いつもしてることは当たり前じゃあない。

JUGEMテーマ:日記・一般

今日は朝早くから起き出していつものルーティンワーク+少し真面目にしないと、と反省しきりで朝練を済ましてから荷物満載のトラックに乗り込んでロングドライブ。


明石海峡と鳴門海峡を一気に渡って愛媛県は松山市へとゴールデンウィークをまたいで工事中の店舗工事の現場にトラックを走らせました。

神戸初で全国に広がる焼き鳥チェーン、とりのすけグループの松山市初の出店ということなのですが、オーナーも他府県からの出店ということでなかなか進行中の現場に来れないこともあり、大体の形ができたところでいちど現場確認に一緒に立ち会いましょう、ということになりました。
完工一週間前ということで、現場はあらかたの形が出来上がり後は仕上げの工程を残すだけどなった現場で、私がいつも決まって訊く、
「図面でやり取りをして頂いた時に思い描いていたイメージ通りのものになっていますか?」
という質問に対して
「完璧です。」
と満面の笑みで答えて頂きました。
T様、本日はありがとうございました。
とは言いながら、現場を担当するスタッフ、よーへーには相変わらずチクチクと細かなことを指摘しながら、
「最後までしっかりと気を抜かずにやれよ、」
と優しくない言葉をかけておきましたよ。(笑)
お題目は打ち合わせの最後にオーナー様に言われた言葉です。
すみれでは『建築屋の答えは現場にある。』という考えから工事着工後は現場担当者に殆ど全ての裁量を預けます。
担当者は自ら職人として働きながらも他の業者とのやり取り、工程の監理、そしてオーナー様との現場での細部の確認や打ち合わせなまでこなさなければなりません。
オーナーは(今回の松山の現場担当のよーへーの若作りなこともあり)1人で地方に飛んできて現場を切り盛りしながら工事を進めているのを見て、
「凄いいい社員さんがおられるんですねー、びっくりしました、若い職人さんやのに一人できて、(現場のこと)すべてするんでしょ、」
と、言って下さいました。
「まあ、いつもそうなんです。」
と、当たり前の顔をして答えておいたのですが、よく考えたらそんなに当たり前でも無いかもな、と、(今更ながら)文句一つ言わずに日本全国飛び廻ってくれているスタッフにもっと感謝しなければならないのかも、とふと思いました。
私たちが普段、当たり前だと思ってしまっていることも世間様から見ると実は当たり前のことではなく、実はそれなりに大きな負荷をかけていることもあるのかも知れないな、と。
今お声掛けを頂いている案件でも着工中の名古屋を始め、東北、四国、など神戸から遠く離れて全国に広がっており、それらのご縁をキッチリと繋いでいくにはしっかりとした工事をして現場で答えを出して行かねばなりません。
結局、スタッフの力がモノをいうという事になります。
『企業は人なり』
と、良く耳にしますが、やっぱり現場での働き手あっての建築会社だと、再認識した次第です。
ま、(彼らに)面と向かって言うことはきっとありませんが、、(笑)
口には決して出しませんが、感謝の気持ちだけは忘れずにいよう、と思った松山での一日でした。
ご縁に感謝したいと思います。
深謝。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に、

『職人や設計に関わる作り手の地位向上』
をミッションに掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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