復習→定着→習慣化の方程式。

1月15日 曇りのち雪

 

大雪の初釜

今日は初釜。今年初めての茶の湯のお稽古で、毎年先生が腕に縒をかけて手作りの茶懐石を御用意くださり、一年に一回だけ、先生のお点前でお濃茶を頂ける貴重な日でした。

折しも、関西も寒波に見舞われ、JR東海線は遅延するわ、湖西線は途中で引き返したりと朝は随分とバタつきましたが、なんとかかんとか先生のお宅まで辿り着くことができて、皆揃って茶事のお稽古をつけて頂くことができました。先生には準備に大変なお手間をおかけしましたが、本当に美味しい本格的な手料理の懐石料理を茶の湯をゆっくりとした時間の中で楽しむことが出来ました。
H先生、いつも本当にありがとうございます。ご相伴頂きましたH先生、社中の皆様もありがとうございました。

 

ぼやぼやしてる場合じゃない。

さて、一月は行く、とよく言われますが、新年を迎えたと思ったら、もはや1月も折り返し、相変わらず時間の流れは早い早い。今年もこんな調子で一年が過ぎて行くのでしょう。
日本人の平均寿命が概ね80歳、一年は人生にとって1/80と言えると思います。あまりピンと来ませんが、成人して社会人の一員となり、引退するまでを概ね40年と考えると毎年の積み重ねは40回分の1回となります。私の場合、その3/4を既に使い終わってしまっている訳で、一年なんてあっという間やったなー、なんて悠長なことを言ってる余裕はありません。焦ってもしょうがないけど、急がないとね。(笑)

ちなみに、私のようにケツに火がついていない、まだまだ時間はある!と思っている若者達も、おっさん達の経験則からすると、10年くらい一瞬で過ぎ去りますので、君達もあまり余裕をぶっこいてない方がいいと思いますよ。(笑)

目標達成の積み重ね

急ぐはいいけど、何を急ぐねん?という話がありますが、それはシンプルに自分で掲げた目標の達成です。新年に今年はこれをやりきるぞ!と掲げた目標は半月が経って揺らいだりしていないでしょうか?目標達成ってあまりにもよく聞く言葉すぎて、新鮮味はないかも知れませんが、目標達成が着々と出来るような人になるとすごいことになるのは誰しも認めるところです。

そして、目標を達成する方法論も誰もがどこかで聞いたことがある、もしくは書籍で読んだことがあると思います。しかし、それを実際に実践して自分が望む結果を叩き出している人はどれくらいいるか?というと、アメリカのある調査ではたった3%の人だけとのことでした。それくらい難しいってことでもあり、この統計を信じるなら大まかほとんどの人の目標は達成されないことになります。非常に残念ですが、、

 

 

インプットの日曜日

昨日の日曜日は大阪に行ってセミナー二本立てをはしごしました。昼からは毎月回続けているUXデザインの練習で、今回も新たな学びをずいぶんといただきました。その内容もまた、近々このブログにまとめたいと思います。ブログに書くまでがセミナー、といつも浅野先生が言われておりますしね。

午前中は少し毛色を変えて、というか久しぶりにウェブ広告を見て売り込みのにおいがプンプンするセミナーに申し込みました。(笑)

 

 

超有名な原田式目標達成メソッド。

松虫中学校の元教員で、公立中学校から日本一の陸上選手を7年連続排出し、非常に有名になった原田先生の目標達成のためのメソッドは以前から書籍で発売されておりずいぶんと手にした人も多いと思います。もちろん私もその1人で、なるほどなぁとか確かになぁとか言いながら松虫中学校で行われていた原田先生の目標達成への理論や取り組みをずいぶん参考にさせてもらった覚えがあります。原田式をそのまま忠実に行っているかというとそんなことはありませんが、自分なりのやり方にアレンジをして大筋は同じ方法論をとっています。

