11月になりました。
何となく気忙しく、年末へのカウントダウンが始まった感も否めませんが、今月は怒濤の出張月間となっております。
毎月決まったサイクルを守りつつ、神戸を離れてあちこち飛び回ると、とにかくずっとバタバタとしてしまいがちです。
スケジュール管理とタスク管理、しっかりして生きたいと思いつつ、今日は朝から新潟へ。
12月の書き入れ時に向けて新店をオープンさせる計画のクライアント先に最後の詰めと現場の最終チェックです。
またひとつ、夢と希望に燃える若きオーナーとご縁を頂いて勝負をかけるお手伝いを出来る事に喜びと同時に気を引き締めながら空港へと向かいました。
最近はもっぱらネットで航空便の予約をするのですが、今回はシステムエラーが有ったとかで、ギリギリに予約を取り直すというハプニングが有りました。で、空港に行ってみるとJALで予約したとおもっていたのに空港でチェックインしてみると、ANA。
久しぶりに、大きな扇風機に乗って飛ぶ事になりました。(笑)
地方空港に飛ぶ事も多いので、プロペラ機がそんなに珍しい訳では有りませんが、やっぱり少し緊張するものです。
思いの外小さいしね。
「気流が強く、振動が大きいのでもう少し上空に上がります」
というパイロットのアナウンスを聞きながら思い出したのは遅ればせながら読んだ百田直樹さんのデビュー作、『永遠の0』でした。
第二次世界大戦の緒戦で活躍した零戦と、その零戦と共に散った神風特別攻撃隊の不条理を戦争の事など全く知らない、興味も無い様な現代に生きる若者が生き残った元特攻隊の人たちにインタビューしてその凄惨な記憶を受けとり、自分達のルーツを知るという小説です。
戦争は絶対悪だ。
自ら命を投げ出して死に向かうなんて完全に洗脳されている狂気の沙汰だ。
などという簡単に片付ける事の出来ない深い悲しみと苦しみを絶妙なストーリーの中に織り込んだ非常に素晴らしい作品でした。
一度きりしかない人生。
死んでしまっては何もできない。
何をさておいても生に執着する事が正しい選択だ。
というアタリマエに聞こえる論理さえも浅はかに感じる程、深い考察がそこにはありました。
結局、何の為に生きるのか、もしくはなんの為に死ぬのかという大命題に対する答えを出す事で、生も死もどちらを選択したとしても同じなのかも知れないと思いました。
そして、死んで何を残すのか。ということ。
人生が魂を磨く修練の場であるのは決して厳しい戦時中だけの事ではなく、今も同じ覚悟を持って生きる事が出来るのではないのか、とも。
2時間で読めてしまう薄っぺらいビジネス書なんかよりもよっぽどか勉強になった。というのが私の率直な感想です。
既に読み終えられた方が多いかと思いますが、未だの方は是非手に取って頂きたいと思います。
特攻隊の話はある種の怒りを覚える程、凄惨では有りますが、読み終えた時には胸がスッとする様な清涼感に包まれる秀逸な作品でしたので。
期せずして、2日続けての読書感想文となってしまいました。(笑)
最近読書がめっきり減った(というかやめてた)のでたまには、というのと、薄いビジネス書なんかより良い小説を読む方がずっと勉強になる!という事を改めて認識しましたので連チャン投稿しておきました。
しかも、またもや本は借り物!さっちゃん、いつもありがとうございます。
引き続き(名作をどんどん)お願いしますね。(笑)
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。