今日は電磁波測定士。

JUGEMテーマ:日記・一般


今日は朝からオールアース住宅の中間検査、電磁波測定士として現場に検査員として行ってきました。
通常の新築工事では、屋内の電気配線への幹線からの電気接続は工事の1番最後に行います。
オールアース住宅では工事の途中で電磁波を取り除く施工がキッチリと行なわれているかの確認の為に屋内配線が終わると1度仮に引き込み線をつなぎこんでみて室内の電磁波を測定してみることになっています。
建物の屋内配線が集まる分電盤に仮設の電源を繋ぎ込み全ての屋内配線に電圧をかけて電磁波の発生状況を調べてみます。
こんな感じ。


繋ぎ込む電線を測定してみると470V/m。高い数値を示しています。
寝室やリビングなど長時間いる場所実は導電性スパンボンドと言われるシートで電磁波を集めてアース線を通して地中に逃がすようにして人体に電磁波の影響を受けないようにします。
この緑のシートがそれ、

ここで言う電磁波とは超低周波の電場と言われるもので、通常の電線や電圧がかかった電化製品から発生する電磁波のことを指しています。
ケータイ電話から出る高周波とはまた別の種類の電波です。
低周波の電磁波を体に浴び続けることによっての健康被害は臨床の結果がはっきりと出ているわけではありませんが、整体院の低周波治療器で電気を体に通すと筋肉がこわばることを考えると、机に向かってている時や夜寝てる間中に電気をを浴び続ける事はどう考えても良い事とは思えません。
実際にすみれ事務所でデスクの電磁波対策をしてからは私を始めスタッフ全員が肩こりでの体の不調を訴えることが劇的に減りました。学会に発表は出来ていませんが、自分達の身体での臨床試験はしています。
ちなみに電磁波を集めてアース逃していないところはをこんな感じ、

230V/mを指しています。
そのすぐ下でスパンボンドで電磁波を集めてアース線で逃せばこんな数値になります。

01V/m
ほぼ完全に電磁波が地中に逃がされており、身体に余計な電気が通らない状態になります。
北欧などではれっきとした法律で室内環境を25V/mまでにするように、と決められております。
そうかんがえると、その10倍以上の影響があるところに長時間いるというのはやはり気持ちの悪いものですね。。
このように測定をしてみると電磁波というのは目に見えないわけのわからないものではなくてしっかりと数値として確認できます。日本は電圧が100Vということで、海外に比べ電流が大きくなり、電磁波の発生が大きくなっていることを考えると、早めの法整備が必要だと思いますが、ま、業界特有の諸事情があり、全く前に進んでいないのが現状です。
実は、先進国の中では世界で日本だけ電磁波に対する規制が殆ど無い状態なのです。
非常にまずいと思います。
現代病という言葉があります
その定義は非常に曖昧で症例も原因もハッキリとしていません。
しかし50年前にはなかったような原因が何かしらあり、最近になっていろんな疾患として発症しているというのは事実としてあるようです。
ネット等で調べてみると食生活の変化やストレスの負荷が増大した、という様なことが原因だと提唱される人が多く、その手の著書もたくさん出版されています。
それも確かにあると思いますが、もう一つ決定的に変ったことというのが家庭での電気の消費量と家電製品の増大、特にパソコンの普及です。
あまり知られていませんが、パソコンは電磁波を多く発生するため、必ずアースを取って下さい、と取扱説明書には書いてあります。
しかし、ちゃんとアース端子を接続して使用されている方は少ないのが現状で、その電磁波の影響は決して軽いものではないと思っています。
身体に静電気を帯びて、空気中の浮遊物を寄せつけながら長時間過ごす、という事は半世紀前には考えられなかったことですよね、原因がはっきりしない現代病の一因になっていても全く不思議ではありません。
私たち住宅を供給する会社は、住まい、という最も小さな単位での環境を提供しています。
そんな立場からすると、そのようなわけのわからない不安や原因になる可能性があるものを除いていくことが私たちの使命だと思っています。
高気密高断熱、そして自然素材だけではなくもう少し先の本当の健康住宅を目指して、私たちがつくるのはただのハコではなく、そこで住まわれる人の暮らしですから。

 

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。





お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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おまけ、



年の瀬も迫った、忙しい時期では有りますが、今週末は現場見学会とイベントを開催します。







1日目は工事中の現場で構造(作る途中のプロセス)を見て頂いてから、現場から移動して、完成して既にお住まいになっているオーナー様宅へ訪問させて頂いて、高気密高断熱、即ち省エネ住宅での住み心地や、電磁波をカットされた部屋での生活の生の声を聞いて頂きます。



2日目は構造や断熱、そして電磁波を集めて地球に返す、オールアース住宅の肝である導電性スパンボンドの施工をご覧頂きながら、住宅に置ける電磁波の発生のメカニズムと、その対策について現場で施工している現物を見ながらご説明することになっています。




実際の家づくりのプロセスと結果を両方見て、体感して頂ける稀な機会となっておりますので、これから新築、もしくは大規模なリフォームをお考えの方はご参加頂ければきっと、参考にして頂ける部分があるかと思います。



予約制となっておりますので、ご興味がある方は↑のフリーダイヤルへ電話、もしくはコメント、メールにてお気軽にお問い合わせ下さいね。



スタッフ一同、ご参加を心よりお待ちしています。


 

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