How to 学んだ概念の実践。

12月5日 晴れのち曇り

火曜日は朝活の日。

今朝もまだ真っ暗なうちに起き出して倫理法人会のモーニングセミナーに参加、昨夜の忘年会で一緒だった良くんも(飲み会での勢いのまま)覗きに来てくれ、朝から共に背筋を伸ばして経営者としての当たり前について学ぶ時間を持ちました。昨夜は忘年会ラッシュのとっかかり、BNIメンバーとの飲み会でしたが、日曜日の夜勤明けのまま朝からずっと働いて丸2日寝てない状態で、正直、今朝はちゃんと起きれるか自分でも心配しておりました。しかし、習慣とは大したもので自分では意識していないようでも目覚ましが鳴るのと同時にパッチリと目が覚めるようになっているから不思議です。

概念を学び続ける習慣。

今日の倫理法人会のモーニングセミナーでの講話は倫理研究所から宇都進氏がお越しになり倫理のプロとしてのお話を聞かせていただきました。順序や役割を意識して原理原則に従って、姿勢を正し、自分を律することで世の中の見方が変わり幸せを感じるようになると言う倫理から始まる世界観は今日も非常に勉強になりました。私は倫理法人会に入会してまだ1年にもなりません。その全体像や真髄を理解していると言うには程遠いですが、「あり方」と言う概念を毎週朝起きして学び続けることの大切さは毎回参加する度にひしひしと感じています。

自己制約を外す方法。

すこし話は変わりますが、先週末に参加したUXデザインのセミナーの中で浅野先生が言われたことがずっと耳の奥に残っていて、何とか自分のものにできないかと思いを巡らしています。それは、「制約の殆どが自分の中にある。」と言う言葉で、その制約を外すためには自分の殻の外の世界から学ぶ姿勢が必要で、同時に話された「他業種から学びを得るには概念化が鍵、公式、法則、概念化を見つけることだ。」というヒントは非常にしっくりと得心した次第。もしこれが本当にできるようになれば一気に思考の幅が広がりグッドアイディアが次々に生まれそうな気がします。

成功パターンは概念にあり。

朝活でモーニングセミナーに参加して様々な業種の方の講話を聴講する機会を得られるのは、いわば自分が住んでるのと違う世界を倫理と言う概念、共通言語を持ってのぞかしてもらうことに他なりません。昨夜の忘年会の席で前職の後輩でもあり、同業の若手経営者である良くんを今日のモーニングセミナーに誘った時、私が口にしたキラーメッセージは「うまくいく経営者のパターンが見えると思うで、」ということです。(笑)
自らのあり方を正し、原理原則に則って経営をされている事業所で卓越した業績は残されている会社は建築業界でも少なくありません。それらの事業所で倫理法人会に所属されている経営者は結構な割合に上ります。これもいわば法則、公式、概念を学ぶ場でもあると私自身は考えています。

概念を事例に転換する手法。

そして概念を学んだ後に絶対に必要な事は自社に合った仕組みや行動指針に転換することで、それが当たり前のことを当たり前に行うと言う事になる訳ですが、これが誰もがなかなか一筋縄ではうまく行かない厄介なところ。「わかっているけどできない」のジレンマに誰しもが陥る例のやつです。概念をいくら学んだ所で実践に結びつける力が無ければ学ぶ意味はありません。しかし、その厄介な部分をどのようにすれば解決するかというHow toを学ぶ場(How toのみならいくらでもあるが大まか使えない)というのは意外に少なかったりするもので、UXデザインを学ばせてもらっているUX KANSAIのセミナー&ワークショップは概論と実践を結びつける点において非常に具体的かつ論理的で素晴らしいカリキュラムになっていると感じています。

やっぱり習慣と状態管理。

その部分、倫理法人会ではどうなっているかと言うと、朝起きから始まり、挨拶、返事、即行動、姿勢、整理と続く当たり前に過ぎるありとあらゆる正しい習慣を持つことで、私が二日間で3時間半しか眠っていていなくてもパッと目を覚まして学びに行ける状態にあったように、習慣こそが概念化を実践に結びつける唯一無二のHow toだと感じた次第。やっぱり、(いつもと同じ着地ですが、)人としての成長、ビジネスモデルのブラッシュアップは全て習慣化するというスキルを磨くこと=状態管理に全て集約されるのではないか、と改めて。

