今日も神戸はいちにち素晴らしい天気、気持ちよく走り回りました。
すみれのアイドル犬チャックと仲良くしているからかも知れません。(笑)
昼からはいよいよ来月に着工が迫った新築のご契約にお客様にお越しいただきました。
ずいぶん昔に少しだけ内装の工事をさせてもらっただけのお客様が何年も経ってまた私たちに家を建替えるといったとても大きな工事をご依頼頂けるというのは本当に嬉しいことです。
H様、誠心誠意これからの人生を楽しんでいただける家を作らせていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
さてお題目は夕方からの勉強会でのこと。
月に1度、疾走するような毎日から足を止めて自分の会社の理念と経営について考える習慣の日でもあります。
いつもは大阪で開催されるこの勉強会ですが、ひょんな話の流れからすみれで受け入れている中国からの実習生の手料理が上手すぎるという話になり、ぜひいちど食べてみたいというオファーを受けて彼らに諮って見たところ、
「ぜひ料理作らさせてください」
と気持よく即答。
勉強会の本題とは関係ないようにも思いますが、たまには場所を変えて見るのもいいだろうと言うことですみれでの開催となりました。
勉強と言うよりも懇親会がメインとなったような今回の勉強会ではありましたが、実はしっかりと勉強もしております。
今回の学び、1番の気づきです。
中小零細企業はオンリーワン戦略を立てるべき、というのをよく耳にしますが、オンリーワン戦略には広義のものと狭義のものと2つある、そのそれぞれに対しての考察を述べよ。という設問がありました。
マーケティングの理論と呼ばれるものは大家コトラーから世界一と言われるジェイエイブラハムまでどれもが全て顧客目線を重要視します。
顧客視点を忘れたとき、企業は市場からから見離される。
と彼らは声を揃えて言っております。
それは確かに正しいと思いますし、私もそれに非常に気を配りながら今までやってきたのも事実です。
しかしこれはアメリカ式の思考であり日本的な価値観とは完全に一致するものでは無いと以前からなんとなく思っていました。
それはもっと狭い意味でのオンリーワン目指すという日本人独自の価値観です。
お客様が見てどう思うかとは別の世界で自分がとことん納得するまで物事を極める。
といった職人的なこだわりを持つのがそれだと思っています。
いわゆる『道』という考え方。
顧客の視点とはかけ離れた自己満足の世界かもしれないですが、とことん道を極めると言う自分の魂を描くようなことを志すことも実はとても重要ではないのか。
これこそが日本人的価値観と融合したマーケティング理論にならないのか、
皆さん、はるばる神戸の西の果てまでお越しいただきましてありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
では次回は岸本社長よろしくお願いいたします!(^^)
すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。