マイナスからゼロではなく、ゼロからプラス。

JUGEMテーマ:日記・一般
神戸は今日も晴天。
朝の散歩に出ると抜けるような青空が広がっていました。

 

花冷えというのでしょうか、全く雲がないせいもあるのでしょうが、いい天気の割には寒い朝でした。
しかし、それも朝の少しだけ。
お天道様が顔を出すとみるみる暖かく春らしい陽気になり、そんな陽射しを見ているとつい外に出掛けたい欲求に駆られます。
しかし、このところ出張やイベントなどが重なり全く事務所に居ない日が続いてたということで、そこはグッと我慢、みっちりと机の前に座り、溜まっていたタスクの整理を進めることに専念、ウズウズしながらも何とか夕方まで持ち堪えることが出来ました。(笑)
夕方からは昨年から参画しているNPO法人での活動、新民家21という団体での会議に出席、もうすぐ始まる25年度の活動計画などについての話しの合いに参加しました。
この新民家21とは、兵庫の地に住まう家を考える、というコンセプトの元に工務店だけではなく、大学教授や県の林務課の方など、多方面の方が集まって意見をたたかわせながら木の住まいの良さを広げて行こう、という活動を行っています。
ちなみ、ホームページで謳っている目的はこちら、

ひょうご新民家21

安心、安全、快適に暮らせる住まいづくりと住まいを大切にしたい方々のネットワークを形成し、「21世紀のひょうご新民家」をテーマに新しいまちづくり、住宅のあり方を研究、推進。

活動テーマ:環境(兵庫県産材住宅、民家含)、省エネ、耐震、バリアフリー

新しい住宅のあり方を考える、という事で工務店だけでなく広く学者や消費者とのネットワークの中でいろんな視点から切り口を変えた意見を聞かせて頂けるという非常に貴重な勉強の場となっています。

モチロン、温熱環境の学術的な研究のレクチャーを受けたりと、実務の参考にさせて頂くことも多いのですがそれ以上に『住まい』もしくは『住まい方』の本質的な捉え方を考えたとき、私たち供給側の業者目線を離れて、消費者側に立った目線からのご意見を伺えることは素晴らしく、衝撃的なパラダイムシフトを頂くこともしばしばです。

今日の懇親会の席では、消費者に価値を伝える手法に話が及び、その中で、

『住宅、もしくは建築の価値を伝えるのにマイナスからゼロに戻すことに焦点を当ててはいけない、本来の住宅の持つ価値はプラスのはず。』

という、売り手側からするとつい見逃しがちになりそうな「何の為の住宅か」という焦点の合わせ方へのアドバイスを頂きました。

現在の住宅環境が抱える問題は沢山ありますが、それを解決することに焦点を合わせるのではなく、その先の健やかで、安心して暮らせる幸せに焦点を合わせるべきではないのか、という戒めに近いようなご意見を聞き、ハッと気付くところがありました。

私たちのような地域に密着する小さな会社だからこそ出来る、消費者の幸せに寄り添った住宅の提案はそこから始まるべきであるということを強烈に再認識させて頂きました。

土川教授、貴重なご意見、ありがとうございました。

ご教示頂いた言葉を胸に、本来の目的を忘れること無く地道な活動を続けて行く様にします。

心から感謝致します。

心謝。

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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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