今日のアタリマエ

  • 在り方を正すのは習慣がセット
  • イノベーションは自分の殻の外にある
  • 未来の成功はパターン化にあり
  • ワークショップは概念の事例化への稽古
  • 数稽古をこなすのには習慣化が最適
  • 習慣化するには習慣にできる状態管理が必要
  • アタリマエのことをアタリマエにするには思想と哲学が必要。

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三人のレンガ職人に学ぶ職人が学ぶべき理由。

12月4日 晴れのち曇り一時雨

師走る。

12月初めの月曜日、日々年の瀬に近づいている感が満載、師走らしくなってきました。12月になると今年中にやっておきたい、片付けたいことが頭に浮かぶのは人間誰しも。師も走り回らなければならない程忙しくなるのはその所為か、とにかく気忙しい日が続きます。そんな割には昨日は予定していたアポイントメントが2件もキャンセルになり(先延ばしなだけでで暇ができたわけではないが、)比較的ゆっくりした日曜日になりました。いつもの通り海岸線を10km程走り、大好きな海岸に面した銭湯、龍の湯にゆっくり使って久しぶりにアカスリなんかしてもらったりして日曜日を満喫、昼からは一応出社しましたがいつもに比べて随分とゆっくりとさせてもらいました。たまにはこんな日もないとね。(笑)

眠らない。

夜は家族で食卓を囲みながらM-1グランプリを見つつ、年末風情を感じたりしておりましたが、そこは師走、そんなゆっくりしたままでは問屋が卸しません。実は昨夜は超久しぶりに店舗工事の着工に解体の職人として駆り出されることになっておりまして、いよいよM-1の準決勝が始まろうとする時間からおもむろに支度をはじめ、M-1の盛り上がりはこれから!という時には大工の大ちゃんと共にダンプに乗り込んで出発!姫路駅前のフェスタという複合ビルでのテナント工事に一職人として向かいました。今日は今日とて夜勤を終えて帰ってきたからと言って月曜日の午前中に寝ている訳にも行かず、シャワーを浴びてそのまま出社、冷静に考えると、昨日の朝起きてから、ずーーっと起きてて、今向かっている今日の忘年会がお開きになる頃には40時間くらい起きっぱなしってことになってしまいます。ほんと、ショートスリーパーでよかった。(笑)

解体とコンリートブロック積みのミッション完遂

昨夜の久しぶりの現場作業は解体工事という簡単な仕事で、長らく現場を離れて勘が鈍った私でもそこそこ戦力として使えた気がします。若手大工のリーダー格の大ちゃんに墨出しや水盛りなどの細かな、そして大事な仕事は全て任せて丸ノコをぶん回し、大バールを振り回して汗をかきました。明け方、解体した廃材を台車に積む込みダンプまで運んでいると、ビルの守衛さんに「オタクは解体屋?」と違和感なく問いかけられたのにも、「ハイそうです。」と私も自然と解体屋になりきって返事をしてしまいました。きっと根っからの土方体質なのでしょう。笑

不要な部分の床の解体工事を片付けた後は、厨房と店内を防水区画で区切るコンクリートブロックを積む工程でした。前日に、大ちゃんにそこまではやるので材料の準備をしておく様に言っておいたのですが、明け方の帰る時間に思っていた通り綺麗に進んだのには未だに現場のイメージを元にしてシュミレートする力は衰えていないのだとご満悦。ま、ブロックは主に大ちゃんが積みましたがそれも私のイメージ通りといえばその通り、すっかり満足してきれいに掃除をしてから帰途につきました。

