鈴なり風鈴マーケティング論。

今日は久しぶりの完全オフを頂きました。
日曜日という事で午前中は例によって自分自身の内面を見つめる貴重な時間である、12km程のランニング・ウオーキングに励みました。
夏本番ということで、暑さが厳しくなって来ました、冬は冬で厳しかったですが、体力の消耗と言う点では夏の方がかなりキツいです。
マメな水分補給を心がけたいと思います。
今日のコースはやっぱり海!冬の間人気が無かった海岸には朝からたくさんの人が海水浴やビーチバレーを楽しみに来られていました。
たまには砂浜でゆっくりしたいなー、なんてこの時期はずっと言ってる気がしますが、結局なかなかそんな機会は見つける事が出来ません、ま、今年も社員と協力業者さん、その家族の懇親会を海で企画してもらいましょう、
ヨーヘー、頼んだで、(笑)

 

ランから帰ってシャワーを浴びたらすぐに滋賀県は和邇に向けて出発、午前中は身体の鍛錬、昼からは心の鍛錬ということで茶の湯のお稽古です。
今日も深い学びを頂きました、ありがとうございました。
お題目はランニングの途中に明石駅の近くのアーケードで見かけた風鈴の大群を見て感じた事、
アーケードいっぱいの幅に4列にわたりたくさんの風鈴をぶら下げておられました。

汗だくで走っている最中に見かけたその風鈴達が風にたなびく姿の涼やかなこと、と言ったら有りません、近くに寄って聞こえるその音も涼やかな気持ちを倍増させてくれました。
ま、立ち止まって写真を撮ってた時もゼイゼイと肩で息をしながら滝のような汗を流していたんですけどね、、(笑)
そのときふっと思ったのです、この風鈴を見るまで、風が吹いている事に気付いていなかったな、と。
風鈴が風にたなびくその姿を見て、その音を聞いて、涼しさを感じたのは、やっぱり実際に体感として風を感じたのだと思います。
しかし、その本体である風自体、風鈴に手伝ってもらわなければ存在さえも気付かれる事無くその価値を認められることも無かったということになります。
涼しさの本質は風にあり、しかしアタリマエに有るだけではその価値は認められにくいと、、
これって、事業に置き換えても一緒だな、と思いました。
いいモノを作る腕をいくら磨いても、知ってもらえなければその価値は宝の持ち腐れとなるし、
いくら販促の戦略をリンリン立てても、本質としての実力が無ければ詐欺になってしまいます。
その順序を整理して、組み立てる事がマーケティングなのだと思います。
そして、今日の気付きは、風鈴をつけるなら一個じゃダメってこと、(笑)
ランニング中のおっさんが脚を止めるくらい、圧倒的な量をぶら下げることで少しの風もしっかり認知をしてもらえるようになると言う事です。
自分たちが磨く価値を、そしてその意味と意義をいかに世間の皆様に知って頂くか、奇しくも今月はマーケティング部門を独立した部署として立ち上げたこともあり、今一度(費用を抑えて)圧倒的な風鈴を連ねるような作戦を練ってみたいと思います。
毎週のランニングは気付きの宝庫、こんな時間を頂ける事に感謝致します。
深謝。

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私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

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