西郷どん流、顧客満足100%へのアプローチ。

平成30年7月7日 豪雨

急遽帰神。

数十年ぶりと言われる記録的な大雨となった西日本。あまり雨による災害に見舞われたことがない神戸でも昨日から降り続いた雨により土砂崩れや川の氾濫が相次ぎ、交通の要である国道や高速道路が通行止めになった影響で神戸市内ではどこに行っても大渋滞。電車もあちこちが不通となり都市機能がほぼ麻痺した状態に陥ってしまいました。東京から鹿児島へと出張中の私は昨夜、鹿児島県霧島市の昭和風情溢れる温泉宿に泊まり、土砂降りの朝を迎えましたが、西日本全体と神戸の惨状をニュースで目にしてこりゃエライコッチャと今日の予定を急遽変更、夕方の飛行機をキャンセル待ちで繰り上げてもらい、(というか、ほぼ取り直しでしたが、)昼にはなんとか神戸に帰ってきました。

通行止めだらけの神戸。

神戸空港に降り立ち、車に乗っていざ帰ろうと思って道路状況をチェックしたらなんと!どこもかしこも通行止めだらけ、いつも使っている高速道路も山麓バイパスも通れないことになっており、仕方なく地道を通りましたが、案の定どこまでもノロノロ運転の住宅で、結局いつもより2時間近くも余分に時間が掛かった後に出社することになりました。しかし、雨漏り対応で走り回っているスタッフに聞くところによると昨日はこんなもんじゃ無く、幹線道路はどこも全く動かないくらいの大停滞だったとの事、交通インフラも脆弱なんだなー、とたかだか雨ごときと侮れない大自然の破壊力に慄きました。とにかく、神戸界隈でも土砂崩れや河川の氾濫、浸水被害が相次いでおり、これ以上、被害が広がらない事を祈るばかりです。。

自社社屋も雨もり、(恥)

ちなみに、、お恥ずかしい話ですが、すみれ本社の社屋も今回の大雨で雨漏りがしており、事務所や廊下からポタポタと雨水が浸入して落ちてきています。雨があがったら私自ら原因追求と修理をしなければならない羽目になっておりまして、乾ききっていない内にサーモカメラを駆使して漏水ルートを探り当てて、秋の台風シーズンに備えようと思います。(苦笑)
もう既に多くの方から雨漏り修理、点検のご依頼のご連絡を頂いておりますが、普段は雨漏りはしなくて、大雨の時のみ雨漏りするという方も、最近の激しい気候変動を鑑みてこの機会に原因追求と雨漏り対策をされたほうが良いかも知れません。そもそも、在来工法の木造住宅は今回のような何十年に一度といった激しい風雨にさらされると、どこかしら雨が入ってくるものでしたが、このところの度重なる自然災害を考えると、もっと雨仕舞いの仕様を強固に考え直さなければならないのかも知れません。これからは、今までの延長ではないのはビジネスモデルだけに限らずあらゆることに当てはまるのかと思った次第です。

卒塾生という絶好のアテ。

さて、そんな西日本各地の豪雨のニュースを耳にして、不安な気持ちをかき立てながらも昨日の夜は遠く鹿児島の地におり、ジタバタしてもしょうがなかろうと、前回に続き今回も鹿児島での研修に社員さんを派遣下さっており、また、現地事務局もお願いしている大庭社長と第4期職人起業塾@鹿児島の卒業生のマイライフオオニワ社の従業員さん二人と霧島温泉郷の山あいにある鹿児島名物である地鶏専門店に食事にお誘い頂きました。研修の最後にいつも私が口にするのは「研修が終わってからが本番であくまで研修はそのための準備期間にしか過ぎない」と言うことです。その意味では1年前に卒塾した塾生さん達のその後の状況を聞くのを何より楽しみにしており、昨夜も絶品の鹿児島黒地鶏をつまみに焼酎を煽りながら「その後、アクションプランの進捗はどうやねん」と二人に詰め寄りました。(笑)

現状維持は緩やかな破滅への道。

同席してくれた二人とも、研修時に掲げたアクションプランはすっかり習慣もしくは仕組みとして定着し、その当時目指していた程度の成果は確実に手にされているような雰囲気で、若干得意げな話ぶりと表情にそこはかとない自信がちらほらと見られました。しかし、「そうか、素晴らしいね、頑張ってるねぇ。」と手放しに喜んで褒めるほど私は優しいタイプではなく、「一年も経てばそんなことは出来て当たり前やけど、その次はどうなっとんねん?」と現状維持は緩やかな破滅への道。と言われるように常にアクションプランのブラッシュアップをしているのか?と厳しい目で質しました。さすがに二人共、1年程度の期間でそこまでは進んではいなかったようで、飲みながらの席ではありましたが、ついでに次のステップに上がるための課題を明らかにし、私の方から次なるアクションプランの提案をしておきました。(笑)

お客様はリピートはしても紹介はしない。

職人起業塾の研修ではまずマーケティングの基本中の基本である顧客のライフタイムバリューを受け取る事を入り口としておりますが、それだけでは時と共に顧客の数は自然減となり、そのうち業績も徐々にジリ貧となってしまいます。まさに現状維持は緩やかな破滅への道ですし、事業を維持継続するには常に新規のお客様とご縁を得ることが必要不可欠であり、今お付き合いしてるお客様を生涯顧客となってもらい繰り返しの注文をもらえる関係性を維持すると共に、更に信頼を積み重ねて、そのお客様から新たなお客様を紹介してもらわなければなりません。しかし、住宅工事という非常に個人的かつ大きな費用がかかり、一度工事をしたら長期間のおつきあいとなる業種というのはとても紹介し難いもので、些細なミスや連絡の不備、品質の問題、工期の延長など、自分は我慢出来るとしても、紹介した先が少しでも嫌な思いをしたら自分の責任になると思うと、積極的に紹介をしようとは思わないものです。

西郷どん流、顧客満足へのアプローチ。

紹介で新規の受注を得ようと思うなら、丁寧で真摯なヒアリング、完璧な工事、細やかなアフターフォローとお客様と出会ってからずっと、一切の落ち度を無くさねばならないということになります。要するに、工事を終えた後のアンケートで100点満点を頂けてやっと、お客様に「知り合いの方を紹介頂けませんか?」という口が持てるというものです。ちなみに、すみれでもこのアクションプランに取り組んでいるところで、これからアンケート結果を見て、検証と方法論の煮詰めを行なっていくところです。K六君には、私達もこれから取り組む西郷どん流の(超ストレートに想いをぶつけて行動する)秘訣を伝えたので、次回は紹介受注を増加するというアクションプランの成果を聞かせてくれると思います。二人とも気張りや、チェスト!
てか、西郷どん観なよ、盛り上がってきていもすよ。(笑)

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