理論×モチベーション×実践=成果

職人起業塾の6か月15回コースの研修ではこのアクティブ・ブレイン・セミナーを建設業界向けに少しだけアレンジして頂き、厚生労働弾人認定のカリキュラムの中に組み込んでいます。職人や現場監督の職にある者が自分たちが内包する大きな可能性に気づいてもらい、私からの研修を通してのオーダーである、「マーケティング思考を現場に落とし込んで未来の売り上げを現場で生み出す仕組みを作る」との本来は経営者が行う様な難易度の高いタスクに取り組むモチベーションに火をつけて貰う為でもありますが、もちろん、現場実務の精度を高めるのに役立ててもらいます。

モノづくりはイメージ作り。

人は言語を記憶することはなく、記憶に絶対に必要なのはイメージです。イメージを創造して記憶に貼り付けるトレーニングは建築業に携わるものには不可欠だと思っていて、アクティブ・ブレイン・セミナーで記憶術の技法を身に付けることで業務のレベルは格段に上がります。実際、建築の仕事は何もないところに実際に建物を作る仕事であり、それは顧客のイメージの実現に他なりません、計画段階ではイメージの共有が不可欠なのは自明の理ですし、実際にモノづくりの現場でも完成形をイメージすることは非常に重要です。特に職人は1日の作業内容を詳細にイメージする事で事前の段取りも良くなりますし、現場で図面とにらめっこして考え込むことなどなくなり、スムースに作業が進むようになります。

単純作業員から未来を担う人財へ。

また、営業面でも顧客が考えていることをイメージすることでどのような会話になるか、お客様が望んでいる事はなにか?を詳細にイメージし、シュミレーションを繰り返してから商談に臨めば、プランや見積もりを提出した後、変更や修正を依頼される先回りをして用意することができるようになります。作業を早くするとかとはレベルの違う効率化が図れるようになります。このように考えると、記憶術のトレーニングを受けてイメージの発想力を鍛えることを継続して行うことが出来れば、効率化ではなく人としての効果性を大きく高めることができる可能性が大きく広がります。そこに「俺は出来る!」と可能思考が掛け合わせれば職人をはじめとする現場実務者は単なる作業員から脱出して大きな付加価値を生み出す人材へと変わると考えています。第14期生の皆さんにも、今回の研修で一皮も二皮も剥けて飛躍してもらいたいと思います。


一般社団法人職人起業塾からのお知らせ

全国一斉、現場ブランディングと現場実務者育成に必要な6つのコンテンツ。 @職人起業塾オープンセミナー&フォローアップ研修開催します。

いよいよ明日開催!

【福岡開催】 □日程:8月2日(金)14時~18時30分(予定) □場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24 https://www.facebook.com/events/2593085887584943/

まだまだ残席あります!

【東京開催】 □日程:8月8日(木)14時~18時30分 □場所:株式会社 Ship セミナールーム https://www.facebook.com/events/419618805307424/


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般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトに情報を集約しています。 原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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リフォーム産業フェア day2 〜イベント商法におけるモノからコトへの移行〜

令和元年7月31日快晴

リフォーム産業フェアday2

昨日に引き続きリフォーム産業フェア2019の2日目です。今日も1日中、会場に詰めて来場者に熱い口調で「職人の意識を変え、働き方を変え、現場で付加価値を生み出し、事業所の利益と職人の所得の両方を押し上げることが職人不足の根本的な解決につながる。そのためには技術だけでは無い積極的なコミニケーションや経営者感覚を持つような継続的な教育が必要であり、その実現をサポートするために全国で研修事業を行っている。」と熱く語り続けました。熱心に耳を傾けてくれた数多くの方々に心から感謝します。

地道な啓蒙活動。

今回のイベント出店でも多くの新たなご縁をいただくことができました。私が行っている職人の意識改革、現場マネジメント改革による付加価値の創造を呼び起こす研修事業は「職人の社会的地位の向上」と言う創業時からのミッションを叶えるための地道な取り組みで、なかなか一足飛びでその価値を広く業界内に浸透させるには至っておらず、まだまだ力不足です。しかし、少しずつ我々の取り組みを理解してくれる経営者が全国に増えているのも事実であり、時間はかかりますが、あちこちに出張って行って話を聞いてもらう機会を増やすしかないと思っています。

問題解決の宝庫。

特に、先週登壇させてもらった新建ハウジング社主催の「工務店経営カンファレンス2019」や、このたびの「リフォーム産業フェア2019」には最先端の情報を収集に来られる意識の高い経営者さんが数多く集まられており、そのニーズに応えるかのように展示ブースではここ数年、建材などの商品だけではなく、近年急激に普及が進み始めたクラウドを使った現場管理や顧客管理のシステムをはじめ、建築業界が抱えているありとあらゆる課題に対する解決策が展示されています。その中には、昨日のブログにも書きましたが、職人不足問題の解消へのアプローチを示す企業ブースもあり、私たちもその一翼を担っていると言う位置づけです。

