JUGEMテーマ:日記・一般
朝夕はめっきり涼しくなって来ました。
今朝は(なぜか裸で寝ていたからか、)寒くて目を覚ますと言う少し前までには考えられない事がとうとう起きました。
季節は確実に秋に移っている様です。
今朝は早くから近所のお寺さんの改修工事の着工現場へ、
電気工事の平山プロと配線経路などのこまかーい納まりについて相談と指示をして、最も美しいと思える仕上げになるように二人頭をつきあわせて知恵を絞りました。
おかげさまで、予定していた天井点検口をつけることもせずに照明器具の増設に成功!
コストを抑えながら、スッキリとした仕上がりとなりました。
きっとご住職も門徒さんも喜んでくれると思います。
こんな些細なことが実は非常に大事なこと、工事の大小に関わらず、誠心誠意精一杯の工事に務めているからこそ、何度も繰り返しのご注文を継続して頂けるのだと思います。
やっぱり、現場で答えを出し続けることですね、私たち建築会社にとって重要なことは。
さて、お題目は連日のように安倍首相が決断した、と報道されている消費税増税にまつわる住宅の話です。
一体、首相は何回決断したら気が済むのだろう、なんて思ったりもしてしまいますが、アレはきっとマスコミが勝手に決断しているのでしょう、(笑)
とにかく、やっぱり増税は確実な様です。
住宅はその金額が大きいが故、消費税増税の影響が大きいと言われています。
政府はその(業界団体の?)声を聞いて、なんとかその影響を軽減させるようにと、様々な施策を打ち出しています。
一見、分かりにくい『消費税増税に伴う住宅関連税制とすまい給付金』ですが、ここで分かりやすく整理出来るように(乱暴なくらい)超簡単にまとめておきたいと思います。
まず、増税の経過措置について、
①安倍首相が10月1日に決断しても、来年3月までに工事が終われば5%のままです。
②注文建築の場合、9月中に契約をしていれば、税が上がる来年3月以降の引き渡しになっても消費税は現状の5%です。
なので、大手住宅メーカーでは今月の契約数は軒並み過去最高を記録しています。
次は来年の3月までの引き渡しを目指して建築ラッシュとなる模様です。
次に、増税に間に合わなかった場合の軽減措置は、
③住宅ローン減税が(また)拡充されます。
コレは高額の住宅ローンを組んだ人が得をするシクミで、長期優良住宅の場合、現在300万円控除されているのが500万円控除となります。高額の住宅を購入される人には大きなメリットですね、
それにプラスして、今回新しく作られる制度としては、
④すまい給付金があります。
年収の低い人の方がたくさんもらえるシクミで、
年収425万円以下=30万円
475万円超 510万円以下=10万円
その間は20万円となっています。
その他に、
⑤投資型減税というものもあります。
住宅ローンを利用せずに、自己資金で取得する人向けですが、条件があります。
対象は、長期優良住宅と低炭素住宅ということなので、性能をしっかりと担保している建築会社であれば普通に控除を受けることが出来ます。
8%にあがったあとでは、50万円、10%にあがると65万円が最大です。
⑥リフォーム減税(投資型)も拡充されます。
居住時期がH25.1~H26.3ならば、耐震=20万円 省エネ=20万円 バリアフリー=20万円で同時施工での最大は40万円、太陽光発電を設置するとさらに10万円が上乗せされます。
⑦リフォーム減税(ローン型)もあります。
H26.3までなら最大60万円が5年間控除されます。住宅ローン減税より多いかも、です。
とりあえずはここまで。
他にも補助金や助成金の公募も行なわれておりますので、すまいに関する工事の内容によっては減税以外に現金が国から支給されることも多くあります。
一番は地域型ブランド化住宅で、100万円、今なら国産木材利用ポイントで60万ポイントももらえます。
そんなにお金を配れるなら消費税アップなんてしなければいいのに、、なんて思ってしまいますが、、
とにかく、盛りだくさんの施策が乱れ飛んでおりますので、今、もしくはコレから住宅の取得や工事をお考えの方は良く情報収集をして取り組んで頂きたいと思います。
ちなみに、整理しやすいようにずいぶん乱暴にまとめておきましたので、細かな要件についてはしっかりと御確認頂きます様お願いします。
もうちょっと、細かく丁寧な説明が必要な方は、お気軽にタカハシまでお問い合せ下さいね~。
国交省発行の『虎の巻』持ってますので。(笑)
すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。