(茶の間にて、)心ゆさぶる。

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勤労感謝の日。
で、祝日、
てっきり土曜日が祝日だったら3連休になると思っていましたが、そんなことないんですね、知りませんでした。
建築業界はそもそも、祝祭日は関係なく働くもので、世間様のサイクルとは少し違う感覚でおりましたが、この度はかなり恥ずかしい思いをしてしまいました。。
情けない。。。
ま、長年3連休の最後の日に、家族サービスが出来なかったと反省ばかりしているので若干トラウマになっているのかも知れません。
嫌な事から目を背けたくなる裏返しで、必要以上に祝祭日に敏感になっていた様です、反省。
抜ける様な青空が広がる週末となり、紅葉を愛でに出掛けるにはもってこいの天気でしたが、今日もガッツリと事務所に籠ってデスクワークや会議で一日を過ごしました。
さて、お題目は久しぶり?に自宅で夕食を摂りながら何となく見ていたTV番組をみて。
普段まったくTVを見ないので、たまに見るとつい見入ってしまうのですが、非常に感動する良い内容でした。
「心ゆさぶる。」
と副題がついたその番組で紹介されていたのは山形の片田舎の工場の街での出来事でした。
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大手製造業の工場が撤退して下請けばかりの零細工場だけがのこって閉塞感に包まれた街が元気を取り戻すまでの物語では、自治体や地元の団体が大手の工場を招聘して産業を立て直そうと躍起になっているのに、一人の町工場の社長がそんな事にも目もくれず地元の工業高校の教育の見直しを必死になって取り組み、不可能と言われていた高校生の技能士取得への道筋をつけた足跡を追っていました。
数年後、高校生により技能試験合格の快挙は全国に知れるようになり、その地元の工業高校から優秀な若者が輩出される事により、地域のモノづくりのレベルがあがり、全国から注文が来るようになったとのことで、3年、4年とかかる地道な努力が徐々に花開く事になった、というのをみて、まさに心が震えました。
やっぱり、モノづくりは人づくり。
人を育て、優秀な人材を社会に巣立たせることほど、地域にとっても業界にとっても重要な事は無いのかも知れません。
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真理はそこいらにある。
と、禅宗の始祖である道元和尚は言われたとのことですが、まさにその通りだな、と思った夜でした。
お家ご飯と、茶の間のTV、たまには良いものです。(笑)
 

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。





お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

 

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