平々凡々×習慣化=実現可能な成長戦略

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EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
 

きれいな朝。
という表現がぴったりな今朝の神戸出迎えた朝。
昨夜の雨上がりの満月も大変明るく美しかったですが、それ以上に澄んだ空気に包まれた川沿いの散歩道は格別でした。

朝露がキラキラ☆
歩くだけで気持ちが明るくなり爽やかな風がスウ――と吹き抜けるような感覚を覚えて、チャックとすっかりご満悦。
ご機嫌に帰ってきました。
あんまりにも気持ちがいいのでその流れのまま朝礼の後は思い切りデッキ掃除(笑)

立冬を過ぎてこの小春日和も少し不安を感じたりもしてしまいますが、気持ちよく朝の掃除に集中することが出来ました。

久しぶりに会社にゆっくりいる気がしましたが、(苦笑)今日はほとんどを事務所の中で過ごしてデスクワークに集中。
予定の仕事をサクサクと済ませて夕方にはお待ちいただいていたお客様のお宅に調査報告書を届けに向いました。
その道すがら、お嬢に自転車の修理を頼まれて禁断の場所に立ち寄ってしまいました。

ついでにと思い私のロードバイクも修理に持っていきましたが一人でこんなところで修理が終わる時間をを待っていたらいくらお金があっても足りません。(苦笑)

ま、夕方から超久しぶりのミーティングがあったのであまり時間が無かったのが幸いしました。
危なかったですがなんとかこんな小物だけで堪忍してもらいましたよ。(笑)
さて、お題目です。
夕方からメンテナンス担当の和田の招集により開催された工務ミーティングでした。
和田曰く、年末にかけてますます忙しくなっていく前のこのタイミングでもう一度、工務部員を集めて巡回訪問サービスの計画の発表とその理論的な意義を丁寧に説明しておこう、という趣旨でした。

メンテナンス和田のちょっとした講演会(笑)になってましたが、主には巡回訪問の重要性を今までの蓄積してきた事例を数多く紹介しながら顧客との絆の重要性を延々と説いてました。
また、期末までの計画についても巡回方法のエリア分けをリセットしてから約半年、またもや忙しさにかまけて遅れがちになっている訪問リストを出し直して年末までにきっちり廻り切る決意を皆に分かち合ってました。(いまさらではありますが、、)
まさに会社全体で無料メンテナンス訪問に本気で取り組む意志を再度確認する集まりとなりました。
昨日のBlogでは人間の基本的な欲求に、『成長の欲求』があると書きましたが、実はこの定義については以前からとても疑問を感じておりました。
前の総理、菅直人氏のビジョンで掲げられた成長戦略にも大変疑問に思いましたし、おなじ建築業界の中でも本当にそこまでの会社の規模拡大に必然性があるのですか?と聞くことも良くあります。
今回のTPPの問題でも「日本は人口が減少に転じた以上、成長するには海外の需要を取り込まねばならない!」と、成長し続けることを前提の議論を良く聞きました。
しかし、人口が劇的に減ったとしても、なおかつ毎年GDPは増大していかねばならない。と、断じてしまう根拠が私にはさっぱりと分かりません。
人口が減少したらGDPは減少してあたりまえじゃないですか?
という風に思い、ドラッガー博士が言ったように、
本当に市場で目指すは最大化ではなく最適化ではないのか?
とずっと思っていました。
しかし、人間の根源的な欲求に『成長したいという欲求』があると聞いて、(少しだけ)なるほどな、と少し考え直した次第ですが、良く考えると成長とは増大とは一線を画す量ではなく質の問題だと思うのです。
説明が長くなってしまいましたが、すみれではこの社員大工による無料の巡回メンテナンスサービスが成長戦略の根幹をなしているという事なのです。
まとめてみると、
◎すみれでは全顧客に対して無料でメンテナンス巡回訪問を年に2回の頻度で社員大工が廻ります。
◎それ自体は無料なので一切売り上げ利益はありませんがお客様にしっかりとアフターフォローを提供する事で安心して暮らして頂いてます。
◎何度も繰り返し廻りますので段々と絆が太くなっていき、ご紹介やリピートのご注文を特命で頂けるようになります。
◎特命なのでほぼ100%の割合で受注を頂けるので無駄な経費が掛からなくなります。
◎チラシや雑誌、ミニコミ誌などの広告媒体を使っての販促が不要となります。
そんなこんなで今年になって全くチラシなどの販促をやめて、『ノーチラシ、ノーイベント作戦』を実践している訳ですが、要は以上の事を繰り返していると毎年確実に顧客数が増えて行きますので間違いなく成長することが出来るという事なのです。
実は、私たちは何年も前から企業としての規模の拡大を目指すのをすっかりやめて、地元に密着してしっかりと需要に応えながら質の高いサービスやモノづくりを提供できるちょうどいい大きさを模索してきました。
最大化ではなく最適化。
まさに成長とは内面に目を向けて自分たちの価値を高める自己研鑚に他ならない、という事がやっとわかってきたような気がします。
これも先日のリモデル大学でメンテナンス担当の和田にアウトプットの機会を頂けたおかげだと思っています。
ゴリ社長、ありがとう、素直に感謝いたします。
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