富士登山考 ~確認という目的~

 JUGEMテーマ:日記・一般

昨日に引き続き、富士登山の2日目。
夜中の12時過ぎに起きだして、ゴソゴソと準備を始めていつも通りの深夜1時にお世話になった8合目の池田館を出立しました。
空気の薄さに若干の違和感を感じながらも元気に歩みを進めて、
予定通り、夜明けの1時間程前に山頂に到着。
体感温度は氷点下にの山頂で先ずはホットミルクやカップヌードルで身体を温めて、もう一つ上の日本最高峰の剣が峰へ、万全の体制で日の出を待ちました。
やがてゆっくりと東の空が明るくなって行き、
きたきた、
バンザーイ!
今年も最高のコンディションでご来光を頂く事が出来ました。
地球上の全ての恵みは天からの恵みである、という事を改めて思い出す瞬間です。
晴れ男のキヨちゃん、面目躍如、大活躍といったところでしょうか。(笑)
日本の一番高いところで、真冬の寒さの中、暖かな朝日を受けながら皆で記念撮影。
みんないい顔になってました。
ご来光を拝んだ後は、お鉢巡りと言われる山頂の火口をぐるりと廻るハイキング?
この頃から若干名は高山病に苦しみ始めています。
陽が昇る東側の真反対まで行ってみると、くっきりときれいな富士山の影が雲海に映っています、
影富士ですね。
その後も岩場を上ったりくだったりが続き、
ロッククライミング的な岩場を登ってみたりと、元気なすみれ登山チームははしゃいでました。
意外にも現役バリバリの高校生は高山病に悩まされており、元気なオッサン達に付き合わされてしまいかわいそうな感じも否めませんでしたが、、(笑)
毎年恒例のお参りを済まして下山。
何とか今年も全員無事に全行程を終える事が出来ました。
今回の富士登山について、参加したメンバーに山に登る目的を聞いてみました。
「一番高いところに立って見る朝日がどんな感じなのかしりたい。」
「人生観が変わるって聞いたけど、自分で確かめてみたい。」
「日本の一番高いところに登る事自体、してみたい。」
「親子で思い出を作りたい」もしくは「親子の絆を確かめたい」(←これは憶測というか敢えて聞いてません、笑)
あまり深く掘り下げる事はしていませんが、共通する事は『体験して確認したい』という事なのかな、と思いました。
目的とは行動の指針であり、方向性を決定づける根幹です。
それが、『達成』では無くてその先にある『感情の確認』である、というのは非常に面白いと思いました。
日本一高い山に登る事。
行動としてはそれが目的ですが、本当はそれを達成した時の自分自身の感情の確認がしたいと言うことは、何を成すべきか?ということよりも、最終的には目的を達せしたときの自己の満足に焦点が移ると言う事になります。
「感情に流されては何一つ物事を達成出来ない、」という人もいれば、『人間は感情の生き物である』という事を真理のように言われる人もいます。
人生の目的を考える時、今回の富士登山での気付きは非常に思考に厚みを持たせてくれる様な気がします。
『確認が目的』
なるほど、です。
今回の富士山レポートの最後は、絆を確認されたこちらのショットで締めたいと思います。
キヨちゃん、タイガーくん、そしてすみれのメンバーも、お疲れさまでしたー。(笑)
いくつになっても親子っていいねー。笑

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すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

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