効率と効果についての考察

夏の日差しはすっかり本格的になりました。

日中、街中を歩いていると頭が痛くなるぐらい強い日差し。

毎年、暑さが酷くなっているような気がする昨今、TVの報道でも良く耳にしますが、普通に過ごしているだけでも熱中症に気をつけないといかんようになったんだ、と実感です。

現場作業は過酷な季節に入ったいうことで、安全第一でがんばってもらいたいと思います。

夏もいよいよ本番、現場のみんな頑張ってー。

夕暮れの鴨川にでも納涼に行きたいものです。。

さて、おかげさまでこのところずいぶん忙しくさせていただいており、お客様に待っていただくこともしばしばです。

『時は金なり』という格言通りスピード感を持って業務に当たりたいと思っておりますが、何分少人数での事務所運営ということでお時間をいただいてしまうことも多く非常に心苦しく思っております。

お時間を頂いている皆様、申し訳ありませんがもう少々お待ちの程、宜しくお願い致します。

私たちが携わっている、建築の仕事はスピードも大事ですが絶対的に質が重要です。

しかし、クオリティーにこだわるあまり時間がかかりすぎてはお客様の利益を損なうことになりかねません。
特にご商売をされておられる方は、『お金=期限の利益』と言い換えることも出来る訳ですので、、
よくわかっております、、はい。

そこで効率を考えるわけですが、効率を過分に求めることは得てして非効率になったりします。

逆に非効率だと思えるようなことを地道に行うことによってかえって効率が上がったりすることも非常に多くあります。

この辺の塩梅が非常に難しいところですね、、

そんな訳で、このところ私のが良く考えるのは『効率』ではなくて『効果』ということ。

限られた時間内で多くの仕事をこなすには効率をあげることではなくて『効果』に意識を集中するべきだと思うのです。

1つのタスクに対してアクションを起こす時、最も効果的な方法は何かと考えることが重要ではないか思うのです。

たとえば、、

(自分が抱えてる仕事だけを考えて)処理スピードを上げる=効率を上げるための1番安易な方法論は人に頼んでしまうこと。

いわゆる丸投げです。(笑)

しかし全体で見るとこれでは本当の意味では全く効率は上がらないことが少し考えればわかります。

しわ寄せを人に与えるだけ。
もちろん、作業を手分けして行なうことは決して悪くはありませんし、全体でバランス良く進めていけることに越したことはありません。
しかし、その延長が与えられた仕事を機械的に処理しておけばいい、という風になってしまっては最後の最後に全てが意味をなさなくなることもあると思います。

自分に求められていることは何か?という本質に少し目を向けて自分の頭まで判断をしてみることで効果的な仕事のやり方にずいぶん変わるような気がします。

とかく忙しくなるとスピードと効率に目が向いてしまいがちですが、そんな時程、少し心落ち着けて『効果』について考えながら毎日の仕事を進めてもらいたいと思います。

もちろん自戒をこめて。

あ、明日は神戸市の外郭団体すまいるネットセミナールームでNPO法人ひょうご新民家21主催のセミナーイベントがあります。
若干数、席に空きもありますし、無料!という事ですのでお時間がある方はお気軽にお立ち寄り下さい。
ご家庭ですぐにでも出来る電磁波対策のコツがつかめますよー。
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すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

昔の大工の棟梁はコストや効率に囚われる事無く大工仕事に精魂込めることが出来ました。

それが今、請負のカタチが変わり、業界の構造として、「職人は手を抜けば儲かる」という関係になってしまいました。

その負のスパイラルと言ってよい関係性から抜け出すには、

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なも
のを作ることで評価されるシステムを作り上げなければなりません。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

お客様の夢の実現をお手伝いしているのだ。

その理解を全員で共有し、喜ばれたことが評価される仕組みを作っています。

それはすみれのメンバー全員がそれぞれの立場で精一杯の努力を積み重ねること。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。

これをすみれの社業の目的(理念)としているからです。

その為に業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、

社員大工による自社施工に拘っています。


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