JUGEMテーマ:日記・一般
今夜は近所の子供達の一年に一度の大イベント、小学校の校庭で行われる夏祭りの日。
校門から子供達手作りの奇麗な灯籠が並び、子供達が本当にこの日を楽しみにして来た事を窺い知ることが出来ました。
そういえば、と、我が家のお嬢も小学生になる前から毎年このお祭りを楽しみにしていたことを思い出し、よくよく考えたら、一度たりともお嬢と一緒に遊びに来た事がない事に(いまさらながら)気付きました。
ま、夏祭りなんて友達と来た方が楽しいに決まってるし、などと勝手ないい訳を考えたりもしましたが、幼稚園や小学生の低学年の間くらい、一緒に来ておけば良かったか、と、きよしのズンドコ節と子供達の走り回る喧噪のなかでちょっぴりしんみりしてしまいました。
今回初参加の理由は中学校のPTAの役員としてジュース販売のお手伝いだった訳ですが、こんな事ならお嬢が小学生の時から熱心にPTA活動に参加しておけば良かったか、なんて、、
ま、過去を振り返ってみてもしょうがないのでこれまでサボって来た分、これから頑張ろうとおもいます。(笑)
祭りも大盛り上がり、ジュースの屋台も大盛況、祭りの終わりを待たずに完売御礼となり、なんだか儲かった気分で帰途につきました。(←気のせいですが、笑)
さて、お題目は昼に行って来た久々の一般消費者向けのセミナーの内容です。
たまには地域密着の建築屋さんらしい活動もしているということで、、
神戸市の外郭団体である『神戸すまいの安心支援センター すまいるネット』さんと、私が所属するNPO法人『兵庫新民家21』が深く繋がっている『NPO法人住宅長期保証支援センター』さんとの連携セミナーということで、一般消費者向けにこれからのリフォームについて適切な判断と優良な工事で思い通りの住まいを作ってもらえるお手伝いを出来るように、と言う内容です。
まずは、『住まいひょうか君』という住宅性能の診断チャートを使って、リフォーム前とリフォーム後の性能の違いを可視化させるツールを使ってみませんか?ということでそのチャートが出来た社会的背景と効用を開発から携わっておられるスーク創生事務所の大島先生が説明。
レーザーチャートにまだ見ぬリフォーム後の住宅の性能の違いを反映させる意味合いを分かりやすく話されておりました。
ちなみに、性能の可視化とはこんなかんじです、
その後、私がこのチャートに至った実際の工事事例を写真などを交えて説明。
耐震改修、バリアフリー改修、水回り設備機器リニューアルの3つ工事をそれぞれ細かく見て頂いて、どのような工事をすれば、このチャートのように性能が上がるかと言うのを実感としてご理解頂けるように話させて頂きました。
最後は我らが鈴森女史による工事後の住まいの記録を残す事の意義の説明、『家カルテ』という住宅履歴情報を残しませんか、と熱心に説かれておりました。
建築の仕事、請負とは結局実物を見て頂く事無く高額な商品を買って頂くと言う事であり、図面やパース、模型などで雰囲気は大体掴めると思いますが、リフォーム後の住み心地までは伝える事が出来ません。
しかし、この『住まいひょうか君』を使えば満点ならば現在標準的に建てられている新築物件と同じになり、現在の状態を新築住宅の住み心地のどの辺りまで性能を上げるのかと言うイメージをつける事が出来ると思うのです。
我々が顧客に提供すべきは素敵な工事なんかではなく、工事が終わった後の素敵な暮らしであるべきで、これは事前にそこの部分の説明ができるという大変優れたコミュニケーションツールだと思うのです。
『住まいひょうか君』、これからリフォームをお考えの方にも、リフォームの提案をする同業の方にも自信を持っておススメします。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
投稿日: カテゴリー すみれのトリクミ