JUGEMテーマ:日記・一般
今日から週末にかけてお天気は下り坂、とのことでしたが、蓋を明けてみると爽やかな青空が広がりました。
今日も現場日和ということで、朝から(すっかり担当の)新築の基礎現場へ。
法定の配筋検査を受けました。
「綺麗に組めていますね、全く問題ありません。」
と、検査員の方に褒めて頂き(自分で組み立てた訳でもないのに)すっかりご満悦です。(笑)
その後も鋼材を引き取りにって鉄骨を切断したり、現場に運搬したりとすっかり現場モードの半日となりましたが、昼からはスパッと切り替えて美容室の改装工事の打ち合わせに向かいました。
優秀な女性プランナーが準備をしてくれるお陰で非常にスムースな打ち合わせをする事が出来て、細部のマニアックな納まりまで確認をさせて頂きました。
(私といえば、)長靴に作業ズボンの完全に土方な格好のままでしたが、女性目線の提案内容にはすっかりご納得頂く事が出来ました。
K様、本日はご契約ありがとうございました。
イメージ一新で、新たな女性客が激増される様に、しっかりと工事をさせて頂く様に致します。
引き続き宜しくお願い致します。
さて、お題目は先日の研修会での学びの続きです。
NPO法人新住協では少し前にドイツへの視察旅行がありました。
私は参加出来なかったのですが、行かれた方のお話はずいぶん聞かせて頂いて、勉強になる間接体験をした訳です。
その中で、ドイツでは風呂場で亡くなる人は非常に少ない、という話が出ました。
日本に比べて緯度も高く、冬の間の日射が極端に少ないドイツでは超高断熱の住まいがすっかり主流になっているようで、外皮と呼ばれる住宅の外壁や屋根ですっぽりと断熱してしまい家の中の室温が何処も変わらないことがアタリマエとのこと、
ヒートショック現象など起こらない、という事の様です。
資料を少し探してみました。
日本はというと、近年ヒートショック現象で亡くなった人は14000人にも上るらしく、なんと交通事故で亡くなった人の約3倍近くになるのです。
その殆どが自宅の中での事故とのことでそんなリスクを内包している住宅ってどうゆう事かと思ってしまいます。
今年の年頭に行なったすみれ主宰のイベントでも、先月のTDY合同イベントでもセミナー講師としてお話をしたのは、「家の中の温熱環境を改善する事こそ、本来のバリアフリーだ!」という事でした。
すみれでは新築住宅の高断熱高気密の取り組みで得たノウハウを生かして、既存住宅の断熱改修、いわゆる断熱リフォームに取り組んでおります。
建物に使われている建材を数値化して現在の住まいとリフォーム後の住まいの違うを見える化してご提案する事によって、
「何となく寒いから、断熱を出来るだけ入れておきましょう」
と言った曖昧な断熱リフォームではなく、しっかりと数値の違いで表して、その数値と同じ家を体験する事によって今までよりも格段に分かりやすく、工事後の建物のスペックが体感で分かって頂けるようにしています。
『年寄りに一番風呂はやるな』
というのは昔から吉田兼好が提唱した『家づくりは夏を旨とすべし』を守って風通し重視で低断熱の住宅に住み続けていた人たちの生活の知恵で、浴室の室温が暖まるまでお年寄りを入れてはいけない、という防御策だったと思います。
誰でも安心してお風呂に入る事が出来る様に。
アタリマエの様ですがアタリマエになっていないのが現状ですが、リフォームを通して安心と安全をお渡し出来るようにしたいと思っています。
断熱リフォームセミナー、来月も開催しますのでご興味がある方は是非お越し下さいね。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、
2.EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の高性能新築住宅。
3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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