メタファーとしての「関ヶ原」

9月6日 曇り

 

シーズンイン

水曜日にてすみれ事務所は定休日。昨日に引き続き、今日も夜明け前に起き出して(いつもとはまた別の)朝活に参加した後、季節はすっかり秋ということで、久しぶりにゴルフへ。20年来、30年来の付き合いの旧知の友人達とグリーンコミュニケーションをとりました。子供の頃からの友達(というか後輩というか、)と数十年経った今も尚、仕事の付き合い、プライベートの付き合いが続いており、このように一緒に楽しめる時間を持てるのがなんだか不思議な感じもしますが、皆さんそれぞれ頑張っておられるから壮年期に入っても関係が続いているのだと改めて感じた次第、嬉しいというか幸せなことです。

 

映画「関ヶ原」

さて、先週末、久しぶりに一人で映画を見て来ました。てか、このところ映画を観るのは大概一人になってしまっておりますが、、(苦笑)
観に行ったのは「永遠のゼロ」「軍師官兵衛」と連続で名作?というか私好みの作品に続けざまに主演している岡田准一さんがまたまた主演を張られた「関ヶ原」で、どうしても見ておきたかった、というのは少し大げさですが(岡田くんファンだからではなく)司馬遼太郎ファンとしてはやはり押さえておかなければならないかと思い、日曜日の研修終了後、懇親会に行って飲みたい誘惑を断ち切って行って来ました。

 

 

司馬遼太郎の世界観

映画が上映されると冒頭、秀吉が鷹狩りの途中に地侍の屋敷に立ち寄り茶を所望して、小僧であった三成が初めはぬるくたっぷりの茶、二杯目は少し熱い目の分量を減らした茶、三杯目は少しだけの舌が焼けそうな熱い茶の湯を出してその才覚を秀吉に認められて取り立てられたエピソードから語り部のナレーションが入り、それが司馬遼太郎の小説でよくある筆者目線での語り口で、司馬遼太郎の世界観をほのかに漂わせてくれておりました。歴史小説にはまり込んでいた中学生時代、この本を手に取った際の(初版は1966年!)ドキドキした感じを少し思い出したりして小説関ヶ原の世界観に没頭できるのでは!と期待に胸を膨らませました。

 

 

(分かっていても)残念感。

しかし、考えても見れば上、中、下巻の三巻にも渡って書かれた長編小説が2時間半の映画にその世界観を存分に落とし込むことなど(分かっていることですが、)不可能な訳で、どうしてもダイジェスト版の体になってしまいます。戦国時代の総決算とも言える関ヶ原の合戦はまさに歴史のクライマックスでありそこに出てくる登場人物は、豊臣秀吉、徳永家康、石田三成の中心人物以外でも島左近、宇喜多秀家、上杉景勝、直江兼続、鳥居元忠、長束正家、大谷吉継、細川忠興、長曾我部盛親、小早川秀秋、島津惟新入道、黒田如水、福島正則、真田昌幸、堀尾忠氏、山内一豊等々、それぞれが小説の主役となる程のドラマティックな人生を送った武将がキラ星の如く登場します。小説ではその人物紹介にかなりのページを割いていたように思いますし、そこがゾクゾクする程、刺激的だった覚えがありますが、映画ではさっくりと割愛されておりました。ま、しょうがないですが、、

 

 

義に生きた石田三成。

そんな映画「関ヶ原」を見ての感想を率直に言い表すと、随分昔に読んだ大好きだった小説の記憶と同時に当時感じた胸が高鳴るような感情を呼び起こしてくれた関ヶ原の合戦のイメージを映像化して見れたのは良かったと思いますし、他の小説では愚か者や小物と蔑まれることが多い、しかしその実は義に厚く、(豊臣側から見て)正義と理念生きた忠義の人、石田三成が岡田くんの真面目そうなキャラと相まってイメージの回復を図れたのではないかと思います。私としては石田三成は戦国武将の中でも嫌いな方ではなく、不憫に思っていたこともあり映画の題材に取り上げてもらって良かったと思います。前回、前々回の大河ドラマでは随分とイメージダウンさせられていたので、その分を取り返せたのではないかなんて思いました。(笑)

 

 

概念化とはメタファーの言語化。

さて、今月に入ってというか、昨日で丸10年を通り越して11年目に突入したこのブログですが、毎日更新を続ける中で様々な気づきや学びを得てきたと思っています。その中で、最も自分自身の役に立ったとゆうか、力となり身に付いたのは概念化する力ではないかと思っています。

日々の出来事を振り返り、休むことなく毎日書き綴る中でその事象はどんな意味を持つのか、そこから学ぶ事は何かを考えて外化する事(=ブログを書く)は、ひたすら事象を概念化するトレーニングと言っても過言ではありません。言い方を変えるとメタファーを読み取る練習を10年間続けてきたとも言えるかもわかりません。ちなみにメタファーとは、ウィキペディアによるとこちら、

メタファー(希: μεταφορά, metaphorá、羅: metaphorá、独: Metapher、英: metaphor)は、隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、伝統的には修辞技法のひとつとされ、比喩の一種でありながら、比喩であることを明示する形式ではないものを指す。

 

 

メタファーとしての「関ヶ原」

映画「関ヶ原」での石田三成と徳川家康の関係をそんな観点で見てみると、

正義、理念、義、 忠誠心といった世間一般で言う美徳では野心、計算、奸計、人心掌握術といった人は利と欲で動くと言う事実を深く理解し、利用する人には勝てない。

もしくは、戦に敗れてののしられ、軽んじられだとしても義を貫き通して生きれば後々にはその本質を見出され後世に名を残すことができる。

といった感じでしょうか。関ヶ原の合戦ではたぬきと言われた徳川家康が勝利を収め、その後、結局、戦国時代を終わらせて長きにわたる太平の世を作り出しました。一切の私心を捨てて忠誠心と義に生きた石田三成は敗れたものの(悪名も含めて)それなりに歴史に名を残したのはそれはそれで男子の本懐を遂げたと言っても良いのかもしれません。どちらが正解ではなく、命の炎を燃やして人生を目一杯生きた者には何らかの報いがあると言うのが私が関ヶ原を見て感じたメタファーです。要するに、後悔しない人生を送るには、今を精一杯に生きることしかないと言うことだと改めて感じ、勝ちにこだわることも、たとえ負け戦になることがわかったとしても信念を貫き通すことも結局は同じだと感じた次第です。

(先に小説を読んでから)映画「関ヶ原」見られることをお勧めします。(笑)

 

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