自らを省みる習慣。

JUGEMテーマ:日記・一般
今日も朝からドタバタ。
このところ研修や会合が続いたこともあり、机にじっと座って落ち着いてPCに向かう時間もなかなかとれなかったので、たまには事務所で集中してデスクワークに耽ろう、と思っていましたが、やっぱり完工現場の確認や、着工前の調査、お客様先での打ち合わせなど、夕方前まで外を走り廻ってしまいました。
まあ、お客様先を廻っていろいろお話をさせてただくのはとても楽しく、(忙しくしている割には)腰を落ち着けて話し込んでしまいましたが、、
そんなこんなで時間はどんどんおして行き、気がつけば夕方に。
夜は大阪での月に一度の勉強会の日だったのですが、大きく遅刻となってしまいました。

 

通いだしてかれこれ3年にもなるこの会。
月に一度、全く異業種の経営者さん達と理念と経営についての気付きのシェアーとディスカッションを重ねるという会でして、建築業というカテゴリーを飛び越えて、会社の在り方と言った大きな枠組みで自分の考えや取り組みを省みるという貴重な機会です。
大先輩の経営者が行なわれている素晴らしい取り組みを見て聞いて、自社はどうか、自分自身はどのように考えて行動しているか、というようなことの自問自答を繰り返しています。
今回で一番心に残ったのは、叱る、という事についての経営者の捉え方。
松下幸之助翁はどんな幹部でも人前で叱ったと言います。
翻って、感情に任せて叱るのは良くないので、1日おいて冷静になってから叱るのではなく正すべきだと言われる経営者の方も多くいます。
どちらがいい、という事ではなくどちらも正解なのかも知れませんが、その場で厳しい言葉で叱りつける方が後腐れ無く叱る方も叱られる方もスッキリするのかも知れません。
私の場合はどうか、、
最近はその場で厳しく叱る、というようなことはすっかりしなくなって、叱るというよりもその問題が発生したことの原因を追及したり、二度とおなじ事が繰り返されない様にその情報を他のメンバーと共有する様にしたりしています。
よかれ、と思ってそうしてきましたが、こんな風に改めて考えてみると、失敗を後腐れさせてあとに引きずってしまう手法なのかもしれない、とはたと気付いたのです。
そう言えば、創業時は良く大声で怒鳴ってましたが、それはそれで叱る方も叱られる方もすっきりしていたような気がします。
勉強会を終えての帰り道、どっちがいいか?とずいぶん考えましたが結局答えは見つかりませんでした。
やっぱり世の中は結構複雑で、単純にスパッと割り切れることなどそうそう無く、
迷いながら、悩みながらも少しでも良くなる様に、努力を続けるしか無い。
そして、シンプルに答えを導くことをせずに煮え切らないことが考えることをやめないことなのかも、なんて思ったり。
省みる時間を持つ習慣。
そんな機会を頂けることに心から感謝しています。
皆様、今夜もありがとうございました。

深謝。

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