「モノからコト」への移行

長年、このリフォーム産業フェアを見続けてきて感じるのは、建築業界にも少しずつ「モノからコト」への移行が進んでいると言うことです。一昔前はまるで建材フェアーと名前を変えた方が良いのではと思う位、新商品や新しい建材を販売するメーカーや商社が軒を連ねておりましたが、最近はライフスタイルをテーマにした展示が多く、モノだけではなくそれをどのように使うか、体験を提案する出展が増えているように感じます。しかし、それとは裏腹にやはりイベントのスタイルなのか、ブースの前にはチラシを配るキャンペンガールが並び、通りすがりの来場者に一生懸命売り込みを行っています。

声をかけてひっ捕まえる販売手法。

「モノからコト」と言うのはコトラーが提唱したマーケティング3.0への進化の流れであり、それに呼応して「マーケティングとは売り込みをなくすことである」と言われたドラッカー博士の言葉を理解してその移行を推し進めて新しい提案のスタイルを確立しようとする会社は非常に少ないように感じました。マーケティング3.0を提案する会社の販売手法が、旧態依然のバリバリの営業系と言うのには私としては少し違和感が否めなくて、新しいプレゼンテーションで来場者にアプローチするブースは無いのかな?と思いながらあちこちの展示を見ておりました。

ハッタリ販売。

そんな中、キラリと光っていたのは私たち一般社団法人職人起業塾のブースの斜め前に出展されていたイオグランツ社で、毎年大きな注目を集める手描きパースの巨匠による実演とともに、今年は新たにプロの実演販売士によるハッタリ(専門用語:観客の興味をひくネタ?)の利いたプレゼンテーションを行っておられました。実は、昨日のイベント終了後、東京ビックサイト近くの居酒屋でイオグランツ社のメンバーさん達と偶然一緒になり、山中社長とプロ実演販売士のカリスマ、ムッシュ中島氏と現役世代のエースと呼ばれるジャンプ中澤氏と食事をご一緒させてもらえる機会に恵まれ、その際にプロ実演販売士の実力の凄さと独特の世界感を覗かせてもらうことが出来ました。

物売りではなく、夢売り。

ガマの油売りやバナナの叩き売りなど、実演販売というとフーテンの寅さん的なイメージを持っていましたが、実演販売士の世界は近年、独自の進化をとげ、今ではテレビ通販等でも売り上げを担う欠かせない存在となっているようで、お二人に話を伺うと「売っているのはものではなく、それを買った後のイメージであり、体験である」と言うようなことをおっしゃってました。売り込みの手法ではありますが、モノからコトへのシフトを体現されていたのには大いに驚かされました。

女性を口説くには心の中を覗くべし。

イオグランツ社のブースではすみれでも導入している「ウオークインホーム」なる3D CADソフトを販売しておりましたが、同社のブースの店頭でプレゼンテーションをしていたのは、簡単に図面が書ける、すぐに3D画像に立ち上がりeopanというアプリと連動してVR体験ができる、と言ったモノの良さではなく、クラウド上に記録される閲覧履歴を確認することで、ユーザーの興味の度合いや声をかけるタイミングがわかると言った営業支援面での価値でした。ジャンプ中澤さんはその意味を伝えるのに、合コンのイラストを用意してきて、観客に「誰を口説きたいですか?」という際どい質問から、対象の異性の心の、興味のHOTさが分かれば簡単に口説けますよね、と、eopanというソフト顧客体験を説明しておられました。

ソフトウエアではなく売り上げ支援。

ジャンプ中澤さんの超わかりやすい体験からの強烈に印象に残る説明で「提供しているのはソフトウエアではなく売り上げを作る営業支援」なのだというメッセージは、多くの人の心に刺さった様で、イオグランツ社のブースは2日間とも大変な賑わいを見せておりました。そして、その反対側で美しい手書きパースを書き上げる巨匠による実演がソフトの内容が陳腐なものではないことを言葉少なに語っており、絶妙なバランスを保って多くの来場者が足を止め、ブースの中に誘って行かれたのだと思います。大阪舟場商人のそこはかとない上品さと人懐こいコミュニケーションを兼ね備えた山中社長の真骨頂が体現されたブース出展には舌を巻いた次第です。いつもとは違った意味で非常に勉強になりました。山中社長、いつも御心遣い頂きましてありがとうございます!(笑)


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