変化と安定と最適化。

JUGEMテーマ:日記・一般

久しぶりの朝から本格的な雨でした。
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厚い雲は放射冷却を止めて寒さを緩めるかと思いつつ、そんなこと無いですね。。
雨と共に寒くなるそうです。
雨の中、昼からは姫路へ、
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月に一度の建築の研究会ということで全国の同業の皆様と学ぶ機会を持たせてもらいました。
小田社長、ありがとうございました。
今まで知らなかったいろんな面を見ることが出来てとても勉強になりました。
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同じ建築の事業を行いながらも皆それぞれに常に最適化を目指して変っていきその都度、仮説と検証を繰り返します。
そのような仲間にまみれることによっていろいろな会社をケーススタディーとして見続けることが出来るというのは素晴らしいことだと思っています。
今年も随分と学ばせて頂くことが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 

お題目は『変った』ことで結果を出した明るい?ニュース2つから、

「脱オランダ風」で最高益 ハウステンボス、9月期決算

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131214-00000003-asahi-bus_all

予定よりも早く経営再建を成し遂げたということで、長崎市からの資金支援を5年も前倒しで断った。

中国自動車市場、日系メーカーが“最先端”投入で攻勢、シェア拡大を図る―中国メディア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00000025-xinhua-cn

トヨタ、日産、ホンダ共に倍増の勢いでシェアを伸ばしているのは、ハイブリッド車の先端技術を中国に持ち込んで合弁会社で生産を始めたことに起因する。
 

ハウステンボスが変ったのは、来場者に喜んでもらえるように、と『オランダ風』というあやふやな価値観を脱ぎ捨てて、アトラクションやイルミネーション等、大人から子供までが楽しめる価値の向上に全社で取り組まれた結果であり、これこそテーマパークが目指すべき本質の価値の実現の結果だと思いました。
素晴らしい経営再建の例だと思います。

翻って中国での日本車のシェア拡大のニュースは混迷する日中関係の中、世界最大の市場で存在力を失って行くことに危機を募らせた結果、とうとう、なりふり構わずに目先の売り上げをとりに世界最高と言われる最先端技術を現地生産に持ち込んだとのことです。

中国での現地生産で先端技術を公開した結果、あとで大きな痛手を被ることになるというのは私の様な素人目からみてもそう見えるし、今までもの家電業界をはじめ同じ様なケースで世界中の企業が中国企業に対して競争力を失った歴史を繰り返すだけのように見えてしまいます。

そう言えば、新幹線のニュースはまだ記憶に新しいですね、、

中国、日本の新幹線技術を国際特許出願

http://biz-journal.jp/2013/06/post_2406.html

ダーウィンの進化論では最後に生き残るものは変化、適合することが出来た種である。

とされていますが、生き残ることだけが最終的な価値として考えるのならば、それはイグアナと同じレベルです。
 

人として、国単位、地方単位、会社単位、家庭単位で豊かな暮らしを実現して生き残って行く為には、企業は、目の前の適合、迎合ではなく、将来を見据えた価値の創造と提供を目指すべきだと思います。

優れた技術を公開することは決して悪いことでありませんが、強みを生かして自助することをしないとグローバル資本主義社会では生き残って行けない現実があるのも事実。
拡大も縮小も、どちらも非常に難しい選択だとは思いますが、大手自動車メーカーが揃って同じように最先端技術の移転のリスクを背負った背景には、きっと次の一手が考えられているのだと信じたいと思います。
変化することは安定を目指すことであり、
安定は変化し続けなければ保てない。

 

私たちの様な小さな会社であろうと、常に最適を目指して変化していかねばと、改めて思った次第です。
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すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



 

お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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