ドイツでは大手と呼ばれる住宅メーカーは淘汰された。

 JUGEMテーマ:日記・一般

昨夜の天気予報では今日は1ヶ月前の気候に戻る、と言っていたと思います。
おまけに雨模様とのことでしたが、蓋をあけてみるとこの青空!
絶好の現場日和になったということで、今日も朝から現場に向かいました。
鉄筋の加工と立ち上がり部のコンクリートのかぶりを確認して順調に組み上がりだしたのを見て(キヨちゃん的に)あとはよろしく、と次の現場へ、
太陽光発電の着工前の細かな打ち合わせを済ましてから向かった先は、昨日のブログでご紹介したすみれの事務所の裏にある『まつもとコーヒー』さん。
なんと私がこのブログに書いてお奨めしたのを見て、大量の自家焙煎、『さくらブレンド』のご注文を頂きました。
私の(勝手な)呼びかけに快く応じて下さったのは、fbの中でいつも温かく応援してくれる、神戸牛の専門店として有名な吉祥吉のA会長です。
A会長、この度は本当にありがとうございました。
まつもとコーヒーのマスターも「えっ、あの神戸牛で有名な!」と驚きながらもとても喜んでくれました。
いつもご無沙汰をしてばかりとなっておりますが、後輩としていつも温かく見守って頂いているのを感じて感謝しております。
今後とも宜しくお願い致します。
本当はゆっくりとA-1クラスの絶品神戸牛を味わって行きたいところではありましたが、昼からの予定もパンパンに詰まっているということで、ステーキの美味しそうな匂いをに後ろ髪をひかけれながらも南京町を後にしました。
(出来るだけ早く!)またの機会にお邪魔したいと思います。
お次は大阪の都心と下町がぐちゃぐちゃに入り交じったコアーな街、天神橋へ、
新住協という、住宅の性能(断熱・気密性能)を向上させて住み心地の良い安心・安全な住宅を作ることを通してオイルピークを過ぎて待ったなし言われる環境への負荷を軽減する暮らしを提言するNPO法人の研修会に参加しました。
遠く、岐阜県恵那市からお越し頂いたこの業界のトップランナーである建築工業株式会社 金子一弘社長の講演を聴かせて頂きました。
非常に理路整然とした良いお話で、アタリマエのことをアタリマエに進めて行くと段々と本質に近づいてくる、もうすぐ本物の時代がやってくるという示唆を示されていました。
同時に、私たちも建築会社として本物にならないと淘汰される、という認識を新たにした次第です。
以下に備忘録がてら金子社長のお話を簡単にまとめておきたいと思います。
・石油の産出量は既にピークを迎え、化石エネルギーを使った暮らしは刻一刻と破綻に向かってい。
・世界中の国々は中東からのリスクの高いオイルの輸入を減らしているのに対して日本だけが輸入増を繰り返している。
・今のまま化石エネルギーに頼ったままの社会は持続出来ないことは明らかな以上、何らかの大きな改革が必要となる。
・技術革新を起こし自動車が圧倒的に燃費を良くした様に次は住宅がエネルギー消費を抑える順番を迎えている。
・建築工事におけるエネルギーの消費量は圧倒的に木造が少なく、ドイツではビルの木造化が本格的に進み出している。
・日本でも環境省のロードマップには2050年には既存の住宅を含め全ての住宅でゼロエネルギー化を実現する、と明記し、これからの住宅の方向性をはっきりと示している。
・エネルギーを賄える住宅を作ろうとすると、地域の環境によって必要なスペックが変わる、全国統一の規格では対応することは難しく地域密着の地場産業としての住宅産業がその担い手になるべきである。
・対エネルギー性能を細かく明記する様になったドイツでは大手住宅メーカーの様な会社は淘汰されて無くなってしまった、その代わり、工務店はより高い技術を身につけて先進的な取り組みを続けている。
といったことでした。
たしかに、住宅産業の本質は規格されたパターンの住宅販売に主眼を置くのではなく、住宅を造ってどのような暮らしを提供出来るかだと思います。
非常に勇気づけられるとても良いご講演でした。
小池社長、ありがとうございました。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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