震災を通して改めて見つめる「一期一会」の心。

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EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。


6月6日 芒種 五黄先負 ひらく 建築吉日。
梅雨中の好天につき、先週に自然砕石パイル工法で地盤改良を行った明石のM様邸基礎工事着工です。
工事日誌はこちら、よろしければ関西ではまだ稀な先進的な環境配慮型の地盤工事チェックしてください。
ユニバーサルデザインのsumika 

昨日、お付き合い頂いているお客様約1000件に配信しているニュースレターの原稿を書きました。
書面でも届くと思いますが、一応、以下に転記しておきます。
****ここから転記****

震災を通して改めて見つめる「一期一会」の心。

 


 


6月【水無月】。
早いもので今年もそろそろ折り返し点を迎えます。


そして関西は例年にない早さで5月の終盤から入梅となりました。
今までの記憶ではこんなに早くに梅雨入りしたことなどないよな、などと思いつつ、ここ最近は、気候や自然環境などに対して『例年』というものと比べることに疑問を感じるくらい大きな変動を感じることが多くあります。
特に発生からもうすぐ
3か月になります今回の東日本大震災については考えさせられることがたくさんありました。



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年前の神戸がそうだったように、今回も当り前の日常が何の前触れもなく一瞬にして変わり果ててしまう体験を通して明日は昨日の延長線上に必ずあるわけではないという事実に否が応でも改めて目を向けさせられることとなりました。
もう一つ感じたことは大きな自然の力に対して私たち人間の力があまりにもちっぽけなことでした。


巷でも同じような意見を多く聞きましたが、私自身も津波によって壊滅した町の映像を見るにつけ悲しみというよりも無力感に苛まされる日々が続きました。


 実は震災の当日、すみれの工務部のスタッフ2名が関東で店舗改装の工事の真っ最中でした。電話もなかなか繋がらず皆で心配もしましたし連絡がついた後も、
食べるものも何もない、余震が酷くて枕元に靴を置いて寝ている等の震災時の混乱ぶりを直に聞き、業務とはいえ家族と離れた場所に行かせる指示をする立場の責任の大きさに今更ながら身を震わしました。
その後すぐ、福島原発の爆発などがあり出張中のスタッフは工事途中のままで引き揚げさせ、私が交代して現場を進めることになり何年かぶりに職人兼現場管理者として
1人で出張することになりました。


工具や飲料水など大きな荷物を用意して家族に駅まで送ってもらい神戸を離れる際に頭を過ったのが冒頭にある『一期一会』という言葉でした。


関東に到着した途端原発がメルトダウンするかも知れないし、(実際は既にメルトダウンしていたようですが、、)先の地震が実は余震でまだ大きな地震が起こるかも知れない。
なにしろ明日は今日と同じとは限らないのですから。
だからと言ってちっぽけな私たちが何をするといっても何一つ大したことが出来るものではありません。
結局、唯一出来ることは今日を一生懸命に生きること、そしていろんな障害や苦難はあるにしても未来を希むこと。
それは今日の約束を真摯に守ることだと素直に思えたのです。


 


一期一会の意味とは決して新たな出会いを大切にするということのみになく、毎日顔を合わせる家族や仲間、そしてお付き合い頂いているお客様との関係は永遠に続くことはないという事実を受け入れ、明日世界が終わっても後悔しない生き方を毎日の人との繋がりの中で心がけることなのだと改めて思った次第です。


 


今回の大震災は原発の問題など未来にも大きな不安を残すこととなり本当に心の痛む出来事ではありますが、私たちはそれを糧としてすみれ建築工房に係わる全員が一期一会の言葉の意味を心に刻みつつ日々の業務に取り組んで参るように致します。


皆様とお会いするその一瞬を悔いなき時間にしたいと思います、今後ともよろしくお願い致します。


****以上転載でした。****
今日のECO=道清掃 気温も下がり 両得ね。
ホースとデッキブラシ持ち歩いてます。(笑)
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今週の読書も習慣のその先を目指すべく理論を学びます。
今日の組織の盲点は、すべての主要な関係者が一同に会し、生産的な会話を交わすことが出来る組織横断型の場所の欠落である。