(諸事情あって)夜明け前に目を覚ましました。
日が昇る前の東の空はとても美しく赤い光を放っており、なにかドラマチックな一日を示唆しているように見えました。
ま、私的には5時前から起き出しているだけで既にドラマチックなスタートなんですけどね。
朝焼けが赤い日は雨が降るという話を聞いた事があって、どう見てもいい天気になりそうでしたが傘を持って出掛けよう、と思っていましたが、朝のルーティンで汗を流してシャワーを浴びた頃にはすっかり忘れてしまい、結局傘は持たずに慌てて出掛けてしまいました。
この天気じゃ、忘れるよね、、(苦笑)
朝一番はかわいい猫君がいるお客様宅へ、かなり前からいろいろとお世話になっているお客様宅の外回りの補修工事のご相談を受けて走って来ました。
問題の原因がはっきりしないというなかなか難しい案件ですが、早急に対処させて頂きたいと思います。
その後はそのまま滋賀県和邇まで月に一度の茶の湯のお稽古へ、
ドタバタと走り回る日常をしばし離れて静寂に身を置いて、と思いきや、今日ばかりは仕事の合間にお稽古に行ったくらいの勢いで、お稽古自体はなんとかこなせはしましたが、あまり上手に切り替える事が出来なかった気がします。。。
それでもなんとか心を落ち着かせて非日常の時間を楽しみながら、お稽古をつけて頂きました。
お稽古の帰りは直ぐに仕事モードに切り替えて琵琶湖の反対側、『みなくさ』と呼ばれる栄え続ける街、南草津に廻り完工間近の現場のチェックに行きました。
何の問題も無いです。
と胸を張って答える、担当のヨーヘーに(相変わらず)細かな事をチクチクと行って来ましたよ(笑)
さて、お題目はそのみなくさから夕方から参加する大阪で開催される理念と経営の勉強会へと向かう道中、急いで乗った車中での出来事です。
JR東海道線は京都より東側で電車に乗り込むといつも比較的空いてます。
今日も立っている乗客がまばらな位の状態で、電車の中で立っている人は各車両に4~5人と言った所でした。
姫路行きの新快速に乗り込んで、ふと座席をみると向かい合わせになった4人がけの座席に高校生が鞄を広げ、2人で一杯に使っているのが見えました。
そのあまりにも行儀の悪い学生さんに対して、どうしても放っておく事が出来ず、部活の練習で疲れ果てていると見受けられる2人組に声をかけて起こし、
「立っている乗客の方も居られるのだから、鞄は上の網においたらどうや?」
と、注意をしました。
「あ、スミマセン、」と言ってその学生達は荷物を膝の上においていい子に座り直しておりました、
決して追い打ちをかけるつもりではありませが、その彼らが空けてくれた席に座り、ネチネチと続けました。
「君ら何処の高校や」
「O津高校です」
「何年生や」
「2年生です」
「もう17歳やろ。もう大人のとしちゃうんか」
「あ、はい、」
「スポーツマンなんやったらもっと周りに気を配らなあかんのちゃうんか」
「あ、はい、」
しばらくして大津の駅について、彼らは軽く野球帽を脱いで挨拶をして降りて行きました。
決して怒鳴ったりした訳ではなく、私的には行儀を知らない若者を諭すつもりで注意をしたのですが、意外と車中の空気は緊迫感が漂っていた様子で、京都についてその顛末に居合わせてない人が電車に乗り込んでくるまで、私の周りの空いた3席には誰も座ろうとはしませんでした。
ふと、周りに人を近づけない様なオーラをまとってしまっていたのか?と気付いたのです。
電車の中で立っている人に席を空けるように、といった私の行動は結果的に学生達が降りて行っても誰も座ろうと思えない席になっていた訳です。
私がそのときふと思ったのは、自分はなんの為に学