昨日久しぶりに原田式のやり方をもう一度基礎から復習させていただいて、今更ながら、これは使った方が良いと思えるような仕組みがたくさんありました。考え方やツールは同じような内容でも、やり方によっては精度に大きな開きがあると思ったのです。

基本的にはいつもこのブログに書いている原則論と同じようなことではありますが、昨日原田式メソッドで再確認した内容を備忘録として以下にまとめておきたいと思います。

カリスマ体育教師の常勝教育
カリスマ体育教師の常勝教育

 

目的の明確化

目標にたどり着くのに最も重要なのは、達成するまであきらめない心です。達成するぞ!と言うモチベーションやマインドがなければ目標達成などするわけありません。では、あきらめないモチベーションを燃やし続けるために必要なものは何か、それは目的です。何のためにという問いへの答えがしっかりとあれば、途中で諦めることなどなくなるはずなのですが、もう少し所得が欲しいとか、楽がしたいとか、自分の欲求にベクトルが向くと実は目的意識は非常に薄くなってしまいます。逆に、心理学者アドラーが提唱したように、人は他者貢献をすることによって幸せを感じると言う考え方で、誰かのために目標を立てて頑張る方がモチベーションは続くと言うわけです。
目標設定を行う際に、何のためにその目標をクリアするか、という問いをしっかりと行うことによって、実現性は大きく変わります。

 

 

定数と定量

目標の設定にも達成するためのコツがあります。それは目標設定のやり方。すみれの年頭の全体会議でもスタッフ全員に発表してもらいましたが、目標とは具体的な数字で測れるモノと、測れない者がセットで必要です。例えば10人の客様に仕事を紹介してもらうと言う数値目標と、信頼される人間になるために真摯な態度誠実な姿勢で仕事に向き合うと言う抱負というか数字で検証ができない想いの両方が非常に重要で、想いのない口先だけの目標など、達成するわけがないのです。定数と定量の目標を設定することで、目標設定はより具体的に、実現性が増すのです。

 

 

やっぱり習慣化

目標達成は山登りやフルマラソンによく例えられますが、やはり遠くの頂、遥か彼方のゴールにたどり着くには一歩一歩の積み重ねをするしかなく、これが習慣化と言うツールを使うと苦もなく確実に出来るようになるというわけです。習慣化に取り組むには強い意志が必要だと思われている方も多いかもしれませんが、(先週末のブログにも書きましたが)本当はタイムマネジメント、スケジュール管理の方がその成功の鍵を握っています。後はその習慣を継続することによって先の目標達成イメージに結びつき、しっかりとゴールのイメージを描くことができるかどうかにかかっているのではないでしょうか。

 

 

サポートしてくれる存在。

熱い思いを持ち、明確な目的があり、習慣に取り組む時間を作るやる気を出したとしても、残念ながら人は非常に弱いもの、1,000時間、10000時間とプロフェッショナルを極めれるようなレベルまで習慣を継続するのは至難の業です。

一日ぐらいまあいいか、あー続けられんかったから諦めよ、と自分との約束にもかかわらずあっさりと習慣を投げ捨てた事は誰にでもあるのではないでしょうか。そうならない為に自分自身の弱さを認め、初めからサポートしてくれる人を探しておくべきと言うのが今の一般論で、私も15年前からビジネスコーチにコーチングをお願いして現在も毎月サポートを受けています。

こんな風に振り返ると、スタッフに目標設定をさせたまま、半年に1度の面談でしかサポートをしない自分のふがいなさに気づき、スタッフの目標達成ができないのは自分の責任なのだと改めて思い知りました。

原田式目標達成メソッド、非常に良い復習になりました。学んだからには実践、習慣に落とし込み、半年に一度と言わず、スタッフの目標達成のサポートを出来る限り行いたいと思います。
企業は人なり。スタッフの目標達成の集合体がすみれが掲げる事業の目的を実現できると信じてね。

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