4人の講師によるテーマごとの講演はそれぞれ心に響きました。
その講演を聴いて今回私が一番の気付きとして書き留めたことは、
『知ってること、行うことの大きな違い。』
行動に移すということはとてもエネルギーを使うことであり、人生におけるそれぞれのステージで知るレベルというのは(求めれば求めるほど)2次曲線を描いて膨大に増えていきます。
どうやら私が今まで蓄積してきた情報の山の中には人生を大きく変えてしまうようなすばらしい宝が沢山埋もれているようです。
まずは、ビジネスコーチの四辻氏にもお勧め頂いていたアクティブブレインセミナーに家族全員で行くことからはじめたいと思います。(知ってからかなり経つのに行っていない!)
今回の学びのご縁に感謝しつつ、、もう一度宝の山を掘り返して優先順位をつけてみたいと思います。
すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
膨大な工程を必要とする建築という現場でのモノづくりは
釘の最後の締め打ち、造作材を取り付ける際の毛の細さの隙間など、
職人の手のひらの感覚でする仕事の全てを決して隅々まで管理することはできないと言うこと。
昔の大工の棟梁はコストや効率に囚われる事無く大工仕事に精魂込めることが出来ました。
それが今、請負のカタチが変わり、決まった工期、決まった金額で工事を終え無ければならなくなり、
構造として、「職人は手を抜けば儲かる」という関係になってしまいました。
しょうがないことかも知れませんがそれは決して本来あるべき姿ではありません。
その負のスパイラルと言ってよい関係性から抜け出すには、
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、
完璧なものを作ることで評価される構図をシステムとして作り上げなければなりません。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。
お客様の夢の実現をお手伝いしているのだ。
その理解を全員で共有し、喜ばれたことが評価される仕組みを作っています。
それはすみれのメンバー全員がそれぞれの立場で精一杯の努力を積み重ねること。
そして建築というモノづくりをとおして社会に貢献する。
というミッションステートメントに集約されています。
私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します。
それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。
これをすみれの社業の目的(理念)としているからです。
その為に業界の流れに逆流するようですが大工職人の内製化を守り、
社員大工による自社施工に拘っています。