JUGEMテーマ:日記・一般
「今日も西高東低の冬型の気圧配置です。」
と、朝のテレビの天気予報で言っていましたね。
朝の冷え込みが日ごと厳しくなって来たと感じるこの頃ではありますが、それでも天気のいい日は何となく嬉しいもので、お天道様が昇ってくると例え気温が低くても気持ちは何となくアゲてしまいました。
相変わらずの単純さです。(笑)
そんな訳で今日は朝から機嫌良くドライブがてら現場に向かいました。
神戸から少し離れた現場ではありますが、スタッフには毎月の様に北は東北から南は九州まで日本全国に出張しての施工に行かせているということもあり、たまには離れた現場を自分で見る事にしてみたのです。
行く道中の山陽自動車道のトンネルではあちこちで工事車両が作業をしておりました。
ついこの間まで何ともなかったトンネルが、急になんだか危険なスポットになった様で、日常の中に潜んでいる危険って、結構多いのかも、なんーて考えてしまいました。
このトンネルでは照明器具を殆ど外そうとしてましたよ、
(話はそれましたが、)こうやって、私たちに地の利がない離れた現場でも(私たちのことを信頼して)工事のご依頼を頂ける事に感謝しつつ、その期待に対する責任を全うすべく気を引き締めてこれから始まる現場へと向かいました。
夕方までみっちりと、スエーデン式サウンディング試験による地盤調査や現場での業者さんとの打ち合わせ、またお施主様と近隣を廻ったりとすっかり工務担当者として働きました。
またひとつ、新しくクライアントとそのご家族が安心して健康に、そして楽しく過ごすための『暮らしの場作り』のお手伝いをさせて頂く事になったということで、スタッフ共々、誠心誠意一棟入魂の想いで精一杯頑張りたいと思います。
宜しくお願い致します。
お題目は高速道路のトンネルの恐怖ではなくて、今日また起こったM7超の地震について。
津波も発生しましたし、けが人も出たという事で被災された皆様には心より、お見舞い申し上げます。
それにしてもM7超は大きいですね。
阪神淡路大震災が起こってから現在まで間断なく延々と続いているこの地震の活動期はまだまだ続くのかも知れません。
少し前のニュースで地震の予知はやはり出来ない、と結論づいたようなニュースが流れていましたが、予知が出来ようと出来まいと人間の力では地震自体をどうする事も出来ません。
私たちに出来るのはせいぜい避難する事くらいです。
いつ起こるか分からない大地震、いや、日本ではいつ何処でおこっても不思議でない地震は常に『すぐそこにあるリスク』だと思うのです。
だから、常に備えておくべきだと。
神戸でもあの日の朝を境にそれまでの日常と全く違う世界に叩き込まれ、私の人生もその影響を大きく受けて変化をし、(善し悪しは別として)今に至っています。
あの事から私が得た教訓は、
『今有るものは明日には無いかも知れない、(だから今を精一杯に生きる)』
ということと、
『日常では考えられないような大きなリスクは常にすぐそこに潜んでいる。』
ということ。
この二つが現在の私のパラダイムの中心になっているような気がします。
3.11後で最大級のこの大きな地震が起こった今日は奇しくも総選挙の真っ只中。
原発をどうするか、という争点でも各党の意見が分かれているところですが、人の力ではどうする事も出来ない巨大な地震というエネルギーと、動いて避難する事が出来ない原子力発電所。
今日の地震で、今なお全く収束出来ずにギリギリのところで食い止めようとしている福島原子力発電所の建屋が崩壊していたら関東全域が高濃度の放射能にさらされる事になっていただろうし、大飯原発の下の活断層が動いたら琵琶湖の水がチェルノブイリの水に変わってしまうという、すぐそこにあるリスクに目をつぶって、即時撤廃、速やかに廃炉という選択をしない政党、政治家の方には違和感を覚えずにはいられません。
今回の選挙では争点が多岐に渡り、投票するのに何で判断すべきかとても迷ってしまうのですが、最優先すべきはやっぱり、
『すぐそこにあるリスクに目をつぶらない勇気』
では無いでしょうか。
福島の現状は電力不足や電気料金の値上げと一緒に天秤にかけれる事ではないはずです。
良く見極めて、一票を投じたいと思います。
これ以上、大きな地震が起こらない事を祈りつつ、、
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私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
2.EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。