良く晴れて、そして良く冷え込んだ朝でした。
今日も朝一番は着工の現場に向かい、電気配線のルートなど細かなおさまりを指示してきました。
昨年まではそんな事は現場の担当者にまかせっきりだったのですが、今年は原点回帰ということで現場での細かなチェックを入念にして施工レベルの均一化に取り組む年と定めました。
昨年1年間でも施工的なクレームは1件もありませんでしたが、今年はその強みをさらに強くして、自社施工を行う心臓部となる工務部のメンバーの意識レベルを卓越した位置まで確実に引き上げる事を目指しています。
新築工事には全てにおいて施工基準が定められており、社内検査のほかに第三者の検査機関に施工のチェックを依頼して万全を期した体制を敷いていますが、リフォーム工事ではなかなかそんな訳にもいきません。
リフォームだから、しょうがないですね、という言い訳と共におかしなおさまりのまま工事を終えてお施主様もしょうがないのかな、と渋々引受ける事がままあると思うのですが、そこにもう一度メスを入れて全ての現場で完璧な工事を目指そうと言う取り組みです。
具体的にはどんな事かといいますと、
朝の着工の現場では分電盤の前に電源の取り出しに点検口を取り付けかけていましたが、照明器具のスペースの中で開口を開ければ必要がないだろ、とやめさせました。
夕方の完工確認に向かった和便器をネオレストに交換した現場では給水配管を井戸水から上水に切り替えるのに露出配管の予定だったのを土を深く掘って基礎の下を通して埋設の配管に変更してました。
実は、答えのないと言われるリフォーム工事の施工収まりというのはしっかりと答えがあり、
それは工事の施工者がその答えを目指すか目指さないかだけの事だと思うのです。
そして、その答えとは、自然。
何の違和感もなく、普通に、アタリマエにあることだと思っています。
お題目は曹洞宗の経典の中にある言葉ですが、真理とはないと思われるもののなかにあり、あると思われるものの中にはなかったりするという、表裏一体の禅の心を表しています。
ご興味がある方は参同契を参照して見られては如何でしょうか。
ちなみに、とても分かりやすいページがあるのでご紹介します、
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/soroku/sandoukai.htm
作り手、作るモノ、全ての本質を目指す事が私達の使命ではないか、
そしてその答えこそ現場にあるのではないか、と思う今日この頃です。
工務店のオヤジらしく(再び)現場廻りで忙しい年になりそうです。(苦笑)
私達は、すみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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