石に成る。

 JUGEMテーマ:日記・一般

日曜日ですが、いつもより少し早起きして電車に飛び乗りました。
いつもなら短パン姿にランニングシューズを履いて走っているはずなのですが、今日はスーツを着込んで滋賀県米原まで同門会のお茶会ということで、午前中のお休みは身体を鍛えるのではなく、心を磨く時間に使う事にしました。
清岸寺という滋賀県湖北の禅刹にて、
白砂のかわりに苔を水の流れに模したと言われる枯山水の見事な本格的な日本庭園を眺めながら頂く茶の湯は一切の日常を離れてその瞬間に没頭してしまいます。
本当にありがたい時間を過ごさせて頂きました。
このような機会や時間に触れる事が出来るようになったのも、ひとえにただご縁を繋いで来た事の結果でありますが、今に成って思えば、いろんなきっかけが有ったにしても成るように成ったのかな、と思うようになりました。
それくらい、充実した時間を送れるようになって来たのかも知れません。
やっぱり、ひたすらご縁に感謝です。
お題目は、その禅寺の廊下にゴロゴロと飾られていた黒い石と、その前に飾ってあった額の中に書いてあった言葉から。
石徳五訓
一、奇形怪状無言にして能く言うものは石なり
二、沈着にして氣精永く土中に埋もれて大地の骨と成るものは石なり
三、雨に打たれ風にさらされ寒熱にたえて悠然動ぜざるは石なり
四、賢質にして大厦高楼の基礎たるの任務を果すものは石なり
五、黙々として山岳庭園などに趣きを添え人心を和ぐるは石なり
さすがは禅寺、という感じですが、座禅を組んで無になる、というのがなかなかイメージ出来ない(私のような手合いには)石になるというイメージを持てば分かりやすいのではないかしら?
と思った次第です。
そういえば、と思い出したのは、人生を成功に導く20の法則の中の16番目に
『成功するまでやり続ける固い意志を持つ』
というものが有ったこと、
ちなみに、私はそれをイメージとして脳に受け付ける為に黒いゴツゴツした石を思い浮かべ、脳に張り付けているわけですが、(語呂合わせ的な感じに成りましたが、)そのイメージと相俟って、とてもすんなりとこの「石徳五訓」が身体に入って来た気がしました。
ご縁に善し悪しは有りませんが、その連鎖に正の連鎖と負の連鎖が有るとは思っています。
素晴らしいところには素晴らしい次のご縁が有るのを身を以て感じると共に、自分自身もその正の連鎖の一つの歯車になれればいいな、と、そろそろ紅葉が色づき始める禅寺にて改めて思いました。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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