JUGEMテーマ:日記・一般
昨年の国会では法律で正式に消費税の増税が決められました。
ただ、増税するに当たり、施行は経済の状態を鑑みて、と言う事になっており、政府は来年4月からの導入を決定しておりません。
一応、まだ分からない、という事になっております。
が、しかし、建築業界では増税後の冷え込みの対策として新築住宅については、『住まい給付金』という実質減税措置がとられる事になっており、全国でその説明会がスタートしています。
北は北海道から南は沖縄まで300~500名の定員の大きな会場で行なわれるその説明会は兵庫県だけでも15カ所を数え、全国ともなるとそれはもの凄い数となり、それだけの莫大な費用をかけて消費税増税に向けての準備が着々と行なわれております。
詳しくはこちら、
http://sumai-kyufu.jp/setsumei/index.html
政府のゼスチャーはさておき、国の動きとしては後戻り出来ないところまできてしまっています。
確実にやってくる消費税の増税と、その後のマーケットの冷え込み。
前回の増税のときも私たちもモチロン、建築業界は大変でしたが、それがまた、間もなく訪れるのです。
そんなこんなで、今のうちにしっかりと手を打って需要の冷え込みに対する準備をしておかねばなりませんが、実際に、どのようにして備えるのか?となると、明確な答えを示せる人はなかなか居ないのが現実です。
私も、経営者の端くれとして一生懸命に考えた結果、ある結論に達しました。
その方法論を実際に行動に移すべく、今日は社員と協力業者の皆様に集まって頂いて我々がどのようにして来たるべく建築不況を乗り越えていくか?について(延々と)説明させて頂く機会を持ちました。
細かな内容はまたの機会に残すとして、今回、私が必死になって伝えたのは、
信頼こそが全てのマーケティングの根本だということ。
そして、その答えは『現場にある』ということでした。
建築現場に携わる全ての職人が一致団結して信頼を勝ちとる、という目標に向かって突き進んだ時、外部環境の大きな変化などものともしないような強い組織、というよりもコミニティーが出来上がるという持論を細分化して展開しました。
皆さん、非常に一生懸命に聞いて頂き、活発な意見も頂く事が出来ました。
創業以来、すみれは原理原則に則った組織づくりを進めて来ました。
その切り口から今回、皆さんに説明させて頂いたのは、
『重要事項を優先する』
『主体性を持って始める』
『理解してから理解される』
という敬愛してやまないスティーブン・R・コビィー博士が提唱した原則論です。
そして、『相互依存』という爆発的な効果を発揮する関係性を構築することを皆さんと共に誓ったのです。
ご参加頂いた皆様、本日は長時間お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
今回ご説明したことは、これから本格的にプロジェクトとして始動させていきますので、宜しくお願い致します!
皆で協力する事によってこのピンチを大きなチャンスに変えましょう!
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すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。
私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。
業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。