地盤と建物、習慣と肉体の親密な関係。

JUGEMテーマ:日記・一般


今日も朝から現場へ、
垂水の建て替え現場の地盤調査の結果が思っていたよりも芳しくなかった事を受けて、地盤改良の施工を施す事になりました。
私たちが建てる最近の建物の強度は耐震等級2という、建築基準法よりも高い基準にしており、一昔前の木造建築に比べるとかなり強くなりました。
阪神大震災程度の地震では簡単に傾く事はなくなりましたが、(直下型は例外ですが、、)それもしっかりした地盤に建っていればこそ、
ゆるい地盤の上にいくら剛性の強い建物を建てても建物自体は変形せずにそのカタチを残したまま傾いてしまいます。
強い建物の性能は、強い支持層に支えられて初めてその性能を発揮出来るというものです。
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すみれでは地盤改良は基本的に、『ハイスピード工法』という天然砕石を使った柱状改良で行ないます。
全国的にも自然素材を使って建てる建築会社にはすっかりおなじみになって来ました、こちら。
http://hyspeed.co.jp
杭による地盤の補強はコンクリートや鋼管を使った方法もありますが、地中深くコンクリートの杭を埋める事には少し抵抗があったり、建物を支える杭に地中で錆びる鉄を使うのも何となく気が引けて、、
それぞれ採用した事もありますし、長所もあるとは思いますが、現場での経験則からいうと、最終的にこれが一番無理の無い地盤改良の工法だと思っています。

地中深く穴をアースオーガで掘り進み、

砕石を入れては突き固める作業を根気よく繰り返します。
地盤が軟弱なこともあり、うまく柱状に転圧できるかが心配で現場に張り付いておりましたが、何とかうまく行きました。
これなら安心です。(笑)

それにつけても、やっぱり地盤って大事です。
そして、それは人の人生に置き換えてもおなじ事が言える様な気がします。
なにかを成すには、まずは健康な身体を維持する事から。
そして、その健康を支えるのはアタリマエの事から目を逸らさずに、地に足つけて地道な努力で行動を積み重ねる事ではないでしょうか。
昨夜も、お世話になっているシステム会社のK社長とI部長と3人で私が提唱している『オッサンの為の5分間肉体改造メソッド』について随分盛り上がりましたが、毎日少しの時間をとって身体のケアをする事は、建築の世界に置き換えると地盤を踏み固めている事と同じようなことだと思うのです。
ちなみに、たまたま出て来た3年前の私の写真、
アンパンのようにパンパンです。(笑)

そして、当時からいうと3歳年を取った現在。
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確かに年食ってます。(笑)
こうして見ると5分間の積み重ねって今更ながら凄い威力です。
人生の展望が根本から変わると言われる人も多くなって来ましたこの5分間トレーニング、毎日必ず続ける事で身体と同時に心も鍛える事が出来るというおまけもついております。
石橋部長、如何でしょうか?
 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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