『視・観・察』を持って、先ず隗より始めよ。

連日素晴らしすぎる天気が続きます。
朝から日差しは暖かく、すっきり目が覚める上に、朝からモリモリ動きたくなってしまいます。
昨年からの肉体改造の成果で身体がとっても元気でモチベーションが高止まりのままの私は(昨夜も遅かったわりに)いつもより少し早く起きだして毎朝の筋トレをすました後チャックと散歩がてら近所のゴルフ練習場に向かいました。

それにしても、河川敷では突然と言っていいくらいに急に緑一色になり、その先端に光る朝露の美しさと言ったらありません。
こんな爽やかなものに朝から出会ったらいいことがあるに違いない、と、根拠無く自信を深めました。(笑)
 
今日は昼から大阪へ、新しく顧問になって頂くことになった社労士さんの事務所に社内の研修事業と法整備の実務についてのコンサルティングを受けました。
今までやりたくてもなかなか手を付けれなかった部分でありますが、今期は創業時に慌ててつくったままの就業規則の根本的な見直しをして社内の義務と権利について考え直す取り組みを始めます、K西社労士にお手伝い頂いてこれから半年ぐらいの時間をかけて新たなすみれのルールの明文化を行います。
その後は阪急沿線の庄内に移動して毎月欠かさず通いだして既に3年になる『理念と経営』を考える勉強会へと参加。
今回も他業種の新進気鋭の経営者の方の考えに触れ、新たな気付きと深い学びを頂くことが出来ました、ご相伴頂きました皆様ありがとうございました。
さらに今回はこのブログを見て?新しく遠方からご参加頂いた方もおられ大変盛り上がりましたよ、M田さん、引き続きのご参加お待ちしております。(笑)

お題目はその勉強会の内容の中から盛り上がった設問について、
企業は人なり、とよく言われますが、人の採用、教育は大企業、中小企業の区別無く共通の永遠の命題だと思います。
今回の勉強会ではその人材採用、登用について中国の古典にヒントを求めました。
司馬光は人をタイプ別に分ける切り口の一つに才と徳をあげています。
  1. 才・徳いずれも伸びている者=聖人
  2. 徳が才より勝っているもの=君子
  3. 才が徳より勝っているもの=小人
  4. 才・徳ともに失われているもの=愚人
モチロン、聖人・君子がゴロゴロ居る訳ではなく一般的には小人、愚人が殆どな訳で、特に私たち中小零細の企業では優秀な人材は殆ど集まらないのが現実です。
司馬光は言います、「小人を得るよりは愚人を得た方がいい」
なぜなら、小人は悪事を働くだけの知恵を持ち、愚人はその知恵が無い分安心感を持って付き合えるから。
たしかに、です。
そして、孔子の教えを引用すると、
『人間はその行っているところを視、その由来するところを観、その安じているところを察すれば、その性質は隠そうと思っても隠せるものではない』(論語 為政篇)
能力や才能も大変重要ではありますが、私たちのような小さな会社が人と人とのご縁を繋いで、お付き合いを頂いた方々からの信頼を持ってビジネスを組み立てようと思うのならば、手先のスキルではなく、その心の健全さを持って人の採用、登用を行うべきだと、改めて確認した次第です。
こんなこと、改めて考えるような機会を持てる環境に、心から感謝しながら帰途につきました。
本日もありがとうございました。
深謝。

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。


EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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