三人のレンガ職人の話。

大ちゃんと2人でモルタルを練り、コンクリートブロックを積みながら、思い出したのはこのブログでも何度も紹介していいる有名な三人のレンガ職人の話です。(そのままですが、笑)
とある街でレンガを積んでいる職人に出会い「何をしてるんですか?」と聞くと一人目の煉瓦職人は「見たらわかるやろ、レンガを積んでるんだ」と言いました。二人目の煉瓦職人に同じ質問をすると、「俺はね、大きな壁を作ってるいるんだよ」と自慢げに話しました。三人目に出会ったレンガ職人に同じ質問をすると、その職人は「私は立派な教会で人々が救われ、幸せになるその場所を作っているんだ」と言ったという話。同じ仕事をしていても、人の感じ方次第でその意味合いは全く変わるし、やりがいも達成感も幸福感も人それぞれ、まさに人生はパラダイム次第、事実は一つ、解釈は無数っていう示唆を私たちに与えてくれる寓話です。

レンガ職人

職人という生き方。

バケツでモルタルを練りながらそんな話を思い出しつつコンクリートブロックを積みながら、ふと考えたのは同じ仕事をしている3人の職人がどうしてそんなに違うパラダイムを持つようになったのかと言うことです。自分自身の体験を振り返ってみると職人になってモノを作るようになったときは正直何をやっても楽しかったもので、同じ作業をどのようにすれば早く美しく仕上げることができるかばかりを考えて作業に没頭していたような気がします。ものづくり携わる仕事って高い志があろうとなかろうとそれだけで非常に楽しく面白くやりがいがある仕事で、ひとりめの煉瓦職人がただひたすら美しくレンガを積むだけに固執することも十分に理解出来ますしそれはそれで決して悪くないことだと思うのです。

職人を続けることさえ難しい。

25歳のとき私は勤め人をやめて職人になると言う生き方を選択しました。その時、別段大して高い志があったわけでも、仕事の先にあるべき本当の目的を考えていたわけではありません。ただ、自分の腕に職をつけて誇りを持って働きたい、稼げるようになりたいと思っただけのことです。もし、阪神淡路大震災、そしてその後の震災復興に目処が立ったのと時を同じくして行われた消費税増税のあおりを受けて勤めていた工務店から出て行かざるを得なくなり、自分で仕事を探さなければならなくなったことが無ければ、私はお気に入りの大工という生き方で(仕事さえ切れず、働ければ)十分満足していたように思います。その思考は前述の一人目、もしくは二人目のレンガ職人と同じと言っても過言ではありません。しかし、残念ながら手に職をつけただけでは家族を養うことすら出来ないし、ましてや弟子として自分の下で働く者への最低限の義務さえ果たせなくなったのが現実でした。

誇りも自由も無い職人時代。

押し出されるようにして起業した私が、その当時したこと(出来たこと)と言ったら、知り合いに頭を下げて仕事の紹介をお願いすることくらい。腕に職をつけて自由に暮らせるようになりたいと思って建築の世界に飛び込んだのに、結局、技術を身につけただけではあっという間に職にあぶれる不安定な生活で、誇りを持って自由に生きるどころか、あちらこちらに頭を下げて回った挙げ句、安い日当だろうが遠方だろうが歯を食いしばり辛抱し、仕事を持っている人に言われた通りに走り回るだけ。美しく、完璧にレンガを積めるだけでは結局、職人として誇りを持って働くことなど出来ないのを身を以て学んだのでした。

職人がマーケティングを学ぶべき理由。

このままではあかん。と、人に頼って仕事をもらうのではなく、自分で受注出来るようにならねばと考え始めてから、様々な場所に行ったり、本を読み漁ったり、教えを請いに出向いたりして遅ればせながら必死で学び続けました。その結果、漸く元請け建築会社として成り立つ様になったのは今から10年程前ですが、その頃の私はただ美しくレンガを積むだけではなく、何故レンガを積むのか?という問いを深く考える様になっていたのです。レンガ職人の寓話は志を持った仕事をしよう!という話のみにあらず、当初は稼ぎたい、安定した暮らしをしたいと思う個人的な欲求からスタートしたとしても学びのプロセスを経ることで志を大きく持つことにつながり、結果的に誇りを持って働くことが出来る状態を作り上げることができるのを示しているのでは無いでしょうか。私が職人は儲かる理論、マーケティングを学ばなければならないと思う理由です。

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