天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。

JUGEMテーマ:日記・一般
朝から今にも雨が降りそうな空模様でしたが、結局神戸では雨は降りませんでした。
とはいえ、やはり太陽の陽が差していない分涼しいように思いましたが、その分蒸し暑いと言われる方も多かったようで、、
よくわかりません。(笑)
今日は昼から淡路島のリフォーム現場へ、
完工間近ということで、進捗具合の確認と、(頼まれた訳ではありませんが、)電磁波の数値測定を行なっておきました。
測ってみると、建物が鉄骨造ということで、余分な電気はアースされやすいこともあり、非常に良い環境でした。
後は、パソコンを接続するコンセントにアース端子を取り付けておくだけでバッチリです。
S様、新しくなったお部屋で安心して気持よくお仕事に励んで頂けるようにしておきます、ご安心を!
夕方からは大阪で打ち合わせ1件をこなして、月に一度の習慣である、「理念と経営を考える勉強会」に参加です。
今回も新しいメンバーさんが増えて、賑やかにそして粛々と私が抱える経営についての問題に向き合って来ました。
雑誌に掲載されている成功事例を読みながら成功要因の非常に深いところに踏み込んで自分自身、自社について振り返って考えてみました。
そんな記事の中で一番印象に残ったのは、今では押しもおされぬ業界NO1となったヤマト運輸の成功の秘訣について。
その昔、私は運送業界に身を置いていたことがあり、その時に感じてたのは、クロネコさんはセールスドライバーと呼ばれる集配業務をになう運転手を大事にしている会社だな、という事でした。
私が勤めていた会社は給料は良い変わりに非常に過酷な労働を強いることで有名な会社で、長年勤めると必ず身体を壊して会社から去らなければなりませんでした。
そこで働く先輩や同僚は、身体を使い減らしながらも、貯金を貯めて将来の独立を夢見る人が殆どで、使い捨てにされることを前提としながらも夢を持って働く人ばかりだったのです。
それに比べてヤマト運輸は少し給料は低くても人間らしい扱いをされているように私の目には映っていました。
それは、顧客接点である末端の働き手の地位を認め、大事にすることによってきめ細やかなサービスで顧客満足を得る、原理原則に則った経営方針ではなかったか、と、今思いかえすと非常に納得できたりします。
モチロン、私が勤めていた古巣の会社にも愛着はありますし、そこで学ばせて頂いた仕事のやり方は今の私の中に脈々と残っており、そこには非常に感謝もしています。
しかし、その当時、面倒で大きな売り上げに繋がり難い個人間の荷物の配送に取り組んで新しいマーケットを生み出した中興の祖と言われる小倉社長の功績と、その理念には心を打たれずにはいられません。
私たちすみれが掲げる、モノづくりの作り手の地位向上とそこから生み出される安定したサービス、そして実際の答えをだす現場でのモノづくりの本質を守るという考え方は、ヤマト運輸が利益を出す前に取り組んで来たことに通じると思っています。
「サービスが先、利益は後」
まず、顧客満足有り、会社としての利益はその後おのずとついてくる。
小倉社長が掲げた理念を私も信じて、職人会社による地域密着のビジネスモデルの構築に邁進していこう、と気持ちを新たにした次第です。
いつもながら素晴らしい学びの時間を持てることに心から感謝します。
メンバーの皆様、今夜もありがとうございました。
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すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


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