体制維新ートップに必要なのは組織マネジメント。

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昨夜の激しい雨と打って変わって気持ちいい青空が広がった神戸です。
昨夜はまさかの姫路泊となってしまい朝早くの電車での出社となりましたが、早起きした分、早くからエンジンをかけて精力的に走り回りました。
朝から自社物件の空き店舗の改修の指示に現場に行ったり、昼からは飲食部のリニューアル工事に伴うメニューの検討にワインのメーカーさんに来社頂いたり、このブログでの社員募集の告知にいち早く反応してくださった方の面接と今日もバタバタとしましてゆっくりとデスクに向かう時間は取れず、出張と社外活動を固めた一週間だった事もあって机の上は山積み。
処理するべき作業が溜まり過ぎている事に冷や汗をかきつつ、まずはタスクの整理から地道に始めたいと思います。
さて、お題目は久しぶりの本のご紹介です。
地方から日本を変えると言い続けて、本当に現実味を帯びて来た感がある今の大阪市長、橋下徹氏とその政策ブレーンでもある堺屋太一氏の共著となるこの本。
私は橋下市長の政策に全て賛成という訳ではありませんが、言葉で「大阪を変える、日本を変える」と言っているだけではなく、今まで様々な論議を呼びつつも積み重ねて来た大阪府の財政立て直し等の実績は今までの知事とは明らかに一線を画しますね。
モチロン、政治家が自分の政策ブレーンと書き表した本など、自分の実績を訴え、これからの構想を知らしめる為に書かれている訳ですから橋下氏よりの偏った見方になっているに決まっています。
平松元大阪市長への批判も厳しい論調で延々と書かれていて、本の上では反論の機会が無い平松氏の本も読んであげないといかんかな、と思ってしまったりする程です。
しかし、そんな事をを差っ引いても、とても勉強になる良い本でした。
大阪都構想、大阪府、大阪市の問題は組織の大きさや単位の問題であり、日本の中にあって経済、文化の重要な位置を占める大阪という地域を世界の都市間競争に負けないようにする成長戦略と、その対局にある市民への生活レベルのサービスが行き届く基礎自治体の両立を考えたら今の大阪府、大阪市が並立するようなシステムを変える必要がある。というのが基本的な論調です。
その橋下氏の主張が正しいか、正しくないかはさておいて、この全体の成長戦略を考えて実行して行く事と、ニア イズ ベターに象徴される現場に密着して実務をしっかりとこなす両面をマネジメントする事の重要性と必要性については、かなり、なるほど!と共感する事になりました。
特に、役所も民間も事業がうまくいかない時はまず人を変える、それでもうまく行かない時はやり方を変える、それでもうまく行かない時はシステム、シクミを変えないと根本的な問題を変える事は出来ない。という下りには大いに納得してしまいました。
リーダーとしてのポジションに就かれている方はこの本を政治家が書いた政策を訴える書ではなく、組織マネジメントの手引き書として一読される事を強くお薦めします。
ま、結局は橋下氏よりになっちゃうんですけどね、、

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、

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