第10番目の法則、人の話をよく聞く。

JUGEMテーマ:日記・一般

 

朝方は分厚い雲に覆われていましたが、段々と天気は回復に向かいました。
気持ち的には朝は青空が見えた方がいいけど、雲がある方が朝の気温は下がりませんね、
結局どちらでもいい、というかどっちもいい。(笑)
自然の流れをあるがまま受け止めて、どっちにしても前向きに一日を過ごしたいと思います。
今日も昼からは大阪へ、
阪急梅田ではインスタントターメンのイベントに黒山の人だかりが出来てました。
ラーメン研究家としてはほっとけない感じでしたが、遊びに来ていた訳ではないので見逃しておきました。
ラ王が店頭に並んでから確かめる事にすることにします。(笑)
ウロウロと寄り道する事なく、物件調査の現場に向かったお陰で、大変スムースに仕事は捗り、いい結果を持ち帰る事が出来ました。
少し前からご相談頂いており、どうもしっくりと解決策が見つからなくて頭を悩ます懸案だったビルメンテナンス会社とクライアントの間の問題もやっと原因を突き止めてクリアに出来ましたしね、
やっぱり答えは現場にあるってことです。
お題目はその問題解決のアプローチについての備忘録です。
コトの始まりは、ビルのメンテナンス会社からテナントに入っているクライアント向けに入ったクレームというか要望からでした。
その内容を聞くと、どう考えてもあり得ないような問題が起こっているということで、クライアントも納得がいかず、私のところに相談に来られました。
クライアントからの説明を聞いて現地確認をしてみても、ビルの方から言われるような現象が起こるはずが無い状態で、さっぱり訳が分かりません。
埒が明かないということで、私の方から直接メンテナンス会社の担当者と話をして現地の確認にいくと、元々問題として起こっているという現象が聞いていたのとは全く違うものであり、それならば、とテナント内の設備を点検してみたら故障している箇所を見つける事が出来ました。
あっけない結末です、
大きな括りでいうとビル側が言っている事は間違っている訳ではありません、しかし、それを伝える担当者の言い方は、その方が印象に残った部分を強調して伝えられたようでした。
その強調された部分も確かに問題ではありますが、強調されるのが本来の問題と焦点がずれてしまう事によって、聞く方からすれば、全然違うコトのように聞こえる訳です。
おのずと、原因の調査はてんで的外れな事になってしまっておりました。
終わってみれば笑い話のようなコトですが、こんな誤解って実は良くあるような気がします。
人は自分の都合の良い部分を誇張して人に話す。
それは決して嘘ではないのですが、事実をありのままに、というよりは事実の都合のいい部分を声を大きく、都合の悪い部分は声を小さく話す。
そう言えば、今の法の下では黙秘権が認められており、法律で訴訟の際は自分に都合の悪い事は言わなくていい事になっておりますね、、
誰しも嘘をつく事には罪悪感がありますが、言いたくない事を言わない事に対しての罪の意識は低いものなのかも知れません。
日常の些細な人とのやり取りの中でも(意識する、しないは別として)こんな事はしょっちゅうあり、小さな誤解や問題を引き起こしているような気がします。
要するに、人の話をよく聞く。
その人が伝えたいと思っている本質に焦点を合わせる、そして問題が起こっている実際の現場をよく理解すること。
そんなアタリマエのことをもう一度しっかりと意識するだけで、問題を未然に防げる、もしくは問題の解決が図れる事ってけっこう多いのではないかしら、と思った次第です。
そう言えば、(例の)人生を成功に導く20の法則の10番目は『人の話を真摯に聞く』でした。
今一度、気をつけたいと思います。
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