我が志アフリカにあり

JUGEMテーマ:読書

 

灼熱の日曜日。
海岸線は行楽に向かう車で一杯、海岸は家族連れやカップルでいっぱい。
あ~夏休み~という感じでした。
私はと言うと早めの夏休みを頂いたということで、今日からガッツリとお仕事です。
昼からは設計契約を頂いたお客様宅で新築打ち合わせやマンションリフォームのご契約、
夕方からは電磁波対策のご提案をしたOB様宅で対策後の検証に電磁波の測定に行ったりと、忙しく走り廻りました。
昨年、自社のオフィスの電磁波対策を行なってその効果を実感したということで本格的に始めた電磁波対策ですが、新築や全面改装のお客様宅には標準工事としてご提案しているものの、今まで建てて来た無対策の住宅はどうするの?という問題があります。
対策する為の方策が開発されていなかったという事はありますが、私たち建築会社の責任をかんがえるとしょうがないね、だけでは済まないと思っていて、一軒ずつ測定に廻って改善のご提案を続けています。
気が遠くなるような長い道程ですが、健康で楽しい暮らしをしてもらう為に家づくりのお手伝いをしているという『目的』に照らして考えると地道にお客様宅を廻らなければと思っています。
皆様が笑顔で暮らし続けてもらう為に、なにかあってからの対処ではなく、予防する観点をお客様と一緒に持ちたいと思います。
さて、先日久しぶりにamazonで買い物をしました。
すると、カートに2点の商品が入っています、ということで買った覚えはありませんでしたが、ついでに本を2冊購入しました。
その一点がこちら、
きっと、誰かに奨められたか、奨めているのを見たかだと思うのですが、全く覚えはありません。
ま、直感に従って読んでみましょ、と思い読んでみました。
ちなみに、わたくし、名前をタカハシタケシと申します。
名字は高い橋はハシゴ高で、橋はブリッジの橋です、と説明をします。
名前は岡に立刀の剛で、志があります。
と、
そんなこんなで子供の頃から『志』がある、という刷り込みをしながら(されながら)今まで生きて来たわけで、価値観の中の大きな部分に『志』がドンと居座っています。
なので、とても(青臭いけど)いい本でした。
私たちの子供の頃はまだ資本主義社会と共産主義、社会主義社会とのイデオロギーの対立が成り立っており、冷戦の真っ最中でした。
結局、ソ連は崩壊、中国は共産主義と言う名の独裁政権の市場主義、グローバル自由資本主義に飲み込まれてしまいました。
しかし、現在はアメリカ型の自由資本主義社会のスキームの疲弊しており、どちらの社会システムも正解ではなかった、という流れだと(個人的に)思っています。
そんな中、この閉塞感を打開するのに重要なのは個々の人間の自立、独立する意識であり、志を掲げて生きて行く事だと思っています。
なぜアフリカ?という疑問を持ちながら読みましたが、『志』を持って天命に従う生き方を貫いて来たという主人公(島岡強氏、実在の人物)には大きな感銘を受けた次第です。
憂先娯楽
一期一会
と、日本人として重きを置く価値観を軸に世界に目を向けて行動、実践を続けているのは非常に素晴らしく、共感する部分も多かったです。
そんなこんなで、お盆の読書の中の1冊にお奨めします。
たまには青臭いのもいいじゃないですか?(笑)
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すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


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