ヤマダ電気41億円の赤字に沈む。

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毎日ドタバタとしているうちに日が流れて行くような気がします。
毎日のタスクをこなすのがやっと、、
という感じになりつつありますが、やると決めたことは守るべき、と、なんとか日々を乗り越えています。(苦笑)
そんな中、今日は朝からリフォームのご相談にお客様宅へ、帰ってからは新築現場の構造見学会と、(引き渡しを終えてすでに住んでおられる)オーナー様宅へのバスツアーということで大忙しでした。
工事中の現場では建てるプロセス、電磁波対策の具体的な施工方法と、実際に数値を計測して電磁波の発生状況を見て頂きました。
お住まいになっているオーナー様宅への訪問では、自然素材と一緒に暮らした実感や、高気密高断熱住宅に住み替えて暮らしが変ったこと、そして太陽光発電システムが家計を実際に楽にしてくれている、などの実際の声を聞かせて頂きました。
ご参加頂いた、これから家づくりに取り組む皆さんには随分と参考にして頂けたのではないでしょうか。
T様、G様、お忙しい中無理を聞いて頂きましてありがとうございました。
皆さんにとても喜んで頂きました。
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バスツアーの運転手を終えたあとは間髪入れずに勉強会のファシリテーター。
第4回目となる『職人起業塾』の開催日。さすがに年末の忙しい時期ということで参加者は少なめとなりましたが、その分内容の濃い勉強会となった気がします。
事前課題は、最近のこんなニュースネタから、

あの「ヤマダ電機」も赤字撃沈、ネット通販の「猛威」…住宅事業と提携、捲土重来を期す家電量販店の“逆襲戦略”とは

ニュースの内容をかい摘んでまとめてみると、
家電量販店の盟主、ヤマダ電気は最低価格保証を掲げ、大量仕入れ大量販売で業績を伸ばしてきた。
しかし、ここに来て地デジ&エコポイントの需要先食いの影響で業績は低迷、41億円もの赤字を見込んでいる。
その原因はバブルの崩壊だけではなく、インターネットによる最低価格の値崩れで無理な安値販売をしていることもあるという。
このニュースが意味するのは、
同じモノを買うなら安い方がいい、というのは絶対的な顧客のニーズであり、簡単に無視をすることは出来ないが、限度を超えると企業として成り立たなくなる。
インターネット、スマートフォンの普及で個人が簡単に情報を手に入れれるようになった今、表示する価格を少し間違うと初めから検討のテーブルにさえ乗れなくなる。
顧客ニーズを叶えることと、企業の持続継続を両立することが望ましいが非常に難しく、悩ましい問題です。
そんな難しい問題について意見をたたかわせながらディスカッションを繰り返したのですが、結局行きついた先は、(ありきたりの出口ではありますが、)『セグメント』と、『ポジショニング』と言う事になりました。
次回はその2点について深堀をしていこう、ということで今回はディスカッションを終えましたが、そのありきたりとも言える、答えをこれから起業しようとしている職人の口から出てきたのは、素晴らしいことだと思いました。(笑)
セグメント=自分が圧倒的に優位に立てる得意な分野を絞り込む。
ポジショニング=自分の強みを遺憾無く発揮出来る立場を作ること。
(規模が小さいので、経費もかからんし、)とにかく他社よりも安く、というのは起業したときに陥りやすいパターンですが、価格勝負だけではそのうち疲弊してしまうのは目に見えており、出来ることならその辺りの戦略を整理してからスタートを切ってもらいたいと思います。
しかし、、なんだか、私の方が勉強させてもらった感じです。(笑)
職人起業塾、来年もさらにパワーアップして開催を継続させていきたいと思います。
ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました。
 

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



 

お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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