状態を整えることこそが地を耕すこと。


気がついたらすっかり夜が更けて、きれいな月が雲の切れ間から顔を出していました。
今日は一日中事務所に缶詰でスタッフとの個人面談に明け暮れました。
午後1時からなんと10時までぶっ続け、、
会社にいないことも多く、スタッフと膝を突き合わせて話をする機会があまりないこともあり、できるだけしっかりと話を聞こうとすると(毎回ですが)時間は伸びてしまいがちです。
さすがに少し疲れました。(笑)
定期的にスタッフとの時間を取る目的は2つあります。
会社に対するダメ出しをしてもらうこと。
問題解決のアドバイスをすること。
ダメ出しというのは極端な言い方ですか、要は改善の要求をしてもらうということです。
全てが要望通りにかなうという事はありませんが、指摘されたことについては真摯に向き合うようにしてきました。
もう一つのアドバイスと言うのは少しニュアンスが違いますが、要は具体的な改善提案をこちらの方から提示するということです。
どちらにしても要するに良くなろうという気持ちの表れであり、社内環境を、そしてそこで働く人に気持ちよく毎日を過ごしてもらえるように(たまには改まって)話す機会を持っているということです。
今まで何年も、その同じスタンスでやってきましたが、今年になって少し内容を見直しました。
それは問題解決の手法ではなくて、状態を整えることに焦点を当てるようになったこと。
今年の夏に受講した尊敬する小田全宏氏のSPプログラム (問題解決プログラム)を受講したときに強烈な気づきを得たのがきっかけです。
問題はいくつでも、際限なくあるものです。
それは理想を掲げ、向上心を持てば持つほど現実とのキャップを問題として認識するからで、その問題を1つずつ解決していくと目標達成に近づいていくわけです。
以前の私は、目標の設定をして問題解決の具体的な計画を立てることによって後は自動的に達成への道を歩むものだと思っていました。
しかし、人は機械ではありませんから電源を差してガソリンを注げば自動的に前に進むわけではありません。
やればいい事は分かっている。
でも、できない。
ほとんどの人はそういうものだと思うのです。
では何が人を動かすのか?
そのヒントをSPプログラムでいただけたような気がします。
それは『状態を整える。』ということ、
ゴールを設定したらとにかく走り出す。
チェックポイントまでのラップタイムを決めて、そのスピードが出るように走るフォームを考えて、、
と言うようなことではなく、
走りたくなるようにまずは体調を整える。
といったいたって当たり前の事ではありますが、、
私、そんな単純なことが長い間分かっておりませんでした。
様々な人からいただいた学びを少しずつ身に付けて、成果に結びつけていければと思います。
あの時のパラダイムシフトを無駄にしないように。
今年も一年、たくさんの学びの機会を頂けたことに感謝を込めつつ、、
ありがとうございました。
深謝。
 

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



 

お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

ランキングに参加しています。

 

応援よろしくお願いします。

 

   ↓ ↓ ↓ ↓

 

  にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください