今朝も寒いながらも爽やかな朝。
気がつくと2月も来週でおしまい、ということになっており、まだ実感は有りませんが春はもうすぐそこに来ている気配もします。
今日は西宮で鉄骨造の新築工事の設計契約に伺って、そのまま市役所に地区条例や都市計画の確認に、
役所の担当者の方にとても丁寧に対応して頂き、気分良く次のアポに向かう事が出来ました。
夕方伺った全面リフォームのお客様先でもスムースな打ち合わせが出来てとても順調な一日となりました。
しかし、順調に思えるとき程、問題って起こるもの。
年明けから始まった海外での初めての工事は奇跡的とも思える程にうまく進んで昨日完成、オープンを迎えました。
しかしオープンした後決定的な施工のミスが露見してオープン早々大掛かりな手直し工事をしなければならないことになり、クライアントに大きなご負担を強いる事となってしまいました。
全て私の責任です。
好事、魔、多し。
一般的には、『好事魔多し、』とは順調にいってるときほど他からの邪魔が入りやすいという意味のようです。
今回、その邪魔というのは実は外部的な要因ではなくて自分の中にある問題ではないかと思いました。
なんとなく気になって引っかかってるものをきちんと片付けずに安易に見逃してしまうことが後々大きな問題に発展して結果的に自分の首を占める、それによってクライアントにも大きな迷惑をかけてしまう結果を招くことになるということ。
いつまでたっても相変わらず反省することばかりではありますが、人間万事塞翁が馬、きっちりとフォローしてもう一度信頼を取り返したいと思います。
それにしても、言葉の壁、習慣の壁、価値観の壁、常識の壁とはホントに大きいものです。
伝えたつもりが伝わっていない、判ってもらえていると思っている事が、常識の範囲外等々、人間本来のコミュニケーションの在り方をもう一度考え直す機会となりました。
好事、魔、多し。
いつも不安な気持ちを抱えているのではなく、リスクに対する真摯な態度を持って、アタリマエこのとをアタリマエに行なう心構えを持つ様にしたいともいます。
忙しいとき程、立ち止まって省みることでしょうか。