MacBook Airに見る弱小企業のブランド構築。

12月21日 晴れ

今日は大阪、心斎橋から。

使い始めて5年になる愛用のパソコン、MacBook Airがいよいよ寿命を迎えるようで、動作が遅くなるだけではなく、充電池の消耗が激しくなり、ずっと出歩いて、移動時間を繋ぎ合わせて仕事をしている私にとっては致命的になって来ておりました。このところ、いつクラッシュするかわからない不安を抱えたまま、騙し騙し使ってきましたが、そろそろさすがに限界に近づいてきたようで、『ギリギリの美学』を持っている私でも、この辺にしとかんとヤバイと決心しました。
大体、こんなトラブルって年末年始に起こりがちやしね。(笑)

Appleタイマー発動と(一定の時間で壊れる様に設定されている)揶揄される事もありますが、機械は所詮消耗品、ノートパソコンで5年も使えたのは上出来だと思って、納得の交換でした。

 

 

イノベーションではないが、ブラッシュアップ。

5年振りにノートPCを変えようとMacストアに行ってみると、ノートパソコンに新しい機能が付加され、一部はインターフェイスも変わっておりました。そもそもラインナップ自体も少し変わっている様子だったので、こりゃしっかり説明を訊かんと判断が出来ん、と思い、珍しく開店の少し前に時間を合わせて行ってみたところ、なんとまあ、長蛇の列が出来ているではありませんか!

「大したもんやなー、」なんて呟きながら、私もその列に並んでみたところ、Appleストアの赤いTシャツのスタッフさんが寄って来て、「修理と購入で列が違うんですよ」とのこと、そして購入の列の人達は殆ど個数限定で発売されるAirPodsなる新発売のコードレスのイヤホンを買う為に並んでいると教えてくれました。

「そのAirPods、本日の入荷は12個限定ですがお客様もご購入されますか?」と聞かれて、新もの好きの私としては「あ、はい」と反射的に答えてしまいましたが、よく考えるとイアホン自体使うことが殆どないし、充電式のAirPodsなど、どーせろくに使わないと考え直し、そもそも無線イヤホンは好きじゃないし、と単なるミーハーから脱出しておきました。(笑)

 

ブランド力を再認識。

今回の予定ではお気に入りだったMacBookAIRをそのまま同じものを買い替えるつもりでしたが、説明を聞いてみると、MacBookもMacBook Proも新しくリニューアルされており、以前は分厚く、重たいイメージだったProは同じディスプレイでも全体の大きさはコンパクトになっており、Airとほぼ同じ重量になっていました。また、MacBookはAirよりもさらに軽くなり、値段も高くなっているとのこと、コツコツとした技術革新はとどまるところがありませんね。。

色々と驚かされましたし、結局、私には不必要なスペックだと思っていたMacBookProを選ぶ羽目になったのは、Apple Storeの兄さんの丁寧かつ的確な接客もありますが、ブラッシュアップを絶やさないAppleの物作りにかける情熱のようなものを感じたからかもしれません。

使うか、使わないかわからない、便利かどうかもわからない(Storeの店員さんも言ってました、笑)タッチバーがついているのが気になってしょうがなくなるのはやっぱりAppleのブランドの強さと言うことなのだと思うのです。

 

あらゆる人がブランド?!

マーケティングの大家と評されるフィリップ・コトラー博士は「あらゆるものがブランドであり、あらゆる人がブランドである」という言葉を残されております。ブランドは歴史に裏付けられた信用力という言い方をされることも多い中、その言葉は少しの違和感を感じずにはおられませんが、今日のApple Storeで感じたことは、顧客に提供する商品、もしくはサービスをより良くする意欲に溢れ、顧客の期待値を少し超える価値を提供することが、ブランドとしての認知を助けるのではないかということです。

例えば、工務店で一度工事をしたお客様が、再度、工事を頼もうと再度その会社を訪れた時、以前の経験からどの程度のコストで、どんな品質なのかを大体予想をして訪れます。その際、同じ工事でも商品やサービスが新しくブラッシュアップされており、新たな価値を見出すことができれば、「やっぱりここに来てよかった!」とその会社の存在価値を認識することになると思うのです。
Appleやルイヴィトンの様な有名ブランドとは少し意味合いもレヴェルが違いますが、信頼が付加される、向上することは確かにブランド化へのアプローチになると思うのです。

 

 

当たり前を再度見直す。

Appleがもうすっかり出尽くしたと思っていた(私見です)ノートパソコンをマニアックに、しかし斬新に改良を続けているように、私たちも決まりきっていると思いがちな施工方法、商品提案、サービスの改善を積み重ね続けることによって、少しずつではありますが、ブランドを作り上げていけるのでは無いかと思います。

結局は、現状に満足しない姿勢を持っての情報収集を怠らないこと。コツコツ地道な努力を続けて行くしかないのでしょう。現状維持は緩やかな破滅への道。危機感を持って日々過ごせってことですね。(苦笑)

 

 

 

 

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